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公開番号2024032094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135550
出願日2022-08-29
発明の名称電源回路
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 1/00 20060101AFI20240305BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の電子回路を有するシステムの稼働率を向上させる。
【解決手段】DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第1のDC/DC電源と、起動した前記第1のDC/DC電源から電力供給を受けてON状態に遷移する第1のリレースイッチと、ON状態の前記第1のリレースイッチを介して前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第2のDC/DC電源と、前記第1のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第2のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第2のリレースイッチと、を備える、電源回路が提供される。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第1のDC/DC電源と、
起動した前記第1のDC/DC電源から電力供給を受けてON状態に遷移する第1のリレースイッチと、
ON状態の前記第1のリレースイッチを介して前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第2のDC/DC電源と、
前記第1のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第2のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第2のリレースイッチと、
を備える、電源回路。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記電源回路は、
起動した前記第2のDC/DC電源から電力供給を受けてON状態に遷移する第3のリレースイッチと、
ON状態の前記第3のリレースイッチを介して前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第3のDC/DC電源と、
前記第3のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第3のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第4のリレースイッチと、
を備える、請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記電源回路は、
前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第4のDC/DC電源と、
起動した前記第4のDC/DC電源から電力供給を受けてON状態に遷移する第5のリレースイッチと、
ON状態の前記第5のリレースイッチを介して前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第5のDC/DC電源と、
前記第1のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第5のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第6のリレースイッチと、
を備える、請求項1に記載の電源回路。
【請求項4】
前記電源回路は、
前記第5のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第5のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第7のリレースイッチと、
前記第5のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第1のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第8のリレースイッチと、
を備える、請求項3に記載の電源回路。
【請求項5】
前記電源回路は、
前記第4のDC/DC電源と並列に設けられた第6のDC/DC電源を備える、
請求項3に記載の電源回路。
【請求項6】
前記電源回路は、
前記第1のDC/DC電源と並列に設けられた第7のDC/DC電源を備える、
請求項1~5のいずれか一項に記載の電源回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子回路に電力を供給する電源を有する電源回路に関する技術が知られている。例えば、電源から電子回路への電力供給を制御する制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
より詳細に、かかる制御装置は、電源からの電力供給を受けると起動する制御部を備える。さらに、制御装置は、制御部の起動に基づいて電源から電子回路への電力供給をONにする第一のリレースイッチと、第一のリレースイッチと並列に設けられ、第一のリレースイッチのONに基づいて電源から電子回路への電力供給をONにする第二のリレースイッチとを備える。かかる構成によれば、電源から電子回路に安定的に電力が供給され得る。
【0004】
さらに、複数のスイッチング素子をONにするタイミングをずらす技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。かかる技術では、例えば、あるスイッチング素子のONによって電源出力回路からプリンタヘッドへの電力供給が開始されてから、ある遅延時間後に、他のスイッチング素子のONによって電源出力回路からディスプレイへの電力供給が開始される。これによって、プリンタの状態をディスプレイに表示させる前に、プリンタを使用可能な状態にしたいという要求が満たされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-191562号公報
特開2006-129641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、複数の電子回路を有するシステムにおいては、電子回路ごとに必要な電圧が異なることが想定され得る。したがって、電源から印加される電圧を変換するコンバータが電子回路ごとに必要となる。このとき、複数のコンバータが同時に起動してしまうと、コンバータに突入する電流(以下、「突入電流」とも言う。)の値が大きくなってしまう。そして、コンバータへの突入電流値が大きくなってしまうことは、コンバータの破損または誤作動の原因となり得る。
【0007】
さらに、コンバータをONにするリレースイッチがコンバータごとに設けられている場合には、いずれかのコンバータからの出力が停止してしまうと、出力が停止したコンバータから電圧が印加されなくなったリレースイッチおよび電子回路がオフになってしまう。これによって、出力が停止したコンバータの次段以降のコンバータおよび電子回路がすべて停止してしまうことが生じ得る。そのため、複数の電子回路を有するシステムの稼働率を向上させることが求められる。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、複数の電子回路を有するシステムの稼働率を向上させることが可能な、新規かつ改良された技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第1のDC/DC電源と、起動した前記第1のDC/DC電源から電力供給を受けてON状態に遷移する第1のリレースイッチと、ON状態の前記第1のリレースイッチを介して前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第2のDC/DC電源と、前記第1のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第2のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第2のリレースイッチと、を備える、電源回路が提供される。
【0010】
前記電源回路は、起動した前記第2のDC/DC電源から電力供給を受けてON状態に遷移する第3のリレースイッチと、ON状態の前記第3のリレースイッチを介して前記DC電源からの電力供給を受けることにより起動する第3のDC/DC電源と、前記第3のリレースイッチと並列に設けられ、起動した前記第3のDC/DC電源から電力供給を受けることによりON状態に遷移する第4のリレースイッチと、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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