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公開番号2024037047
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-18
出願番号2022141683
出願日2022-09-06
発明の名称エンジン吸気部品及びそれを備えるエンジン吸気管
出願人個人
代理人個人
主分類F02M 35/10 20060101AFI20240311BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】
エンジンの性能を簡便かつ十分に向上させる。
【解決手段】
エンジン吸気管の上流側の端部に取り付けられる、エンジン吸気部品1であって、略筒形に形成されていることで、内部空間全体として吸気流路を形成する部品本体11を備え、部品本体11は、主部111と、絞り部112と、主部111と絞り部112とを接続させる接続部113と、を有し、接続部113は、主部111から絞り部112に向かって、吸気流路の流路断面積が漸次小さくなるように形成され、絞り部112での吸気流路の流路断面積は、エンジン吸気管の上流側の開口面積より小さい、エンジン吸気部品1を提供する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
エンジン吸気管の上流側の端部に取り付けられる、エンジン吸気部品であって、
略筒形に形成されていることで、内部空間全体として吸気流路を形成する部品本体を備え、
前記部品本体は、主部と、絞り部と、主部と絞り部とを接続させる接続部と、を有し、
前記接続部は、前記主部から前記絞り部に向かって、前記吸気流路の流路断面積が漸次小さくなるように形成され、
前記絞り部の少なくとも一部での前記吸気流路の流路断面積は、前記エンジン吸気管の上流側の開口面積より小さい、エンジン吸気部品。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記接続部は、前記部品本体が湾曲されて形成されている、請求項1に記載のエンジン吸気部品。
【請求項3】
前記部品本体は、単一の前記主部と、単一の前記絞り部と、を有する、請求項2に記載のエンジン吸気部品。
【請求項4】
前記主部の少なくとも一部での前記吸気流路の流路断面積は、前記エンジン吸気管の上流側の開口面積より大きい、請求項3に記載のエンジン吸気部品。
【請求項5】
前記部品本体は、略円筒形に形成され、
前記主部での前記吸気流路の長さは、前記主部での前記吸気流路の流路断面の直径の最大長さの2倍を超えない、請求項4に記載のエンジン吸気部品。
【請求項6】
前記部品本体は、その内壁面から突設された板状のフィンを有し、
前記フィンは、前記部品本体の内壁面上の螺旋曲線の少なくとも一部に沿って伸びている、請求項5に記載のエンジン吸気部品。
【請求項7】
外付けエアクリーナーへの連結手段を備える、請求項6に記載のエンジン吸気部品。
【請求項8】
エンジン吸気系を構成するエンジン吸気管であって、
請求項1~7の何れかに記載のエンジン吸気部品と、管本体と、を備える、エンジン吸気管。
【請求項9】
前記エンジン吸気部品の少なくとも一部は、前記管本体の上流側の端部に挿入されている、請求項8に記載のエンジン吸気管。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジン吸気系、特に、エンジン吸気管に関するものである。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
エンジンにおいては、燃焼室に送られるエアが増大することで、燃料の燃焼効率が高まり、以て、その性能を向上させることができる。
すなわち、エンジンの性能を向上させるには、エンジン吸気系の改良が不可欠である。
【0003】
その一例として、大気と燃料室とを接続するエンジン吸気管の改良が知られている。
なお、エンジン吸気管の設計においては、吸気慣性効果の増強のために、管長が十分に確保されるとともに、燃焼室に送られるエアへの不純物の混入の抑制のために、別体に構成されたエアフィルターが取り付けられることが望ましい。
【0004】
特許文献1には、複数のこぶ部と、各こぶ部の間に設けられた絞り部と、を備えるエンジン吸気管が記載されている。
【0005】
特許文献1の記載によれば、このようなエンジン吸気管は、その内部空間を流れるエアの脈動を抑制することで、整流作用でエアの流速を高め、以て、広域のエンジン回転数でのトルクアップを可能にする。
【0006】
また、特許文献2には、螺旋状連続フィンを備える内燃機関吸気口用エアスクリュー管が記載されている。
【0007】
特許文献2の記載によれば、このような内燃機関吸気口用エアスクリュー管は、その内部空間を流れるエアを螺旋状連続フィンで旋回させることで、整流作用でエアの流速を高め、以て、エンジンの出力を増大させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第5905410号公報
実用新案登録第3141727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、これらのような吸気管は、複雑な形状加工が広範囲になされているため、製造及び取付に係るコストが高いという問題がある。
【0010】
以上の現状に鑑み、本発明者は、さらに簡便に製造ができる部品をエンジン吸気管の上流側の端部に取り付けることで、エンジンの性能を十分に向上させることが可能であることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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