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公開番号2025178457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025165628,2024177126
出願日2025-10-01,2020-12-07
発明の名称画像形成装置、画像処理装置及び画像形成装置の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/0481 20220101AFI20251128BHJP(計算;計数)
要約【課題】ジョブの設定履歴からジョブ処理に関する一括設定に登録する際に操作手順を分かりやすく効率的に行う画像形成装置等を提供する。
【解決手段】ジョブ処理を行うときの設定を記憶する画像形成装置は、表示部と、過去のジョブ処理の設定に関する設定履歴と、ジョブ処理に関する設定を一括して登録している一括設定とを記憶する記憶部を備える。さらに、前記設定履歴を含む設定履歴画面を前記表示部に表示し、前記設定履歴が選択されたことに応じて、選択された前記設定履歴に基づく設定内容を反映した設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面に前記一括設定への登録処理を行う登録ボタンを表示する設定制御部と、前記登録ボタンに対する操作に応じて前記一括設定への登録処理を行う登録制御部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ジョブの設定履歴を表示可能な１以上の過去のジョブ処理における設定に関する１以上の設定履歴を表示可能な画像形成装置であって、
前記１以上の設定履歴と、ジョブ処理に関する一括設定と、を記憶する１以上の記憶部と、
前記１以上の記憶部に記憶された前記１以上の設定履歴を含む設定履歴画面を表示する表示部と、
１以上の制御部と、を備え
前記１以上の制御部は、
前記１以上の設定履歴に対する所定の操作に基づいて、当該所定の操作がなされた設定履歴を一括設定として前記１以上の記憶部に記憶し、
前記設定履歴画面に、前記１以上の設定履歴の表示を、複数のモードの設定履歴の表示から、コピーモードの設定履歴の表示に切り替えるためのボタンを表示する
画像形成装置。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の設定履歴のそれぞれに対して、各設定履歴が選択状態にあるか否かを示すアイコンを表示し、
選択状態にあることを示すアイコンが表示された設定履歴に対する前記所定の操作に基づいて、当該所定の操作がなされた設定履歴を前記一括設定として前記１以上の記憶部に記憶する、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の記憶部に前記一括設定として記憶された前記設定履歴に対し、前記選択状態にないことを示すアイコンを表示する、請求項２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の記憶部に前記一括設定として記憶された前記設定履歴の表示を残す、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の記憶部に前記一括設定として記憶された前記設定履歴の表示を、表示の優先順位を下げた状態で残す、請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の記憶部に前記一括設定として記憶された前記設定履歴の表示を、前記一括設定よりも前記設定履歴の使用頻度が高い場合に残す、請求項４に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の記憶部に前記一括設定として記憶された前記設定履歴の前記設定履歴画面上の表示を、削除する、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記１以上の制御部は、
前記１以上の記憶部に前記一括設定として記憶された前記設定履歴の前記設定履歴画面上の表示を、前記一括設定よりも前記設定履歴の使用頻度が低い場合に削除する、請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項９】
請求項１に記載の画像形成装置と、
画像処理部と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
【請求項１０】
１以上の過去のジョブ処理における設定に関する１以上の設定履歴を表示可能な画像形成装置の制御方法であって、
前記１以上の設定履歴を１以上の記憶部に記憶するステップと、
前記１以上の記憶部に記憶された前記１以上の設定履歴を含む設定履歴画面を表示部に表示するステップと、
前記１以上の設定履歴に対する所定の操作に基づいて、当該所定の操作がなされた設定履歴を一括設定として前記１以上の記憶部に記憶するステップと、
前記設定履歴画面に、前記１以上の設定履歴の表示を、複数のモードの設定履歴の表示から、コピーモードの設定履歴の表示に切り替えるためのボタンを表示するステップと、
を含む画像形成装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ジョブ処理を行うときの設定を記憶する画像形成装置等に関する。
続きを表示（約 1,800 文字）【背景技術】
【０００２】
複合機などの画像形成装置には、ジョブ設定を予め登録しておいて、その設定を呼び出してジョブを実行するものがある。
【０００３】
特許文献１の技術では、「ジョブの設定履歴を選択して設定内容を登録し、カスタムボタンとして表示して簡単に読み出すことを可能とする」ものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１８－１２５６８６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１では、ジョブの設定履歴によって一時的に記憶した設定を、恒久的に参照するためにカスタムボタンとして再登録することを行っているが、設定履歴からの登録の場合と、そうでない場合とでは、登録が可能となるタイミングが異なる可能性が考えられる。また、設定履歴からの登録の場合と、そうでない場合とで、どちらの場合も同様の一定の操作手順が行われるとすれば、設定履歴を選択しての登録で冗長な操作が行われてしまうことになる。たとえば、登録名称を利用者自身が設定するとすれば、その操作自体が煩わしいとともに、利用者によって色々な名称が出来てしまい、設定履歴からの登録であることも不明になる可能性もある。さらに、せっかく設定履歴から登録処理を行っても、すでに登録されている設定の場合もあり、操作が無駄になってしまうこともある。
【０００６】
本開示は、斯かる実情に鑑み、ジョブの設定履歴からジョブ処理に関する一括設定に登録する際に操作手順を分かりやすく効率的に行う画像形成装置等を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示は、ジョブ処理を行うときの設定を記憶する画像形成装置において、
表示部と、
過去のジョブ処理の設定に関する設定履歴と、ジョブ処理に関する設定を一括して登録している一括設定とを記憶する記憶部と、
前記設定履歴を含む設定履歴画面を前記表示部に表示し、前記設定履歴が選択されたことに応じて、選択された前記設定履歴に基づく設定内容を反映した設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面に前記一括設定への登録処理を行う登録ボタンを表示する設定制御部と、
前記登録ボタンに対する操作に応じて前記一括設定への登録処理を行う登録制御部と、
を備えることを特徴とするものである。
【０００８】
また、本開示は、表示部と、過去のジョブ処理に関する設定を一括して登録している一括設定とを記憶する記憶部とを備えた画像形成装置の制御方法において、
前記設定履歴を含む設定履歴画面を前記表示部に表示し、前記設定履歴が選択されたことに応じて、選択された前記設定履歴に基づく設定内容を反映した設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面に前記一括設定への登録処理を行う登録ボタンを表示する設定制御ステップと、
前記登録ボタンに対する操作に応じて前記一括設定への登録処理を行う登録制御ステップと、
を備えることを特徴とするものである。
【０００９】
また、本開示は、表示部と、過去のジョブ処理の設定に関する設定履歴とジョブ処理に関する設定を一括して登録している一括設定とを記憶する記憶部とを備えた画像形成装置の制御方法を実行させるためのプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記設定履歴を含む設定履歴画面を前記表示部に表示し、前記設定履歴が選択されたことに応じて、選択された前記設定履歴に基づく設定内容を反映した設定画面を前記表示部に表示し、当該設定画面に前記一括設定への登録処理を行う登録ボタンを表示する設定制御ステップと、
前記登録ボタンに対する操作に応じて前記一括設定への登録処理を行う登録制御ステップと、
を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、設定の登録/反映時の操作ステップ数を減少させる、または重要となる情報を容易に確認することが可能となるため、利用者に対して設定変更の煩わしさを防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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