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公開番号
2025178376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025161155,2022576330
出願日
2025-09-29,2021-02-24
発明の名称
眼内薬物送達プラットフォーム
出願人
スパイグラス ファーマ インコーポレイテッド
,
SPYGLASS PHARMA,INC.
,
ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ コロラド,ア ボディー コーポレイト
,
THE REGENTS OF THE UNIVERSITY OF COLORADO,a body corporate
代理人
個人
主分類
A61F
2/16 20060101AFI20251128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】眼内レンズ組立体と共に使用するための眼内薬物送達プラットフォームを提供する。
【解決手段】眼内レンズ組立体と共に使用するための眼内薬物送達プラットフォーム。プラットフォームは、リングと、水晶体嚢内の位置にリングを維持するためのハプティクスと、リングの前面にある、薬物溶出マトリックス又は他の薬物塊を収容するための隔室と、リングに対する眼内レンズの側方又は上下への移動を含む移動を抑制するためにリングの後面から後方に延びるスカートとを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
眼内レンズ組立体(12)と共に使用するための眼内薬物送達プラットフォーム(13)であって、
リング(14)であって、前面(14A)、後面(14P)、及び中央にある開口部(15)を有する、リング(14)と、
前記前面(14A)に配置されるように構成された、治療剤を含む薬物溶出塊又は他の固体薬物塊(17)と、前記塊を前記前面(14A)に放出可能な態様で固定するための放出可能取付手段(16)と、
前記後面(14P)から後方に延びるスカート(19)であって、前記開口部(15)を部分的に又は完全に囲むスカートと、
を備え、
前記スカート(19)は、前記眼内レンズ組立体の眼内レンズ(20)及び前記開口部(15)の両方よりも大きい内径を有して、前記眼内レンズ組立体(12)を保持するように構成される、
眼内薬物送達プラットフォーム(13)。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
眼内レンズ組立体(12)と共に使用するための眼内薬物送達プラットフォーム(13)であって、
リング(14)であって、前面(14A)、後面(14P)、及び中央にある開口部(15)を有する、リング(14)と、
前記前面(14A)に配置されるように構成された、治療剤を含む薬物溶出塊又は他の固体薬物塊(17)と、前記塊を前記前面(14A)に放出可能な態様で固定するための放出可能取付手段(16)と、
前記後面(14P)から後方に延びるスカート(19)であって、前記開口部(15)を部分的に又は完全に囲むスカートと、
を備え、
前記スカート(19)は、前記眼内レンズ組立体の眼内レンズ(20)及び前記開口部(15)の両方よりも大きい内径を有して、前記プラットフォームが視軸に移動するのを抑制するように、前記眼内レンズの周りに延在するように構成される、
眼内薬物送達プラットフォーム(13)。
【請求項3】
前記取付手段は、前記前面に配置された隔室(16)と、前記隔室(16)と共に配置された前記薬物溶出塊(17)とを有し、
前記隔室は、前記塊を受け入れたり前記隔室から除去したりするための開口を有し、
前記塊(17)は、前記隔室(16)内に摩擦嵌合するための大きさ及び寸法に設定される、
請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記取付手段は、前記前面に配置された隔室(16)と、前記隔室(16)と共に配置された前記薬物溶出塊(17)とを有し、
前記隔室は、前記塊を受け入れたり前記隔室から除去したりするための開口を有し、
前記塊(17)は、前記隔室(16)内に摩擦嵌合するための大きさ及び寸法に設定される、
請求項2に記載の装置。
【請求項5】
前記薬物溶出塊(17)がマトリックス内に埋め込まれた治療剤を含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記薬物溶出塊(17)がマトリックス内に埋め込まれた治療剤を含む、
請求項2に記載の装置。
【請求項7】
前記治療剤がビマトプロストを含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記治療剤が結晶形のビマトプロストを含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記治療剤が、ビマトプロスト又は他のプロスタグランジン類似体、β遮断薬、αアゴニスト、炭酸脱水酵素阻害剤、又はRhoキナーゼ阻害剤を含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記治療剤が、ビマトプロスト又は他のプロスタグランジン類似体、β遮断薬、αアゴニスト、炭酸脱水酵素阻害剤、又はRhoキナーゼ阻害剤を含む、
請求項2に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
以下に記載する発明は、眼内薬物送達プラットフォームの分野に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
眼内レンズは、薬物送達装置と共に使用されることがある。2019年7月19日に出願された特許文献1のような従来の出願において、本発明者らは、眼内レンズ(IOL)及びその眼内レンズに種々の方法で配置された薬物送達装置の種々のモジュール式の実施形態を開示した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国出願第16/516,356号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以下に説明する装置及び方法は、モジュール式IOLに薬物送達プラットフォームを追加するためのより便利な手段、及び、薬物送達プラットフォームを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以下に説明する装置及び方法は、IOLと共に薬物送達プラットフォームの配置を提供し、その構成により、IOL及び薬物送達プラットフォームの相対的な移動を制限又は抑制し、薬物送達プラットフォームの隔室内に配置された薬物溶出塊の交換を可能にする。薬物送達プラットフォームは、リングを含み、そのリングの前方側に、(眼で浸食したり、ゆっくりと崩壊したり、溶解したりし得る)薬物溶出塊又は他の固体薬物塊を放出可能に保持する1又は複数の隔室又は他の手段を有する。また、薬物送達プラットフォームは、後面から後方に延びるスカートを含む。スカートは、開口部を部分的に又は完全に囲み、スカートの壁内に又はスカートの区分間にIOLレンズを保持するような大きさの内径を有するように構成される。スカートの内径は、眼内レンズ組立体の眼内レンズ及び開口部よりも大きいことが好ましい。スカートは、眼内レンズの周りに延在して、プラットフォームが視軸に向かって移動して患者の視野を遮るのを抑制するように構成される。スカートは、リングに対する眼内レンズの側方又は上下への動きを含む動きを拘束するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、眼内薬物送達システムの使用環境を示す。
図2は、眼内薬物送達システムの使用環境を示す。
図3は、眼内レンズ組立体と共に使用するように構成された薬物送達プラットフォームを示す。
図4は、図3の薬物送達プラットフォームの後面図である。
図5は、薬物送達プラットフォームと眼内レンズ組立体とを組み合わせた後面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図1及び図2は、患者の眼内における眼内薬物送達システムの配置及び使用を図示する。眼1は、水晶体2(眼の天然レンズ)及び水晶体嚢3と、前眼房4とを含み、前眼房4は、角膜5と、虹彩6と、角膜と虹彩との間の空間を満たす房水と、虹彩と水晶体嚢との間の毛様溝(後眼房)7とを含む。後腔/硝子体8は、水晶体と網膜9との間の大きな空間である。眼の天然レンズ2は、光軸10により特徴付けられる(薬物送達プラットフォーム及び関連する眼内レンズ組立体の以下の説明において、後方及び前方という用語は、角膜が前方であり、網膜が後方である眼の解剖学的構造に関して使用される)。
【0008】
図2は、眼内での薬物送達プラットフォーム11の配置を眼内レンズ組立体12と共に示す。この例では、薬物送達プラットフォーム11は、リングの形態で提供され、眼内レンズ組立体12と共に水晶体嚢内に埋め込まれる。図2に示すように、薬物送達プラットフォームは、単独で設置することもできるが、眼内レンズ組立体12と共に使用することが意図されている。図2に示すように、薬物送達プラットフォームは、眼内レンズ組立体12の前方(眼内レンズ組立体12の前)に配置され、(眼の解剖学的構造に関して)後方(後ろ)に延びる保持リム又はスカートを有して、眼内レンズ上に取り付けられる。薬物送達プラットフォームは、虹彩の下方であって水晶体嚢の上方となる位置に配置することもできる。水晶体嚢は、天然レンズ又は人工レンズを含んでもよいし、レンズを全く含まなくてもよい。
【0009】
図3は、眼内レンズ組立体と共に使用するように構成された図2の薬物送達プラットフォームの前面図である。薬物送達プラットフォームはリング14を含み、このリング14は、好ましくはワッシャーのように平らであり、好ましくは隙間のない完全なリングであり、リングの360°全周に沿って連続し、前面14A及び後面14P(図4に示される)と中央にある開口部15とを有する。前面において、薬物送達プラットフォームは、薬物溶出塊17を保持するように構成された1以上の隔室16を含む。隔室は1つだけ設けて、それ以上の隔室を設けなくてもよいが、リングの周囲に配置された2以上の隔室を設けることが好ましい。薬物溶出塊は、ブロック、板、ウエハ、円筒状又は球状のペレットの形態で提供されてもよく、塊を収容する形状の内部空間を有する隔室内に確実に嵌合するように構成されてもよい。
【0010】
塊は、移植前又は移植後に、隔室に挿入してもよい。隔室は、塊に対して、摩擦嵌合又は他の放出可能な取付手段で塊を保持するように構成され、これにより、プラットフォームが眼内に留置されている間に、角膜又は角膜と強膜との間に形成されたスリットを通じて挿入されたツールを用いて、塊を挿入、除去及び交換することができる。隔室は、図に示すように開放側を有し、開放側は、リングの内側縁又はリングの外側縁にあってもよいし、塊の挿入及び除去を可能にする半径方向縁にあってもよい。隔室は、塊をリングに放出可能な態様で固定するための便利な手段を提供し、これにより、単純な把持器又はフック以外の特別なツールを使用することなく、塊を容易に取り付け、取り外し、及び/又は、交換することが可能になる。塊又は他の交換可能な薬物マトリクスを薬物送達プラットフォーム11に固定するために、環状マトリックス及び薬物送達プラットフォーム上の対応する環状戻り止めを含むスナップリング取付け具、又は塊上の対応する戻り止め受け入れ凹部と連結されたリング上の凹部内に配置されるスナップフィット戻り止めなど、他の放出可能取付手段を使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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