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公開番号2024035584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-14
出願番号2022140147
出願日2022-09-02
発明の名称ファイル
出願人株式会社へいわ
代理人個人
主分類B42F 7/00 20060101AFI20240307BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】本発明は、書類や紙片等の枚数の大小および収納の態様によらず、書類や紙片等の損傷を簡単な構成で抑制するとともに、書類等の脱落を防止し、持ち運びが容易なファイルを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のファイルは、表表紙部2と裏表紙部3とを備えてなるファイルにおいて、表表紙部2および裏表紙部3の一方の端部には、他方に対向する位置に開口部5を有している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
表表紙部と裏表紙部とを備えてなるファイルにおいて、表表紙部および裏表紙部の一方の端部には、他方に対向する位置に開口部を有することを特徴するファイル。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記表表紙部と前記裏表紙部との間に背表紙部を備え、前記背表紙部は、綴り具を有することを特徴する請求項1に記載のファイル。
【請求項3】
前記表表紙部と前記裏表紙部との間に背表紙部を備え、前記表表紙部は、前記背表紙部側に綴り具を有することを特徴する請求項1に記載のファイル。
【請求項4】
前記開口部に係止部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のファイル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファイルに関し、特に書類や紙片等が収納され持ち運びが便利になるように表紙部の所定位置に開口部を設けてなるファイルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
書類や紙片等が収納されるファイルには、書類や紙片等を綴じる綴り具を備えたものや、綴り具を備えないもの等がある。これらファイルの持ち運びしやすい構造として、特許文献1、特許文献2および特許文献3等が提案されている。
【0003】
特許文献1に開示されているバインダーは、背表紙部の両側に表表紙部と裏表紙部とを備えており、背表紙部に固着された綴り具を介して両表紙部間に書類を綴じるように構成される。そして、両表紙部に連接された一対の張出片の内側同士を整合させることで手提げ状の取っ手部が形成され、沢山の書類を綴じて重くなった場合であっても、楽に持ち運べるバインダーが開示されている。さらに、取っ手部には、互いに連通するように形成された所望の大きさの開口部が形成される。そして、バインダーが棚等に収納、配列される際には、開口部に形成された係止片が他方の開口部に係合され、全体としてボックス状に保形できることが開示されている。
【0004】
特許文献2には、持ち運び容易に手提げ袋型クリアファイルとして使用でき、手提げ袋として使用した後に、手提げ袋の一部を切り取りすることで通常のクリアファイルとして使用することができる構成が開示されている。
特許文献3には、底板、上板のそれぞれの相対する適当な位置に開け口が形成されて、相対的に手提げ部が形成してあるファイルホルダーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平6-63365号公報
特許第6813901号広報
実開新案登録第3104677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
使用頻度の多い書類や紙片等は、綴り具に綴じるのが面倒で、綴じない態様でファイルに収納されることも多い。また、書類や紙片等を綴じるためにパンチ穴を開けたくない場合や、綴り具の接触により書類に折れや曲げや欠けを生じさせたくない場合にも、書類や紙片等は、ファイルに綴じない態様で収納される。また、書類や紙片等の材質、形状、サイズによっても、ファイルに綴じない態様で収納される場合がある。
このように綴じない態様でファイルに収納された書類や紙片等は、ファイルの持ち運び時にファイルからの脱落が発生する場合もある。
【0007】
また、綴じられた態様でファイルに収納された書類や紙片等においても、枚数が少ない場合には、ファイルの持ち運び時の欠損により、ファイルからの脱落が発生する場合もある。また、枚数が多い場合には、書類や紙片等が綴り具から外れやすくなり、ファイルからの脱落が発生する場合もある。
【0008】
特許文献1には、書類を綴じて重くなった場合であっても、手提げ状の取っ手部により、楽に持ち運べることが開示されているだけであり、収納される書類の状態は不明である。仮に、書類が綴じられていなまま収納されていると、ファイルからの脱落が生じるおそれがある。とくに特許文献1のバインダーの取っ手部は、表表紙部と裏表紙部とは別に形成された張出片からなり、開口部は互い連通するように形成されているので、書類の量が多くなると、書類の厚さで、表表示部と裏表紙部との間から書類が脱落しやすくなる。また、開口部を連通することも難しくなり、取っ手として機能しなくなる。また、取っ手部を別に形成することで構造が複雑で製造コストも高い。
【0009】
特許文献2には、手提げ袋として使用した後に、通常のクリアファイルになることが開示されているだけである。手提げ袋として使用した後は把持部が切り離された状態なので、クリアファイルは、沢山の書類が収納された場合等、持ち運びが容易でない。また、把持部を別に形成することで構造が複雑で製造コストも高い。
【0010】
特許文献3の開け口も、特許文献1の開口部のように互い連通するように形成されているため、明け口の位置に書類があると、手提げ部として使用することはできず、また、無理に使用すると書類に損傷が生じてしまう。
(【0011】以降は省略されています)

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