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公開番号2024037462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-19
出願番号2022142344
出願日2022-09-07
発明の名称エンジンのブリーザ装置
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類F01M 13/00 20060101AFI20240312BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】本発明は、エンジンのブリーザへのブローバイガス経路が氷結してエンジン起動を困難にすることを防ぐことを技術課題とする。
【解決手段】エンジンにブローバイガスの内圧上昇を防ぐブリーザ3を設け、該ブリーザ3の近くを巡る暖気回路6を設け、エンジンの起動時に暖気回路6へ排気ガスを流してブリーザ3を暖めることを特徴とするエンジンのブリーザ装置とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
エンジンにブローバイガスの内圧上昇を防ぐブリーザ(3)を設け、該ブリーザ(3)の近くを巡る暖気回路(6)を設け、エンジンの起動時に暖気回路(6)へ排気ガスを流してブリーザ(3)を暖めることを特徴とするエンジンのブリーザ装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
エンジンの排気ガス路(5)に排気バルブ(7)を設け、該排気バルブ(7)の開閉で暖気回路(6)に流す排気ガスの量を調整することを特徴とする請求項1に記載のエンジンのブリーザ装置。
【請求項3】
ブリーザ(3)のガス入路(1)とガス出路(2)のガス圧差を検出する差圧センサ(10)を設け、該差圧センサ(10)が所定圧以上を検出すると排気バルブ(7)を閉じて排気ガスを暖気回路(6)に流すことを特徴とする請求項2に記載のエンジンのブリーザ装置。
【請求項4】
排気バルブ(7)を制御する制御装置(8)を設け、差圧センサ(10)の圧検出で排気バルブ(7)を開閉制御する請求項2に記載のエンジンのブリーザ装置。
【請求項5】
エンジンにブローバイガスの内圧上昇を防ぐブリーザ(3)を設け、該ブリーザ(3)の近くを巡る暖気回路(6)を設け、エンジンの冷却水循環路からの暖気回路(6)に感温バルブ(13)を設け、所定の低温で感温バルブ(13)を開きブリーザ(3)に冷却水を流すことを特徴とするエンジンのブリーザ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンのクランクケース内で生じるブローバイガスを処理するエンジンのブリーザ装置に関する。
続きを表示(約 920 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンのクランクケース内にはシリンダーから漏れるブローバイガスが充満するので、このブローバイガスの内圧上昇をブリーザで逃がしながらブローバイガスをエンジンの吸気路に合流する技術がある。
【0003】
特許第4597101号公報には、シリンダーケースの上部を覆うシリンダーヘッド上にブリーザを設ける構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4597101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ブローバイガスには水蒸気で含まれているために、冬季にエンジンを長時間停止していると水蒸気が水に戻り凍結してブリーザへのガス通路を詰まらせてブローバイガスの内圧上昇でエンジン起動が不調になることがある。
【0006】
本発明は、エンジンのブリーザへのブローバイガス経路が氷結してエンジン起動を困難にすることを防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0008】
請求項1の発明は、エンジンにブローバイガスの内圧上昇を防ぐブリーザ3を設け、該ブリーザ3の近くを巡る暖気回路6を設け、エンジンの起動時に暖気回路6へ排気ガスを流してブリーザ3を暖めることを特徴とするエンジンのブリーザ装置とする。
【0009】
請求項2の発明は、エンジンの排気ガス路5に排気バルブ7を設け、該排気バルブ7の開閉で暖気回路6に流す排気ガスの量を調整することを特徴とする請求項1に記載のエンジンのブリーザ装置とする。
【0010】
請求項3の発明は、ブリーザ3のガス入路1とガス出路2のガス圧差を検出する差圧センサ10を設け、該差圧センサ10が所定圧以上を検出すると排気バルブ7を閉じて排気ガスを暖気回路6に流すことを特徴とする請求項2に記載のエンジンのブリーザ装置とする。
(【0011】以降は省略されています)

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