TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024043163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-29
出願番号2022148191
出願日2022-09-16
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H10B 43/27 20230101AFI20240322BHJP()
要約【課題】半導体記憶装置の歩留まりの低下を抑制する。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、基板を含む第1チップ1-1と、Z方向に第1チップ1-1と並び、第1チップ1-1に接する第2チップ1-2と、を備え、第2チップ1-2は、Z方向に互いに離れて並ぶ複数の第1配線層、及びZ方向に延伸するメモリピラーMP、を有するメモリセルアレイ10を含み、第1チップ1-1及び第2チップ1-2の境界領域に設けられる複数の第1接続パッド39-1~39-3と、各々がZ方向に延伸し、複数の第1接続パッド39-1~39-3と接する複数の第1コンタクト38-1~38-3と、複数の第1コンタクト38-1~38-3と交差する第1絶縁体層58と、基板に平行な面内に複数の第1コンタクト38-1~38-3以外に第1絶縁体層58と並んで設けられ、かつ第1絶縁体層58と異なるストレスを有する第1部材BEと、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
基板を含む第1チップと、
前記基板の上面に垂直な第1方向に前記第1チップと並び、前記第1チップに接する第2チップと、
を備え、
前記第2チップは、
前記第1方向に互いに離れて並ぶ複数の第1配線層、及び前記複数の第1配線層を貫通し、前記第1方向に延伸するメモリピラー、を有するメモリセルアレイ、
を含み、
前記第1チップ及び前記第2チップの境界領域に設けられる複数の第1接続パッドと、
各々が前記第1方向に延伸し、前記複数の第1接続パッドと接する複数の第1コンタクトと、
前記複数の第1コンタクトと交差する第1絶縁体層と、
前記基板に平行な面内に前記複数の第1コンタクト以外に前記第1絶縁体層と並んで設けられ、かつ前記第1絶縁体層と異なるストレスを有する第1部材と、
を含む、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1チップ及び前記第2チップの境界領域に設けられる複数の第2接続パッド、
をさらに備え、
前記複数の第1接続パッドは、前記第1チップに設けられ、前記複数の第2接続パッドは、前記第2チップに設けられ、かつ前記複数の第1接続パッドの上面が、前記複数の第2接続パッドの下面と接し、
前記複数の第1コンタクトは、前記複数の第1接続パッドの下面に接する、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記第1チップ及び前記第2チップの境界領域に設けられる複数の第2接続パッド、
をさらに備え、
前記複数の第1接続パッドは、前記第2チップに設けられ、前記複数の第2接続パッドは、前記第1チップに設けられ、かつ前記複数の第1接続パッドの下面が、前記複数の第2接続パッドの上面と接し、
前記複数の第1コンタクトは、前記複数の第1接続パッドの上面に接する、
請求項1記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1部材は、前記第1方向に見て、前記メモリセルアレイが設けられる領域と重なる部分を有する、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1部材は、前記第1絶縁体層よりも高い圧縮ストレスを有する、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記第1部材は、引張りストレスを有する、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記第1絶縁体層は、酸化シリコンを含む、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
基板を含む第1チップと、
前記基板の上面に垂直な第1方向に前記第1チップと並び、前記第1チップに接する第2チップと、
を備え、
前記第2チップは、
前記第1方向に互いに離れて並ぶ複数の第1配線層、及び前記複数の第1配線層を貫通し、前記第1方向に延伸するメモリピラー、を有するメモリセルアレイ
を含み、
前記第1方向における前記基板と前記メモリセルアレイとの間で前記第1方向に延伸し、かつ前記第1チップと前記第2チップを電気的に接続する複数の第1コンタクトと、
前記複数の第1コンタクトと交差する第1絶縁体層と、
各々が前記基板に平行な面内に前記第1絶縁体層と並んで設けられ、前記基板に平行な第2方向に延伸し、前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に互いに離れて並ぶ複数の第1部材と、ここで、前記複数の第1部材は、前記第1絶縁体層と異なるストレスを有する、
を含む、
半導体記憶装置。
【請求項9】
前記複数の第1配線層の各々は、前記第2方向に延伸する、
請求項8記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記メモリセルアレイは、
前記第2方向に延伸し、前記メモリピラーの前記第1方向における一端に接続される第2配線層
を含み、
前記複数の第1配線層の各々は、前記第3方向に延伸する、
請求項8記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
データを不揮発に記憶することが可能な半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られる。NAND型フラッシュメモリにおいては、高集積化及び大容量化のために3次元のメモリ構造が採用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-150147号公報
特開2021-028950号公報
特開2020-150218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体記憶装置の歩留まりの低下を抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体記憶装置は、基板を含む第1チップと、上記基板の上面に垂直な第1方向に上記第1チップと並び、上記第1チップに接する第2チップと、を備え、上記第2チップは、上記第1方向に互いに離れて並ぶ複数の第1配線層、及び上記複数の第1配線層を貫通し、上記第1方向に延伸するメモリピラー、を有するメモリセルアレイ、を含み、上記第1チップ及び上記第2チップの境界領域に設けられる複数の第1接続パッドと、各々が上記第1方向に延伸し、上記複数の第1接続パッドと接する複数の第1コンタクトと、上記複数の第1コンタクトと交差する第1絶縁体層と、上記基板に平行な面内に上記複数の第1コンタクト以外に上記第1絶縁体層と並んで設けられ、かつ上記第1絶縁体層と異なるストレスを有する第1部材と、を含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの断面構造の一例を示す断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置のXZ平面における断面構造の一例を示す断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置のXY平面における断面構造の一例を示す、図4のZ方向に沿ったV-V線と同等の高さにおける半導体記憶装置の断面図。
実施形態に係る接続パッドの断面構造の一例を示す断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための上面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
第1変形例に係る半導体記憶装置のXZ平面における断面構造の一例を示す断面図。
第1変形例に係る半導体記憶装置のXY平面における断面構造の一例を示す、図19のZ方向に沿ったXX-XX線と同等の高さにおける半導体記憶装置の断面図。
第2変形例に係る半導体記憶装置のXY平面における断面構造の一例を示す断面図。
第3変形例に係る半導体記憶装置のXZ平面における断面構造の一例を示す断面図。
第3変形例に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの製造方法の一例を説明するための断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面の寸法及び比率は、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。また、同様の構成を有する要素同士を特に区別する場合、同一符号の末尾に、互いに異なる文字又は数字を付加する場合がある。
【0008】
1 実施形態
以下に、実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。
【0009】
1.1 構成
実施形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。
【0010】
1.1.1 メモリシステム
まず、メモリシステムの構成例について、図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社東芝
半導体装置
18日前
マグネデザイン株式会社
GSR素子の製造方法
3日前
TDK株式会社
磁気抵抗効果素子
23日前
多摩川精機株式会社
電力消費装置
17日前
住友電気工業株式会社
光センサ
10日前
キヤノン株式会社
光電変換素子
1日前
京セラ株式会社
圧電素子
8日前
住友電気工業株式会社
光センサ
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置の作製方法、表示装置
15日前
キオクシア株式会社
不揮発性半導体メモリ
17日前
兵庫県公立大学法人
ペロブスカイト太陽電池
15日前
国立大学法人東北大学
発電用複合材料および発電用複合材料の製造方法
17日前
キオクシア株式会社
半導体装置およびその製造方法
10日前
保土谷化学工業株式会社
化合物、正孔輸送材料、およびそれを用いた光電変換素子
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置、半導体装置の作製方法、及び電子機器
22日前
富士フイルム株式会社
圧電素子及びアクチュエータ
22日前
富士フイルム株式会社
圧電素子及びアクチュエータ
22日前
富士フイルム株式会社
圧電素子及びアクチュエータ
22日前
富士フイルム株式会社
圧電素子及びアクチュエータ
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
2日前
パイオニア株式会社
発光装置
23日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光素子
21日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
10日前
三菱ケミカル株式会社
有機光電変換素子の製造方法及び有機光電変換素子
16日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
14日前
セイコーエプソン株式会社
圧電基板、圧電素子および圧電素子応用デバイス
18日前
株式会社半導体エネルギー研究所
正孔輸送材料
14日前
出光興産株式会社
有機エレクトロルミネッセンス素子及び電子機器
22日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
21日前
株式会社豊田中央研究所
電圧整合タンデム太陽電池モジュール
8日前
エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
発光表示装置
1日前
出光興産株式会社
有機エレクトロルミネッセンス素子及び電子機器
9日前
出光興産株式会社
有機エレクトロルミネッセンス素子及び電子機器
9日前
三菱ケミカル株式会社
トリアリールアミン化合物、並びに組成物及び発電デバイス
17日前
住友電気工業株式会社
熱電変換材料、熱電変換素子および熱電変換モジュール
8日前
続きを見る