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公開番号2024040588
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145028
出願日2022-09-13
発明の名称洗濯ばさみ
出願人個人
代理人個人
主分類D06F 55/00 20060101AFI20240318BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】物干し竿に架けられた洗濯物を竿越しに挟持する機能と強風の際にハンガーが飛ばされないように、ハンガーを吊り下げることができる洗濯ばさみを提供する。
【解決手段】洗濯ばさみ1は、挟み片10と挟み片20を対とし、連結回動部2と2つのスプリング3により挟持部13と摘まみ部23が接近する。把握部12と把握部22を手で掴み、挟持部材11と挟持部材21を開いたのち、洗濯物を把握部13と把握部23で挟んで掴み洗濯物を固定する。挟持部材11が連結回動部2から挟持部13へ二股に分かれている構造に対し、挟持部材21が連結回動部2から挟持部23は1本の構造となる。把握部12には、貫通穴14が明けられており、本洗濯ばさみ1でハンがーを吊るす際は、挟持部材11と挟持部材21で物干し竿を掴み、貫通穴14にハンガーを掛けて吊るすこともできる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一対の挟み片を向かい合わせに対峙させ、その中間部分を連結用回動部として結合させ、一方に開閉操作用の把持部と、他方に挟持部を有し、両挟み片を弾圧部材で挟着面同士が近接する方向に付勢された洗濯ばさみであって、連結用回動部から挟持部への一対の挟み片が食い違うよう構成され、挟み片の開閉操作用の挟持部材、及び挟持部が当接しないことを特徴とした洗濯ばさみ。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記連結用回動部の近傍から前記挟持部の先端部に到るまでの挟持部材が、挟持する方向に略円弧形状に湾曲していることを特徴とした請求項1記載の洗濯ばさみ。
【請求項3】
前記弾圧部材を1ないし複数設けたことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の洗濯ばさみ。
【請求項4】
前記把持部の片方、或いは双方に貫通穴を設けたことを特徴とした請求項1、2または3のいずれか1項記載の洗濯ばさみ。
【請求項5】
前記挟持部材の挟持面側の先端に、挟持部を設けたことを特徴とした請求項1~4項のいずれか1項記載の洗濯ばさみ。
【請求項6】
前記挟持部の挟持面側において、挟着面同士が近接する方向に面取り加工を施したことを特徴とした請求項5記載の洗濯ばさみ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は物品、例えば洗濯物や物干し竿を挟持する洗濯ばさみに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
洗濯物をハンガー又は竿等に係止させる場合、一般に洗濯ばさみが使用される。洗濯ばさみは一対の挟み片を備え、挟み片の中間部分を連結回動部として結合、連結してある 。その挟み片の端部の片側は把握部に、反対側の端部は挟持部となっており、スプリングなどの力により挟持部が接近させてある。
そして、使用する際は、把握部を手で掴み、挟持部を開いたのち、洗濯物を挟持部に挟んで掴むことで洗濯物を固定する。
【0003】
しかしながら、洗濯物はその大きさ、布地の厚さなど千差万別であり、また、洗濯ばさみで洗濯物を挟んで掴む際も、単に洗濯物を掴むだけでなく、洗濯物をハンガーに固定したり、物干し竿に固定するために洗濯ばさみを使用したりもする。そのため、多くの種類の洗濯ばさみが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-160124
特開2005-103143
【0005】
この問題を解決するために、特許文献1に記された「洗濯ばさみ」が考案されている。これは一対の挟み片の挟持部先端から連結部手前までの凹型の溝部を設け、単に洗濯物を挟む機能だけでなく、この前記溝部にてハンガーの吊り下げ部を入れることで、ハンガーの吊り下げ位置を物干し竿に固定する機能を併せ持った洗濯ばさみとなっている。
【0006】
しかし特許文献1に記された「洗濯ばさみ」は、ハンガーを物干し竿に固定する機能を追加するため、挟み片の挟持部先端から連結部手前までと、広範囲にわたり大きな凹型の溝部を設けている。そのため挟み片の連結部から挟持部までの強度を確保する必要がありコスト高となる。
【0007】
また、特許文献2に記された「洗濯ばさみ」も考案されている。この洗濯ばさみは、開閉操作する把握部に対し、二股の挟持部を持ち、それぞれ別のスプリングで挟持部を開閉する洗濯ばさみとなっている。
これにより、物干し竿に架けられた洗濯物を竿越しに挟持する際にそれぞれ厚さが大きく異なる二つの洗濯ものを同時に掴むことができる機能を併せ持った洗濯ばさみとなっている。
【0008】
しかしながら特許文献2の「洗濯ばさみ」は、厚さが大きく異なる二つの洗濯ものを竿越しに挟持する機能のために、洗濯ばさみが大きく、使い辛いものとなっている。また、そもそも厚さが大きく異なる二つの洗濯物を同時に掴むケースもそれほど多いとは言えない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、物干し竿に架けられた洗濯物を竿越しに挟持する機能とともに、強風の際にハンガーが飛ばされないように、ハンガーを吊り下げることができること、更には、物干し竿だけでなく、物干し台の支柱や、ベランダの手すりなど垂直の支柱にハンガーを吊るして洗濯物を干すことができる洗濯ばさみを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述の課題を解決するため、請求項1及至請求項6の本発明の洗濯ばさみは、一対の挟み片の挟持部が、片方は二股に分かれ2本となっているのに対し、もう片方は1本のままで食い違っていて当接しない形態を基本の特徴とし、更に、回動部近傍から挟持部の先端部に到るまでの挟持部材が挟持する方向に円弧形状に湾曲している特徴と、一対の挟み片の開閉操作する把持部にハンガーを吊るす穴を明けたことを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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