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公開番号2024042942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022147871
出願日2022-09-16
発明の名称靴干し具
出願人株式会社サーパストレーディング
代理人個人,個人
主分類D06F 57/08 20060101AFI20240322BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】不使用時にコンパクトに保管できる靴干し具を提供する。
【解決手段】自立状態で利用され、靴を浮かせた状態で支持できる靴干し具1であって、基部2と、基部2の周囲を取り囲むように離間して配置されて靴Sを掛けることができる杆部材3A~3Dと、を備え、杆部材3A~3Dは上下方向の中央側が基部2に枢支されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自立状態で利用され、靴を浮かせた状態で支持できる靴干し具であって、
基部と、該基部の周囲を取り囲むように少なくとも3本離間して配置されて靴を掛けることができる杆部材と、を備え、
前記杆部材は、上下方向の中央側が前記基部に枢支されていることを特徴とする靴干し具。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記基部は、平面視で正多角形を成し、各側面に平行に前記杆部材が枢着されていることを特徴とする請求項1に記載の靴干し具。
【請求項3】
前記基部は長尺であり、長手方向の上端部が少なくとも前記杆部材の上端部まで伸びていることを特徴とする請求項1に記載の靴干し具。
【請求項4】
前記基部の長手方向の上端部には、フック部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の靴干し具。
【請求項5】
前記杆部材は4本であり、前記基部を挟んで対向する2組のうち一方の組の前記杆部材は、前記基部の幅寸法よりも小さい幅寸法で形成され、他方の組の前記杆部材は、前記基部の幅寸法よりも大きい幅寸法の幅広部を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の靴干し具。
【請求項6】
前記他方の組の前記杆部材は、棒状部と該棒状部の上端に水平方向に回転可能に接続された先端部とを有しており、前記先端部は二股構造であることを特徴とする請求項5に記載の靴干し具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自立状態で利用され、浮かせた状態で靴を支持できる靴干し具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、洗濯後等の濡れた運動靴や、ウォータースポーツ後の濡れたブーツなどを乾燥させる目的で利用される靴干し具がある。このような靴干し具としては、物干し竿等に掛けるハンガータイプのものが広く知られている(特許文献1参照。)。特許文献1に記載の靴干し具は、物干し竿等に掛けるフックと、上方に延出する2本のアーム状の部材とを有し、これらアーム状の部材を靴の内側に差し込むことで、靴の内側に風を入れ易くし、かつ靴の履き口が下を向いて内部の水気が外に出やすくなっている。このようなハンガータイプのものは、日当たりがよい場所や風通しのよい場所を選んで靴干し具を掛けることができる反面、フックを掛ける対象物がない場所での利用はできない。
【0003】
対して、地面や床面に自立する靴干し具がある(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2に記載の靴干し具は、地面や床面に自立する平面視略十字の支持台と、支持台から上方に起立する支柱と、支柱の周囲に固定されて上方に延出する靴掛とを備え、靴掛に靴の内側に差し込む態様となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
公開実用新案昭59-157670号公報(第3頁、第1図)
特開平4-15094号公報(第2頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献2のような靴干し具は、地面や床面に自立させるため、フックを掛ける対象物がない場所でも使用できる。また、靴がそれぞれ支持される靴掛が支柱に対して放射状に延びており、靴同士が離間して風通しがよくなっており、効果的に乾燥させることができる。このような靴干し具は、不使用時には通行の邪魔になり易いため、邪魔にならない場所に収納し保管することが好ましいが、上述したように放射状に延びる靴掛を有していることから、靴干し具を安定させて自立させるために、支持台は堅牢な平面視略十字の構造となっており、保管に大きなスペースを要するという問題があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、不使用時にコンパクトに保管できる靴干し具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の靴干し具は、
自立状態で利用され、靴を浮かせた状態で支持できる靴干し具であって、
基部と、該基部の周囲を取り囲むように少なくとも3本離間して配置されて靴を掛けることができる杆部材と、を備え、
前記杆部材は、上下方向の中央側が前記基部に枢支されていることを特徴としている。
この特徴によれば、杆部材をそれぞれ基部に対して同じ方向に傾斜させた状態とすることで、これら杆部材は下端部が互いに離間し、これら下端部が床面や地面に対して接地する脚となる。そして、これら杆部材はそれぞれ傾斜方向に隣接する杆部材の上方に凭れてそれ以上の傾動が規制されるようになり、互いの上端部を十分に離間させて展開でき、各杆部材に支持させた靴を効果的に乾かすことができる。また、杆部材を平行に揃えるようにして収束させることで、靴干し具をスリムな棒状に変形でき、不使用時にコンパクトに保管でき、かつ携帯性に優れる。
【0008】
前記基部は、平面視で正多角形を成し、各側面に平行に前記杆部材が枢着されていることを特徴としている。
この特徴によれば、杆部材が基部の周囲に等配できるとともに、基部と杆部材とを平行に対向させることで接触可能面積を確保し、杆部材と基部との枢着箇所にかかる応力を分散して破損を防ぐことができる。
【0009】
前記基部は長尺であり、長手方向の上端部が少なくとも前記杆部材の上端部まで伸びていることを特徴としている。
この特徴によれば、基部の上端部を把持して杆部材の展開や収束を行いやすい。
【0010】
前記基部の長手方向の上端部には、フック部が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、床面に自立させる以外にも、物干し竿等にフック部で吊支させた状態でも靴を掛け乾燥させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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