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公開番号2023166831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-22
出願番号2022077640
出願日2022-05-10
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/52 20230101AFI20231115BHJP(電気通信技術)
要約【課題】小型化を図りつつ、撮像部に対する防振機能を発揮し得る部分を配置可能であり、撮像素子を迅速に冷却して、高画質の画像を撮像可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】撮像装置1は、レンズ鏡筒3が前方に配置される筐体21と、筐体21の内部空間に設けられ、内部空間を後方の第1空間SP1と前方の第2空間SP2とに分け、光学像を撮像する撮像部200と、第1空間SP1に設けられたメイン基板104と、第1空間SP1に設けられ、メイン基板104との間で熱交換を行う第1熱交換部としての放熱ゴム314と、メイン基板104を冷却する空気が通過する強制空冷流路300とを有するダクト301と、第2空間SP2に設けられ、撮像部200との間で熱交換を行う第2熱交換部としての充填材409と、撮像部200を冷却する空気が通過する強制空冷流路418とを有する撮像部冷却ダクト400とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レンズが収納されたレンズ鏡筒が前方に配置される筐体と、
前記筐体の内部空間に設けられ、該内部空間を後方の第1空間と前方の第2空間とに分け、前記レンズにより形成された光学像を撮像する撮像素子を有する撮像部と、
前記第1空間に設けられ、前記撮像素子と通信可能に接続される電子部品と、
前記第1空間に設けられ、前記電子部品との間で熱交換を行う第1熱交換部と、該第1熱交換部を介して前記電子部品を冷却する空気が通過する第1流路と、を有する第1ダクトと、
前記第2空間に設けられ、前記撮像部との間で熱交換を行う第2熱交換部と、該第2熱交換部を介して前記撮像部を冷却する空気が通過する第2流路と、を有する第2ダクトと、を備えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1ダクトと前記第2ダクトの間に、前記撮像部と前記電子部品とが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1ダクトと前記第2ダクトとの間に設けられ、前記撮像素子の光軸に対して直交する方向に前記撮像部を駆動させる駆動機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記撮像素子の光軸方向から見たとき、前記第2ダクトは、前記撮像素子と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第2ダクトは、前記撮像素子を介して、その両側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第1ダクトと前記第2ダクトとを連結する連結ダクトを備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記連結ダクトは、前記撮像素子の光軸方向に沿って延びることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記撮像素子の光軸方向から見たとき、前記連結ダクトは、前記撮像素子と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記筐体の底面側から見たとき、前記連結ダクトは、前記撮像素子の光軸に対して直交する方向に前記撮像部を駆動させる駆動機構と重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1ダクトに設けられ、空気を強制的に通過させるファンを備えることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年の撮像装置においては、記録画像の高解像度化や高フレームレート化等の高画質化が進んでいる。このような撮像装置は、画像記録時の信号処理負荷と消費電力とが増大する傾向にあり、その結果、撮像部やデータ記録部等の電子部品が著しく発熱する。撮像装置内の電子部品は、高温下で性能が低下するおそれがあるため、当該電子部品を冷却する必要がある。また、撮像装置には、外部から伝わる振動を検出して、その検出結果に基づいて、振動を相殺する防振機能を有する撮像装置が知られている。この防振機能により、高画質の画像を記録することができる。非特許文献1に記載の撮像装置は、装置全体を冷却する機能と、防振機能との双方の機能を有するものとなっている。また、特許文献1に記載の撮像装置は、装置全体と撮像部とを強制的に空冷するよう構成されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
‘’プロフェッショナルカムコーダー‘’、[online]、ソニー株式会社(Sony Corporation)、[令和4年3月23日]、インターネット〈URL:https://www.sony.jp/pro-cam/products/ILME-FX3/〉
【特許文献】
【0004】
特開2019-186871号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1に記載の撮像装置では、装置全体を冷却する機能と、防振機能との双方の機能を搭載する必要があり、その分、装置が大型化する傾向にある。特許文献1に記載の撮像装置は、防振機能を有する構成とはなっておらず、また、冷却用のファンを配置した場合、その分、装置が大型化する傾向にある。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明は、小型化を図りつつ、撮像部に対する防振機能を発揮し得る部分を配置可能であり、撮像素子を迅速に冷却して、高画質の画像を撮像可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、レンズが収納されたレンズ鏡筒が前方に配置される筐体と、前記筐体の内部空間に設けられ、該内部空間を後方の第1空間と前方の第2空間とに分け、前記レンズにより形成された光学像を撮像する撮像素子を有する撮像部と、前記第1空間に設けられ、前記撮像素子と通信可能に接続される電子部品と、前記第1空間に設けられ、前記電子部品との間で熱交換を行う第1熱交換部と、該第1熱交換部を介して前記電子部品を冷却する空気が通過する第1流路と、を有する第1ダクトと、前記第2空間に設けられ、前記撮像部との間で熱交換を行う第2熱交換部と、該第2熱交換部を介して前記撮像部を冷却する空気が通過する第2流路と、を有する第2ダクトと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型化を図りつつ、撮像部に対する防振機能を発揮し得る部分を配置可能であり、撮像素子を迅速に冷却して、高画質の画像を撮像可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係る撮像装置の概略構成図である。
図1に示す撮像部およびその周辺の拡大図である。
撮像装置の斜視図である。
撮像装置の内部構造の一部の分解斜視図である。
メイン基板に実装された素子群に対する冷却を説明するための分解斜視図である。
撮像部の分解斜視図である。
撮像部冷却ダクトの構造を説明するための分解斜視図である。
ベース部材の斜視図である。
撮像部冷却ダクトの構造を説明するための断面斜視図である。
撮像部に対する冷却を説明するための分解斜視図である。
撮像部に対する冷却を説明するため断面図である。
本発明の第2実施形態に係る撮像装置の概略構成図である。
撮像装置の内部構造の図である。
本発明の第3実施形態に係る撮像装置の斜視図である。
撮像部冷却ダクトの配置と撮像部を冷却するための強制空冷流路とを説明するための図である。
撮像部冷却ダクトの構造を説明するため図である。
本発明の第4実施形態に係る撮像装置の概略構成図である。
図17に示す撮像部およびその周辺の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の各実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。しかしながら、以下の各実施形態に記載されている構成はあくまで例示に過ぎず、本発明の範囲は各実施形態に記載されている構成によって限定されることはない。例えば、本発明を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせることもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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