特許ウォッチ

公開番号2024043937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022149188
出願日2022-09-20
発明の名称洗濯機
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類D06F 39/14 20060101AFI20240326BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】槽内の視認性に優れた洗濯機を提供する。
【解決手段】洗濯機100は、槽3と、筐体1と、ドア4とを備える。槽3は、前方に向かって開口する。筐体1は、槽3を収容し、槽3の前方に位置する前面の第1開口131を有する。ドア4は、筐体に対して開口を開閉可能に取り付けられている。ドア4は、第1開口131が設けられた領域を含んで前面の少なくとも一部を覆う。ドア4は、透光部4aを有する。透光部4aは、第1開口131よりも下側から第1開口131よりも上側にまで至る。透光部4aは、可視光を透過させる。透過部4aの表面は、傾斜部4B10を含む。傾斜部は、槽3の少なくとも一部の開口方向の前方を覆うように位置する。傾斜部4B10は、上方に向かって後側に傾斜している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
前方に向かって開口する槽と、
前記槽を収容し、前記槽の前方に位置する前面を有する筐体と、
前記筐体に対して前記開口を開閉可能に取り付けられており、前記開口が設けられた領域を含んで前記前面の少なくとも一部を覆うドアと
を備え、
前記ドアは、前記開口よりも下側から前記開口よりも上側にまで至り、可視光を透過させる透過部を有し、
前記透過部の表面は、前記槽の少なくとも一部の開口方向の前方を覆うように位置し、上方に向かって後側に傾斜している傾斜部を含む、洗濯機。
続きを表示（約 750 文字）【請求項２】
前記槽は、前記開口を通過する回転軸周りに回転可能であり、
前記傾斜部は、前記回転軸と前記ドアの表面との交点よりも下方にまで至っている、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記ドアの表面は、前記傾斜部よりも下方に位置し、下方に向かって後側に傾斜する下方部を含む、請求項１または２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記傾斜部と前記下方部とが連続した曲面を構成している、請求項３に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記連続した曲面は、幅方向に曲率を有さず、高さ方向に曲率を有する、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項６】
上下方向において、前記連続した曲面の最も前方に位置している頂点と前記連続した曲面の上端との間の距離は、前記頂点と前記連続した曲面の下端との間の距離よりも長い、請求項３に記載の洗濯機。
【請求項７】
前記傾斜部と前記下方部とが１枚の透光板により構成されている、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項８】
前記ドアの表面は、前記傾斜部の上方に位置し、上方に向かって後側に傾斜する別の傾斜部をさらに含み、
側面視において、前記別の傾斜部の曲率半径が、前記傾斜部の曲率半径よりも短い、請求項１または２に記載の洗濯機。
【請求項９】
上下方向において、前記別の傾斜部は、前記別の傾斜部の曲率中心が前記別の傾斜部の下端よりも下方に位置するように設けられている、請求項８に記載の洗濯機。
【請求項１０】
前記別の傾斜部には、表示部および操作部のうちの少なくとも一方が設けられている、請求項９に記載の洗濯機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、筐体に回転槽が設けられた洗濯機の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１８／１３５０１９号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
洗濯機には、槽内の視認性を改善したいという要望がある。
【０００５】
本発明の一曲面は、槽内の視認性に優れた洗濯機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１の局面によれば、洗濯機は、槽と、筐体と、ドアとを備える。槽は、前方に向かって開口する。筐体は、槽を収容している。筐体は、槽の前方に位置する前面を有する。ドアは、筐体に対して開口を開閉可能に取り付けられている。ドアは、開口が設けられた領域を含んで前面の少なくとも一部を覆う。ドアは透光部を有する。透光部は、開口よりも下側から開口よりも上側にまで至る。透光部は、可視光を透過させる。透光部の表面は、傾斜部を含む。傾斜部は、槽の少なくとも一部の開口方向の前方を覆うように位置する。傾斜部は、上方に向かって後側に傾斜している。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、例えば、洗濯機の槽内の視認性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の第１実施形態に係る洗濯機の斜視図である。
第１実施形態の洗濯機の模式的断面図である。
第１実施形態の洗濯機の模式的側面図である。
第１実施形態に係る洗濯機の槽内の視認性や反射光の影響を説明するための説明図である。
参考例の洗濯機の反射光を示す説明図である。
第２実施形態に係るドアを示す側面図である。
第３実施形態に係るドアを示す側面図である。
第４実施形態に係るドアを示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の第１実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【００１０】
［実施形態１］
図１から図４を参照して、本発明の第１実施形態に係る洗濯機１００について説明する。図１は、第１実施形態に係る洗濯機１００の斜視図である。図２は、第１実施形態の洗濯機１００の模式的断面図である。図３は、第１実施形態の洗濯機の模式的断面図である。図４は、第１実施形態に係る洗濯機１００の槽内の視認性や反射光の影響を説明するための説明図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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