TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024042382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-28
出願番号2022147058
出願日2022-09-15
発明の名称燃焼対象物保持装置
出願人学校法人日本大学,出光興産株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F02P 17/00 20060101AFI20240321BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】シリンダ内のおける燃焼対象物の配置の自由度を向上可能な燃焼対象物保持装置を提供する。
【解決手段】リング2と、両方の端部がリング2に固定されると端部同士の間の途中部位3bがリング2から離れた状態で張られ、途中部位3bに燃焼対象物を保持可能な線材3とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基部と、
両方の端部が前記基部に固定されると共に前記端部同士の間の途中部位が前記基部から離れた状態で張られ、前記途中部位に燃焼対象物を保持可能な線材と
を備える
ことを特徴とする燃焼対象物保持装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記線材の前記途中部位に固定されると共に前記燃焼対象物が付着可能な保持体を備え、
前記線材の前記途中部位は、前記保持体を介して、前記燃焼対象物を保持する
ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項3】
互いに交差する複数の前記線材を備え、
前記線材同士の交差箇所に各々の前記線材に固定された前記保持体を備える
ことを特徴とする請求項2に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項4】
前記保持体は、耐熱性無機接着剤からなることを特徴とする請求項2または3に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項5】
前記保持体は、球形であることを特徴とする請求項2または3に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項6】
前記基部は、円環状に形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項7】
前記基部は、周方向に配列された複数の溝部を有することを特徴とする請求項6に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項8】
前記溝部は、5箇所以上設けられていることを特徴とする請求項7に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項9】
前記線材は、炭化ケイ素ファイバであることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の燃焼対象物保持装置。
【請求項10】
前記線材の前記端部を前記基部に固定する固定部を備え、
前記固定部は、
前記端部を前記基部に接着すると共に有機系接着剤からなる内側部と、
前記内側部を覆うと共に無機系接着剤からなる外側部と
を有する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の燃焼対象物保持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼対象物保持装置に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、内燃機関のノック発生点火時期推定装置及び方法が開示されている。特許文献1においては、ノックモデルを用いてシミュレーションを行うことで、ノック発生点火時期を予測する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-95553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、内燃機関においては、ノッキングと同様に過早着火が問題となる。シリンダ内で潤滑油そのものや潤滑油由来のデポジットが着火することが、この過早着火の原因の1つとして考えられている。このような潤滑油やデポジットのシリンダ内部での着火の様子を、カメラを用いて撮像することは、過早着火の発生状況を把握するために有効である。例えば、急速圧縮装置では、シリンダの内部に潤滑油やデポジット等の燃焼対象物を配置し、シリンダ内部の気体をピストンで圧縮することで過早着火の様子を撮像できる。ところが、このような急速圧縮装置等を用いた実験では、燃焼対象物をシリンダ内の任意の位置に燃焼対象物を配置することが困難であった。このため、例えば燃焼対象物をシリンダの内壁面に付着して配置せざるを得なかった。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、シリンダ内のおける燃焼対象物の配置の自由度を向上可能な燃焼対象物保持装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の第1の態様は、基部と、両方の端部が上記基部に固定されると共に上記端部同士の間の途中部位が上記基部から離れた状態で張られ、上記途中部位に燃焼対象物を保持可能な線材とを備えるという構成を採用する。
【0008】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様において、上記線材の上記途中部位に固定されると共に上記燃焼対象物が付着可能な保持体を備え、上記線材の上記途中部位が、上記保持体を介して、上記燃焼対象物を保持するという構成を採用する。
【0009】
本発明の第3の態様は、上記第2の態様において、互いに交差する複数の上記線材を備え、上記線材同士の交差箇所に各々の上記線材に固定された上記保持体を備えるという構成を採用する。
【0010】
本発明の第4の態様は、上記第2または第2の態様において、上記保持体が、耐熱性無機接着剤からなるという構成を採用する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社クボタ
エンジン
12日前
個人
増設・ロータリーエンジン
22日前
個人
水素バーナー発電機及び発電システム
2日前
本田技研工業株式会社
内燃機関
16日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
4日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
2日前
株式会社アイシン
内燃機関
17日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の冷却構造
18日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
16日前
日本製鉄株式会社
クランク軸
16日前
本田技研工業株式会社
車両
17日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関制御装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の点火時期制御装置
22日前
本田技研工業株式会社
鞍乗型車両の排気装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の点火時期制御装置
16日前
日立建機株式会社
運搬車両の管理システム
9日前
本田技研工業株式会社
内燃機関の失火判定装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の停止システム
4日前
本田技研工業株式会社
内燃機関の燃料供給装置
19日前
株式会社ミクニ
バルブ装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の停止システム
12日前
株式会社セイブ・ザ・プラネット
内燃機関の制御方法
4日前
株式会社ミクニ
バルブ装置
9日前
株式会社筑水キャニコム
斜面除草車両
16日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
22日前
本田技研工業株式会社
燃料供給装置
16日前
本田技研工業株式会社
燃料供給装置
16日前
愛三工業株式会社
弁システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
オイル回収構造
11日前
株式会社SUBARU
ピストン
17日前
株式会社SUBARU
エンジン
17日前
愛三工業株式会社
弁装置
3日前
本田技研工業株式会社
内燃機関システム
2日前
続きを見る