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公開番号2024043725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-02
出願番号2022148880
出願日2022-09-20
発明の名称衣類処理装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/00 20240101AFI20240326BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】加速度センサから入力される信号に生じるノイズを低減した衣類処理装置を提供する。
【解決手段】衣類処理装置は、水槽と、前記水槽の上側に設けられ前記水槽の振動を検出して出力信号を出力する加速度センサと、前記加速度センサの上方に設けられ、前記出力信号を受信する回路基板と、前記加速度センサと前記回路基板との間に設けられた金属板と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
水槽と
前記水槽の上側に設けられ前記水槽の振動を検出して出力信号を出力する加速度センサと、
前記加速度センサの上方に設けられ、前記出力信号を受信する回路基板と、
前記加速度センサと前記回路基板との間に設けられた金属板と、を備える衣類処理装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記回路基板は、前記加速度センサと向かい合う面を有し、
前記金属板は、前記面を覆っている、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
前記水槽の側方の外側を取り囲む金属製の筐体と、
前記水槽の内側に設けられた金属製の回転槽と、を含み、
前記加速度センサは、前記金属板、前記筐体及び前記回転槽によって囲まれる、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
前記回転槽を回転させるモーターと、前記モーターに電気を供給する電源部と、を備え、
前記電源部は前記回転槽の下方に配置されている、請求項3に記載の衣類処理装置。
【請求項5】
前記回路基板を内部に収容する金属箱を備える、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項6】
前記金属板は、前記金属箱の前記加速度センサと向かい合う面の板部材である、請求項5に記載の衣類処理装置。
【請求項7】
前記加速度センサと前記回路基板とを接続する第1配線を備え、
前記第1配線は、前記金属板の端を回り込んで、前記回路基板の直下に配線されている、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項8】
前記出力信号は、デジタル信号である、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項9】
前記水槽の内側面の上部に設けられ、前記水槽の内部に光を照射するLEDユニットを備え、
前記LEDユニットは、
第1面にLED素子が実装されたLED基板と、
前記第1面を下向きにして前記LED基板を固定するための支持部と、
前記LED基板と前記回路基板とを接続する第2配線と、
前記支持部の一部に設けられ、前記第2配線を載せるための上面部を有するガイド部と、を有し、
前記第2配線が通る経路上において前記ガイド部の前記上面部の一部が高くなっている、請求項1に記載の衣類処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、衣類処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
衣類処理装置として、特許文献1には、加速度センサを備えた洗濯機が開示されている。加速度センサは、洗濯機の水槽の外周部において、筐体上部の右側に臨む部位に配置されている。加速度センサは、筐体の上部に配された制御ユニット内の制御装置に接続されている。制御装置は、加速度センサの出力に基づいて、脱水動作時において、水槽の内部の回転槽の回転によって生じる水槽の振幅値を検出し、例えば、水槽の振幅値が所定の設定値よりも大きい場合には、回転槽を回転させている洗濯モーターを減速または停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-28421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
衣類処理装置を正確に制御するためには、加速度センサの検出が正常に行われることが必要である。しかしながら、衣類処理装置には、洗濯モーターを動作させるための出力の大きい電源、外部から印加される静電気など、電気的なノイズを発生させるノイズ発生源が存在する。それらのノイズ発生源によって、加速度センサから制御装置に入力される信号にノイズが生じた場合、例えば、実際には水槽の振幅値が所定の設定値の範囲内であっても、範囲外であると誤検知をして、洗濯モーターを減速または停止させてしまう。それによって、脱水時間が延びたり、脱水動作が中止されたりしてしまう可能性がある。
【0005】
また、加速度センサと制御装置とを接続する配線におけるノイズ対策としては、配線に被覆が厚く芯線の太いリード線を用いたり、加速度センサと制御装置との間にノイズフィルタを介在させたりする方法がある。しかしながら、それらの対策は、部品の追加によってコストアップになり、また、配線が太くなることによって衣類処理装置の内部での配線の取り回しが難しくなる。
【0006】
本開示は、洗濯機の内部に設けられた加速度センサから制御装置に入力される信号にノイズが発生する可能性を低減した、衣類処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る衣類処理装置は、水槽と、水槽の上側に設けられ水槽の振動を検出して出力信号を出力する加速度センサと、加速度センサの上方に設けられ、出力信号を受信する回路基板と、加速度センサと回路基板との間に設けられた金属板と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る、ドアを閉じた状態の衣類処理装置の斜視図である。
実施形態1に係る、ドアを開いた状態の衣類処理装置の斜視図である。
実施形態1に係る、ドア、上面部、前面部のカバー部材を外した状態の衣類処理装置の斜視図である。
実施形態1に係る、ドア、上面部、前面部のカバー部材、右側の側面部を外した状態で衣類処理装置を右側から見た側面図である。
図4において、衣類処理装置の上部付近を右斜め後方の視点から見た概略図である。
実施形態1の制御装置における、図3のVI-VI断面の断面図である。
実施形態2に係る、衣類処理装置のLEDユニット付近の概略図である。
実施形態2に係る、LEDユニットの斜視図である。
図8のIX-IX断面における断面の斜視図である。
図8のIX-IX断面における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
<衣類処理装置>
図1及び図2を参照し、衣類処理装置100の全体構成を説明する。図1は、ドア110が閉じられた状態での衣類処理装置100の斜視図である。図2は、ドア110が開けられた状態での衣類処理装置100の斜視図である。以下の説明では、図1の左下側、右上側、左上側、右下側、上側、下側を、それぞれ、衣類処理装置100の前側、後側、左側、右側、上側、下側とする。
(【0011】以降は省略されています)

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