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公開番号
2025178753
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-09
出願番号
2024085551
出願日
2024-05-27
発明の名称
急加減速判定装置及び急加減速判定方法
出願人
矢崎エナジーシステム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G07C
5/00 20060101AFI20251202BHJP(チェック装置)
要約
【課題】従来よりも車両の積載状態の影響を受け難い、急加減速判定装置及び車両の急加減速判定方法を提供する。
【解決手段】車両21の加速度を検出する加速度センサ15が検出した加速度が予め定められた所定の加速度閾値を超えた状態が、予め定められた所定の時間閾値以上の時間、継続した場合に車両21が急加減速したと判定する第1判定部3を備え、車両21に積載される、急加減速判定装置1であって、車両21が積荷を積載しているかを判定する画像認識部5と、画像認識部5が積荷を積載していると判定した場合は、積荷を積載していないと判定した場合よりも時間閾値を長い値に設定する閾値設定部7と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の加速度を検出する加速度センサが検出した加速度が予め定められた所定の加速度閾値を超えた状態が、予め定められた所定の時間閾値以上の時間、継続した場合に前記車両が急加減速したと判定する第1判定部を備え、前記車両に積載される急加減速判定装置であって、
前記車両が積荷を積載しているかを判定する第2判定部と、
前記第2判定部が積荷を積載していると判定した場合は、積荷を積載していないと判定した場合よりも前記時間閾値を長い値に設定する閾値設定部と、
を備える
ことを特徴とする、急加減速判定装置。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記閾値設定部は、前記第2判定部が積荷を積載していると判定した場合、積荷の積載量が多くなるほど、前記時間閾値を長くする、
ことを特徴とする、請求項1に記載の急加減速判定装置。
【請求項3】
前記第2判定部は、前記車両が積荷を積載する積載部を撮像した画像から、積荷を積載しているかを判定する
ことを特徴とする、請求項1または2に記載の急加減速判定装置。
【請求項4】
車両の加速度を加速度センサで検出する検出工程と、前記加速度センサが検出した加速度が予め定められた所定の加速度閾値を超えた状態が、予め定められた所定の時間閾値以上の時間、継続した場合に前記車両が急加減速したと判定する第1判定工程とを備える急加減速判定方法であって、
前記車両が積荷を積載しているかを判定する第2判定工程と、
前記第2判定工程で積荷を積載していると判定した場合は、積荷を積載していないと判定した場合よりも前記時間閾値を長い値に設定する閾値設定工程と、
を含む
ことを特徴とする、急加減速判定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、急加減速判定装置及び急加減速判定方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ドライブレコーダ等の車載器には、積載された車両が急加減速した場合に、衝突事故が生じた可能性や、危険な運転が行われた可能性があると判定して、車両が急加減速した時刻等を記録したり、警報を発したりするものがある。車両が急加減速したかを判定する手段としては、車両に積載された加速度センサが検出した加速度が加速度閾値を超えた場合に、車両が急加減速したと判定する手段がある。一方で、車両が急加減速していなくても、路面の凹凸のような段差を踏み越えた場合に加速度センサが検出した加速度の値が高くなる場合がある。そのため、加速度センサが検出した加速度から、車両が急加減速したかを判定する場合、段差を踏み越えた場合を急加減速した場合と誤判定しないようにする必要がある。具体的には、加速度センサが検出した加速度の値から、実際に車両が急加減速した場合と、段差を踏み越えた場合とを区別して、段差を踏み越えた場合の加速度の値をノイズとして除去する必要がある。段差を踏み越えた場合の加速度の値をノイズとして除去する手段としては、加速度センサが検出した加速度が加速度閾値を越えた時間を利用する手段がある。車両が段差を踏み越えた場合に加速度センサの検出値が加速度閾値を超える時間は、実際に車両が急加減速した場合と比べて短いからである。そのため、検出した加速度が加速度閾値を超えた状態が、時間閾値以上続く場合にのみ、実際に車両が急加減速したと判定し、時間閾値未満しか続かなかった場合は段差を踏み越えたものとして急加減速しなかったと判定する場合がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-62234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、段差を踏み越えた場合に加速度センサの検出値が加速度閾値を超える時間は、車重が重くなるほど長くなるため、車両が積荷を積載している場合は、積載していない場合よりも車重が重くなり、段差を踏み越えた場合に加速度が加速度閾値を超えた状態が長く続く。そのため、車両が積荷を積載している場合は、段差を踏み越えた場合でも加速度センサの検出値が加速度閾値を超える時間が、時間閾値以上、継続する場合があり、車両が急加減速したと誤って判定する可能性があった。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、従来よりも車両の積載状態の影響を受け難い、急加減速判定装置及び急加減速判定方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の急加減速判定装置は、車両の加速度を検出する加速度センサが検出した加速度が予め定められた所定の加速度閾値を超えた状態が、予め定められた所定の時間閾値以上の時間、継続した場合に前記車両が急加減速したと判定する第1判定部を備え、前記車両に積載される、急加減速判定装置であって、前記車両が積荷を積載しているかを判定する第2判定部と、前記第2判定部が積荷を積載していると判定した場合は、積荷を積載していないと判定した場合よりも前記時間閾値を長い値に設定する閾値設定部と、を備える。
【0007】
本発明の急加減速判定方法は、車両の加速度を加速度センサで検出する検出工程と、前記加速度センサが検出した加速度が予め定められた所定の加速度閾値を超えた状態が、予め定められた所定の時間閾値以上の時間、継続した場合に前記車両が急加減速したと判定する第1判定工程とを備える急加減速判定方法であって、前記車両が積荷を積載しているかを判定する第2判定工程と、前記第2判定工程で積荷を積載していると判定した場合は、積荷を積載していないと判定した場合よりも前記時間閾値を長い値に設定する閾値設定工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、従来よりも車両の積載状態の影響を受け難い、急加減速判定装置及び急加減速判定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る急加減速判定装置を示す構成図である。
加速度センサが検出した加速度と時間との関係を示す図であって、(a)は積荷を積載していない車両が急加減速した場合を示し、(b)は積荷を積載していない車両が路面の段差を踏み越えた場合を示し、(c)は、積荷を積載した車両が路面の段差を踏み越えた場合を示す。
本発明の実施形態に係る急加減速判定装置を用いた、急加減速判定方法の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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