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公開番号2024053453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159751
出願日2022-10-03
発明の名称製造方法および塑性加工方法
出願人学校法人国士舘
代理人個人
主分類D06M 11/05 20060101AFI20240408BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】繊維と氷とを含む充填材において、圧縮強さを良好にする。
【解決手段】製造方法は、塑性加工の対象となる被加工材の空隙に充填する充填材を製造する方法であって、繊維と氷とを圧密することで充填材を製造する工程を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
塑性加工の対象となる被加工材の空隙に充填する充填材を製造する方法であって、
繊維と氷とを圧密することで充填材を製造する工程を含む
製造方法。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記工程では、水を保持させて凍結した繊維を圧密することで、前記充填材を製造する
請求項1の製造方法。
【請求項3】
前記工程では、前記凍結した繊維と、氷片とを圧密することで、前記充填材を製造する
請求項2の製造方法。
【請求項4】
前記工程では、氷点下以下まで冷却した繊維と、氷片とを圧密することで、前記充填材を製造する
請求項1の製造方法。
【請求項5】
前記工程では、前記被加工材の空隙に充填された前記氷と前記繊維とを圧密することで、前記充填材が製造される
請求項1の製造方法。
【請求項6】
被加工材を塑性加工する方法であって、
繊維と氷とが圧密された充填材が、被加工材の空隙に充填された状態で、当該被加工材を塑性変形する工程を含む
塑性加工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塑性加工に用いられる充填材の製造方法および当該充填材を用いて塑性加工する塑性加工方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
被加工材を所定の形状に塑性変形する各種の塑性加工方法が従来から提案されている。例えば被加工材(例えば管状の被加工材)の内側の空隙に充填材を充填した後に、被加工材を各種の加工(例えば、押し出し加工、曲げ加工および引き抜き加工など)により塑性変形させる塑性加工方法が知られている。そして、被加工材を塑性変形させた後に、被加工材の空隙に充填していた充填材を除去する。
【0003】
充填材は、被加工材の不正な変形を抑制するために用いられ、被加工材の変形に耐え得る強度と延性とが必要になる。充填材としては、例えば金属(例えば鉛や低融点金属)が用いられていた。しかし、金属中に有害物質(例えば鉛やカドミウム)が含有されることが環境面からも問題であった。したがって、近年は、以上のような塑性加工方法は用いられにくいという事情があった。
【0004】
以上の事情から、塑性加工方法において金属以外の充填材が望まれていた。そこで、例えば、特許文献1には、金属に代えて繊維強化氷を加工部材の空隙に充填する技術が開示されている。繊維強化氷は、水と繊維とを混合したスラリーを凍結させた氷である。具体的には、被加工材の空隙にスラリーを充填した後に、氷点下の温度でおいて冷却することで、当該空隙に繊維強化氷が充填された状態にする。そして、被加工材の空隙に繊維強化氷が充填された状態で、当該被加工材を塑性変形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許6837655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1の技術では、水と繊維とを含むスラリーを調整する際に繊維を均一に混合することが難しい場合があった。繊維を均一に混合することが難しい原因としては、(1)水の比重と繊維の比重とが相違すること、(2)繊維濃度が高くなると、水と繊維とを撹拌する際に抵抗が高くなること、および、(3)繊維同士が絡みつきやすいことである。そして、繊維が均一に混合されないと、繊維強化氷の圧縮強さが低下する恐れがあった。以上の事情を考慮して、本発明では、繊維と氷とを含む充填材において、圧縮強さを良好にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
[1]本発明に係る製造方法は、塑性加工の対象となる被加工材の空隙に充填する充填材を製造する方法であって、繊維と氷とを圧密することで充填材を製造する工程を含む。
【0008】
[2]前記工程では、水を保持させて凍結した繊維を圧密することで、前記充填材を製造する[1]の製造方法。
【0009】
[3]前記工程では、前記凍結した繊維と、氷片とを圧密することで、前記充填材を製造する[2]の製造方法。
【0010】
[4]前記工程では、氷点下以下まで冷却した繊維と、氷片とを圧密することで、前記充填材を製造する[1]の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)

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