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公開番号2024043255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148339
出願日2022-09-16
発明の名称法面の自動配置装置及び法面の自動配置プログラム
出願人株式会社 三英技研
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類E01C 1/00 20060101AFI20240322BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】法面を矛盾なく自動配置可能にする。
【解決手段】法面の自動配置装置1は、道路の中心線形、縦断勾配、横断勾配及び道路幅員の入力を受け付ける入力部10aと、中心線形、縦断勾配、横断勾配及び道路幅員に基づいて3次元道路路面モデルを生成するモデル生成部10bと、中心線形に基づいて道路構造を判定する道路構造判定部10cと、道路構造判定部10cにより判定された道路構造に応じた3次元形状の法面を自動配置する法面配置部10dとを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
3次元道路路面モデル上で法面を自動配置する法面の自動配置装置において、
道路の中心線形、縦断勾配、横断勾配及び道路幅員の入力を受け付ける入力部と、
前記入力部により入力された前記中心線形、前記縦断勾配、前記横断勾配及び前記道路幅員に基づいて、前記3次元道路路面モデルを生成するモデル生成部と、
前記入力部により入力された前記中心線形に基づいて道路構造を判定する道路構造判定部と、
前記道路構造判定部により判定された道路構造に応じた3次元形状の法面を自動配置する法面配置部とを備えていることを特徴とする法面の自動配置装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の法面の自動配置装置において、
前記入力部は、複数の道路の各々の中心線形の入力を受け付けるように構成され、
前記モデル生成部は、前記入力部により入力された複数の前記中心線形、前記縦断勾配、前記横断勾配及び前記道路幅員に基づいて、前記3次元道路路面モデルを生成するように構成され、
前記道路構造判定部は、前記入力部により入力された複数の前記中心線形に基づいて道路構造を判定するように構成されていることを特徴とする法面の自動配置装置。
【請求項3】
請求項2に記載の法面の自動配置装置において、
前記道路構造判定部は、前記道路構造が並走路線であるか否かを前記中心線形に基づいて判定するように構成されていることを特徴とする法面の自動配置装置。
【請求項4】
請求項2に記載の法面の自動配置装置において、
前記道路構造判定部は、前記道路構造が交差路線であるか否かを前記中心線形に基づいて判定するように構成されていることを特徴とする法面の自動配置装置。
【請求項5】
請求項1に記載の法面の自動配置装置において、
前記道路構造判定部は、前記道路構造が単独路線であるか否かを前記中心線形に基づいて判定するように構成されていることを特徴とする法面の自動配置装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1つに記載の法面の自動配置装置において、
前記法面配置部により配置された複数の法面の3次元交差線を計算する計算部を備えていることを特徴とする法面の自動配置装置。
【請求項7】
3次元道路路面モデル上で法面を自動配置する法面の自動配置プログラムにおいて、
道路の中心線形、縦断勾配、横断勾配及び道路幅員の入力を受け付ける入力工程と、
前記入力工程で入力した前記中心線形、前記縦断勾配、前記横断勾配及び前記道路幅員に基づいて、前記3次元道路路面モデルを生成するモデル生成工程と、
前記入力工程で入力した前記中心線形に基づいて道路構造を判定する道路構造判定工程と、
前記道路構造判定工程で判定した道路構造に応じた3次元形状の法面を自動配置する法面配置工程とをコンピュータに実行させることを特徴とする法面の自動配置プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば道路設計などに用いられる法面の自動配置装置及び法面の自動配置プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、様々な分野で3次元CADシステムが導入されて設計業務が行われている。道路設計の分野でも3次元CADシステムが導入されており、例えば特許文献1には、3次元道路路面モデルに擁壁モデルを自動配置するための擁壁の自動配置装置が開示されており、また、特許文献2には、3次元道路路面モデル上で擁壁に対する安定性の照査のための処理を実行する擁壁の安定性照査装置が開示されている。
【0003】
特許文献1の自動配置装置は、3次元道路路面モデル上のセンターラインと法面との距離に基づいて擁壁の配置区間を特定し、特定された配置区間を対象として、擁壁を配置するための基準線を設定し、配置候補とする擁壁形状を基準線に合わせて配置してから擁壁高の調整を自動で実行可能に構成されている。
【0004】
特許文献2の安定性照査装置は、3次元道路路面モデル上で安定性照査対象とする擁壁の選択を受け付けた後、対象の擁壁の安定性照査処理を実行し、安定性照査の結果に基づいて、3次元道路路面モデル上で擁壁の色を変更可能に構成されている。
【0005】
従来の2次元の道路設計で擁壁を計算する場合、擁壁の端部位置や高さの計算を、道路中心線形、縦断勾配、横断勾配、幅員構成によって求めた道路路肩の高さ、地盤高などの情報を元に2次元の平面、横断面から求めていた。よって擁壁の端部位置や高さに矛盾点が生じたりして正確に求める事が難しく、設計図面としての間違いもあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6848038号公報
特許第6848031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、近年の道路設計の3次元モデル化では既存技術である2次元図面をそのまま3次元モデル化するため整合が取れていない箇所が散見される。すなわち、2次元の横断面を指定ピッチ(例えば5mピッチや1mピッチ)で作成し、作成した各横断面を接続して3次元モデルを作成することが土木の業界では一般的であるが、作成される横断面は指定ピッチごとであるため、指定ピッチ間の横断面は生成されない。
【0008】
このことを前提として、3次元CADシステムで法面の3次元モデルを作成しようとした場合、既存の横断面がある測点のみで3次元モデルを生成すると、指定ピッチ以外の部分では法面の小段などを考慮した計算が不可能であるため、法面の形状に必ず矛盾が生じ、成果品として成り立たないと言う課題がある。
【0009】
特に、法面は道路設計での根幹構造であり、法面の配置は、擁壁の要否や排水構造物の設計など多方面に影響をおよぼすものである。
【0010】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、法面を矛盾なく自動配置可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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