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公開番号2024039968
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144747
出願日2022-09-12
発明の名称エンジンおよび車両
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人太田特許事務所
主分類F02F 1/24 20060101AFI20240315BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】路上など専用の設備が不足した場所でも容易にメンテナンスを行うことが可能なエンジン及びこのエンジンを備えた車両を提供する。
【解決手段】本開示の一形態におけるエンジンは、シリンダ上部をカバーするロッカカバーがシリンダ上部部材に締結されたエンジンにおいて、前記シリンダ上部部材の端部に設けられた底面支持部と、前記底面支持部に対して旋回支点で旋回可能に支持されると共に、前記ロッカカバーの底面および側面の一部少なくとも支持する旋回支持部と、を含み、前記ロッカカバーが前記旋回支持部で支持されて旋回することで前記ロッカカバーと前記シリンダ上部部材との互いの対向面が重ねられる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
シリンダ上部をカバーするロッカカバーがシリンダ上部部材に締結されたエンジンにおいて、
前記シリンダ上部部材の端部に設けられた底面支持部と、
前記底面支持部に対して旋回支点で旋回可能に支持されると共に、前記ロッカカバーの底面および側面の一部少なくとも支持する旋回支持部と、を含み、
前記ロッカカバーが前記旋回支持部で支持されて旋回することで前記ロッカカバーと前記シリンダ上部部材との互いの対向面が重ねられる、
エンジン。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記ロッカカバーと前記シリンダ上部部材との間に介在するロッカカバーガスケットをさらに含み、
前記ロッカカバーガスケットが介在した状態で前記ロッカカバーと前記シリンダ上部部材との互いの対向面が重ねられて固定される、
請求項1に記載のエンジン。
【請求項3】
前記底面支持部は、
前記シリンダ上部部材の鉛直下端から外側へ向かって延在する底面板と、
前記旋回支持部が旋回可能に当該旋回支持部と連結される旋回支点部と、
を含んで構成されてなる、
請求項1に記載のエンジン。
【請求項4】
前記旋回支持部は、
前記ロッカカバーが内側面に接触可能な長辺部と、
前記底面板に形成された収容空間に収容可能な短辺部と、
を備えたL字型板材で構成されてなる、
請求項3に記載のエンジン。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載のエンジンを備えた車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば水平対向型のエンジンとこのエンジンを搭載する車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載されるエンジンは、吸気ポートを開閉する吸気バルブと排気ポートを開閉する排気バルブとがそれぞれ設けられたシリンダヘッドを具備する。シリンダヘッドは、カムシャフトやロッカーアームを含む公知の動弁機構を備える。このカムシャフトが回転駆動されることで、上記した吸気バルブや排気バルブが開閉制御される。
【0003】
ここで、例えば特許文献1に例示する水平対向型のエンジン(以下、「水平対向エンジン」とも称する)においては、上記したカムシャフトはカムキャリアに保持されるとともに、このカムキャリアは車幅方向の両端部がロッカカバーで覆われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-138277号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したとおり、水平対向エンジンではクランクシャフトを中心として左右両側にそれぞれシリンダブロックが配置される。従って水平対向エンジンでは、車体(フロントインサイドパネルなど)とロッカカバーとのクリアランスが非常に狭くなり、例えば路上など工場外でのメンテナンスを行う際に工具を出し入れしにくいという課題が存在する。
【0006】
なお一般的にエンジンが搭載されるエンジンルームは可能な限りの省スペース化が要求されることから、上述した課題は、水平対向エンジンに限られずV型エンジンなど他の形式のエンジンにも当てはまると言える。
【0007】
本開示は、上記した課題を一例に鑑みて為されたものであり、例えば路上など専用の設備が不足した場所でも容易にメンテナンスを行うことが可能なエンジン及びこのエンジンを 備えた車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本開示の一形態におけるエンジンは、シリンダ上部をカバーするロッカカバーがシリンダ上部部材に締結されたエンジンにおいて、前記シリンダ上部部材の端部に設けられた底面支持部と、前記底面支持部に対して旋回支点で旋回可能に支持されると共に、前記ロッカカバーの底面および側面の一部少なくとも支持する旋回支持部と、を含み、前記ロッカカバーが前記旋回支持部で支持されて旋回することで前記ロッカカバーと前記シリンダ上部部材との互いの対向面が重ねられる。
【0009】
また上記課題を解決するため、本開示における車両は、この本開示によるエンジンを搭載する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、例えば専用の設備が不足した場所でも容易にメンテナンスを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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