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公開番号
2025179425
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-10
出願番号
2024086161
出願日
2024-05-28
発明の名称
交通シミュレーションプログラム、交通シミュレーション方法および情報処理装置
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類
G08G
1/00 20060101AFI20251203BHJP(信号)
要約
【課題】交通シミュレーションの精度を向上させる。
【解決手段】コンピュータは、複数の交通機関のうちの1つ以上の交通機関を用いて出発地から目的地へ人が移動する移動経路であって、1つ以上の交通機関が異なる複数の移動経路を検索し、複数の交通機関の状態を示す特徴量に基づいて選択行動を予測する行動モデルを用いて、複数の移動経路の中から、人が選択する第1の移動経路を予測し、第1の移動経路を用いて、時間軸に沿った人の第1の移動をシミュレートし、第1の移動の結果を用いて、特徴量を更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の交通機関のうちの1つ以上の交通機関を用いて出発地から目的地へ人が移動する移動経路であって、前記1つ以上の交通機関が異なる複数の移動経路を検索し、
前記複数の交通機関の状態を示す特徴量に基づいて選択行動を予測する行動モデルを用いて、前記複数の移動経路の中から、前記人が選択する第1の移動経路を予測し、
前記第1の移動経路を用いて、時間軸に沿った前記人の第1の移動をシミュレートし、
前記第1の移動の結果を用いて、前記特徴量を更新する、
処理をコンピュータに実行させる交通シミュレーションプログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1の移動は、第1の期間における前記人の移動であり、
前記更新された特徴量を用いて、他の人が選択する第2の移動経路を予測し、前記第2の移動経路を用いて、前記第1の期間より後の第2の期間における前記他の人の第2の移動をシミュレートする処理を、前記コンピュータに更に実行させる、
請求項1記載の交通シミュレーションプログラム。
【請求項3】
前記更新された特徴量を用いて、前記第1の移動経路を再度予測し、前記再度予測された第1の移動経路を用いて、前記第1の移動を再度シミュレートする処理を、前記コンピュータに更に実行させる、
請求項1記載の交通シミュレーションプログラム。
【請求項4】
前記第1の移動経路は、異なる交通機関の間の乗り換えを含み、
前記特徴量は、前記異なる交通機関を乗り換える乗り換え場所の混雑度を含む、
請求項1記載の交通シミュレーションプログラム。
【請求項5】
前記シミュレートは、前記複数の交通機関を含む地域を示す地図データを用いて、前記地域における複数の人の行動をシミュレートする人間行動シミュレーションを含む、
請求項1記載の交通シミュレーションプログラム。
【請求項6】
前記シミュレートは、実世界での前記複数の交通機関の状態を仮想空間上に再現したデジタルツインであって、前記実世界と前記仮想空間とが時刻同期した第1のデジタルツインを生成し、生成した前記第1のデジタルツインにおいて、前記実世界に存在する複数の人のそれぞれに対応する複数のエージェントのそれぞれを移動させることで、前記複数の人の行動をシミュレートする処理を含む、
請求項1記載の交通シミュレーションプログラム。
【請求項7】
複数の交通機関のうちの1つ以上の交通機関を用いて出発地から目的地へ人が移動する移動経路であって、前記1つ以上の交通機関が異なる複数の移動経路を検索し、
前記複数の交通機関の状態を示す特徴量に基づいて選択行動を予測する行動モデルを用いて、前記複数の移動経路の中から、前記人が選択する第1の移動経路を予測し、
前記第1の移動経路を用いて、時間軸に沿った前記人の第1の移動をシミュレートし、
前記第1の移動の結果を用いて、前記特徴量を更新する、
処理をコンピュータが実行する交通シミュレーション方法。
【請求項8】
複数の交通機関の状態を示す特徴量を記憶する記憶部と、
前記複数の交通機関のうちの1つ以上の交通機関を用いて出発地から目的地へ人が移動する移動経路であって、前記1つ以上の交通機関が異なる複数の移動経路を検索し、前記特徴量に基づいて選択行動を予測する行動モデルを用いて、前記複数の移動経路の中から、前記人が選択する第1の移動経路を予測し、前記第1の移動経路を用いて、時間軸に沿った前記人の第1の移動をシミュレートし、前記第1の移動の結果を用いて、前記特徴量を更新する処理部と、
を有する情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、交通シミュレーションプログラム、交通シミュレーション方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
コンピュータは、ある地域における複数の交通機関の利用状況をシミュレートする交通シミュレーションを実行することがある。人によっては、2つ以上の交通機関を乗り継いで出発地から目的地へ移動するマルチモーダルな移動経路を選択することがある。交通シミュレーションの結果は、公共交通機関のスケジューリング、道路の改良、駐車場の設置、交通機関の利用料金の変更などの都市計画に活用されることがある。
【0003】
なお、現在の交通量や駐車場の状態などのリアルタイム情報を考慮して、マルチモーダルな移動経路をユーザに提示する経路探索方法が提案されている。また、公共交通機関の需要と地形との関係を学習することで、指定された停車場所の需要を予測する予測モデルを生成するモデル化方法が提案されている。
【0004】
また、交通機関の現在の交通量から将来の交通量を予測し、ある是正措置を行った場合の将来の交通量をシミュレートし、将来の交通量が改善されるような是正措置を探索する交通調整方法が提案されている。また、自家用車で出発地から目的地まで到達する通常経路と、途中で自家用車を駐車場に置いて公共交通機関に乗り換える特別経路とを検索し、通常経路と特別経路とをユーザ端末に表示させるサーバ装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許出願公開第2016/0334235号明細書
米国特許出願公開第2017/0109764号明細書
国際公開第2020/065148号
特開2023-121091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
人による移動経路の選択は、混雑度などの交通機関の動的状態の影響を受けることがある。このため、交通シミュレーションにおいて、交通機関の動的状態を適切に扱うことで、シミュレーション精度が改善する余地がある。そこで、1つの側面では、本発明は、交通シミュレーションの精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの側面では、複数の交通機関のうちの1つ以上の交通機関を用いて出発地から目的地へ人が移動する移動経路であって、1つ以上の交通機関が異なる複数の移動経路を検索し、複数の交通機関の状態を示す特徴量に基づいて選択行動を予測する行動モデルを用いて、複数の移動経路の中から、人が選択する第1の移動経路を予測し、第1の移動経路を用いて、時間軸に沿った人の第1の移動をシミュレートし、第1の移動の結果を用いて、特徴量を更新する、処理をコンピュータに実行させる交通シミュレーションプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
1つの側面では、交通シミュレーションの精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施の形態の情報処理装置を説明するための図である。
第2の実施の形態の情報処理装置のハードウェア例を示す図である。
出発地から目的地への移動経路の例を示す図である。
第1のシミュレーションサイクルの例を示す図である。
第2のシミュレーションサイクルの例を示す図である。
ODデータの例を示す図である。
駐車場に関する状態データの例を示す図である。
駅および列車に関する状態データの例を示す図である。
移動経路の選択確率の算出例を示す図である。
情報処理装置の機能例を示すブロック図である。
状態データの構成要素の例を示す図である。
交通シミュレーションの手順例を示すフローチャートである。
ODレコード処理の手順例を示すフローチャートである。
入庫処理の手順例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施の形態を、図面を参照して説明する。
(a)第1の実施の形態
図1は、第1の実施の形態の情報処理装置を説明するための図である。第1の実施の形態の情報処理装置10は、ある地域における複数の交通機関の利用状況をシミュレートする交通シミュレーションを実行する。情報処理装置10は、クライアント装置でもよいしサーバ装置でもよい。情報処理装置10が、コンピュータまたは交通シミュレーション装置と呼ばれてもよい。なお、以下に説明する第1の実施の形態の交通シミュレーションは、コンピュータ機能を改善する技術である。
(【0011】以降は省略されています)
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