特許ウォッチ

公開番号2025173358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078912
出願日2024-05-14
発明の名称自動販売機
出願人個人
代理人個人
主分類G07F 11/32 20060101AFI20251119BHJP(チェック装置)
要約【課題】作業者が商品をラックに収容する際の作業が容易な自動販売機を提供する。
【解決手段】自動販売機1は、複数の商品7を収容可能なラック22を有する商品収容庫2を備える。ラック22は、前後方向および上下方向に対して傾斜するように延在するラック基部223を有する。ラック基部223は、商品7を補充する際に商品7を吊るす後端223Rと、次に払い出される商品7が配置される前端223Fと、を有し、後端223Rに商品7を吊るした場合には重力の作用によって商品7が後端223R側から前端223F側へ移動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
複数の商品を収容可能なラックを有する商品収容庫を備え、
前記ラックは、前後方向および上下方向に対して傾斜するように延在するラック基部を有し、
前記ラック基部は、前記商品を補充する際に前記商品を吊るす後端と、次に払い出される前記商品が配置される前端と、を有し、前記後端に前記商品を吊るした場合には重力の作用によって前記商品が前記後端から前記前端の方向へ移動する、自動販売機。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
複数の前記ラック基部は、前記上下方向において平行に配置され、かつ、前記上下方向に対して直交する幅方向において平行に配置される、
請求項１に記載の自動販売機。
【請求項３】
前記商品は、商品本体と、前記商品本体が入れられた袋と、を備え、
前記袋には、貫通穴が形成され、
前記貫通穴には前記ラック基部が挿通される、請求項２に記載の自動販売機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、自動販売機に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の自動販売機の中には、例えば、水平方向に沿って延在し、複数の商品を収容可能なスパイラルラックを備えるものがある（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００１－２２２７５２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、従来の自動販売機では、作業者が商品をラックに収容する際の作業の容易性に関して改善の余地がある。
【０００５】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、作業者が商品をラックに収容する際の作業が容易な自動販売機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記の課題を解決するため、本発明に係る自動販売機は、複数の商品を収容可能なラックを有する商品収容庫を備える。前記ラックは、前後方向および上下方向に対して傾斜するように延在するラック基部を有する。前記ラック基部は、前記商品を補充する際に前記商品を吊るす後端と、次に払い出される前記商品が配置される前端と、を有し、前記後端に前記商品を吊るした場合には重力の作用によって前記商品が前記後端から前記前端の方向へ移動する。
【０００７】
本発明に係る自動販売機において、複数の前記ラック基部は、前記上下方向に対して平行に配置され、かつ、前記上下方向に対して直交する幅方向に対して平行に配置される。
【０００８】
本発明に係る自動販売機において、前記商品は、商品本体と、前記商品本体が入れられた袋と、を備える。前記袋には、貫通穴が形成される。前記貫通穴には前記ラック基部が挿通される。
【発明の効果】
【０００９】
本発明に係る自動販売機は、上記構成を有するため、作業者が商品をラックに収容する際の作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
図１は、本実施形態に係る自動販売機を概念的に示す正面図である。
図２は、図１に示す自動販売機が備える商品収容庫の内部の側面図である。
図３は、図１に示す自動販売機が備える商品収容庫の内部の正面図である。
図４は、図２および図３に示す商品収容庫に収容された１つの商品の正面図である。
図５は、図２および図３に示す商品収容庫の内部において、複数の商品がラックに吊るされた状態で収容されていることを示す斜視図である。
図６は、図１に示す自動販売機が備える搬送機構において、第１商品搬送装置および第２商品搬送装置を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許