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公開番号2024004883
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-17
出願番号2022104761
出願日2022-06-29
発明の名称燃焼装置
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F23D 1/00 20060101AFI20240110BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】バーナの損傷を抑制する。
【解決手段】燃焼装置130は、内筒ノズル173と、内筒ノズル173の外側に設けられる外筒ノズル171と、内筒ノズル173と外筒ノズル171の間に形成され、第1燃料および搬送用空気を流通させる第1燃料流路177と、内筒ノズル173の内部に設けられるバーナ175と、バーナ175を、火炉110内に進入する第1位置と、第1位置よりも内筒ノズル173の内筒噴射口173a側の第2位置との間で移動させるアクチュエータ180と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内筒ノズルと、
前記内筒ノズルの外側に設けられる外筒ノズルと、
前記内筒ノズルと前記外筒ノズルの間に形成され、燃料および空気を流通させる第1燃料流路と、
前記内筒ノズルの内部に設けられるバーナと、
前記バーナの先端を、火炉内に進入する第1位置と、前記第1位置よりも前記内筒ノズルの噴射口側の第2位置との間で移動させるアクチュエータと、
を有する燃焼装置。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記第2位置は、前記内筒ノズルの噴射口である、
請求項1に記載の燃焼装置。
【請求項3】
前記バーナは、内筒と外筒を有し、
前記アクチュエータは、
前記バーナの先端を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させるように前記内筒を駆動する第1アクチュエータと、
前記バーナの先端を前記第2位置と前記内筒ノズルの内部にある初期位置との間で移動させるように前記外筒を駆動する第2アクチュエータと、
を含む請求項1または2に記載の燃焼装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、燃焼装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バイオマスや石炭などの微粉炭を燃料とする燃焼システムが利用されている。例えば、特許文献1の燃焼システムは、火炉と、火炉の炉壁に設けられたウインドボックスと、ウインドボックスに設けられた微粉炭バーナとを備える構成について開示がある。
【0003】
特許文献1の燃焼システムにおいて、ウインドボックスは、火炉に供給する空気の風量を調節するとともに、当該空気に旋回力を与える。微粉炭バーナは、外筒ノズルと、内筒ノズルと、オイルバーナとを有している。外筒ノズルは、搬送用空気により搬送された微粉炭を噴出する。内筒ノズルは、外筒ノズルの内側に設けられ、燃焼用空気を噴出する。
【0004】
外筒ノズルから噴出した微粉炭と、内筒ノズルから噴出した燃焼用空気は、ウインドボックスに導入される。この微粉炭と燃焼用空気は、ウインドボックス内を流れる空気の旋回流により混合が促進され、火炉内に供給される。オイルバーナは、内筒ノズルの内部に設けられ、火炉に供給された微粉炭を燃焼させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-252625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような燃焼システムの稼働初期時には、火炉内の温度が微粉炭の燃焼に適した温度よりも低く、微粉炭を効率よく燃焼させることができない場合がある。そのため、燃焼システムの稼働初期時には、オイルバーナの先端を火炉内に導入させ、オイルバーナによるオイルの燃焼で火炉内を加熱し、その後、微粉炭を火炉内に供給して燃焼させる処理が行われる。
【0007】
しかしながら、オイルバーナによる火炉内の加熱後、火炉内で微粉炭を燃焼させると、その熱によりオイルバーナの先端部が損傷する可能性があった。
【0008】
本開示の目的は、バーナの損傷を抑制することが可能な燃焼装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本開示の燃焼装置は、内筒ノズルと、内筒ノズルの外側に設けられる外筒ノズルと、内筒ノズルと外筒ノズルの間に形成され、燃料および空気を流通させる第1燃料流路と、内筒ノズルの内部に設けられるバーナと、バーナの先端を、火炉内に進入する第1位置と、第1位置よりも内筒ノズルの噴射口側の第2位置との間で移動させるアクチュエータと、を有する。
【0010】
第2位置は、内筒ノズルの噴射口であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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