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公開番号
2025177985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024085184
出願日
2024-05-24
発明の名称
腕部支持具
出願人
学校法人法政大学
,
公立大学法人名古屋市立大学
,
学校法人産業医科大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61G
13/00 20060101AFI20251128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】使用者の腕部を前後方向及び上下方向への動きを許容しながら支持できる腕部支持具を提供する。
【解決手段】使用者の腕部が載置される載置部と、前記使用者の腰部に保持される保持部と、前記載置部を前記保持部に連ね、前記載置部が前記腕部から受ける下向きの荷重を前記保持部に伝達することで支持する伝達部とを有し、前記伝達部は、前記載置部を保持し前記保持部まで延びる延在部と、前記保持部に対する前記延在部の下方への変位に応じて弾性変形することで、前記延在部を上方に付勢する付勢力を生じる付勢部とを有し、前記保持部は、前記付勢力に抗して加えられる前記荷重によって前後方向への前記延在部の回動を許容しながら前記延在部を前記下方に案内する一方、前記荷重の減少によって前記前後方向への前記延在部の前記回動を許容しながら前記延在部を前記上方に案内する案内部を有する、腕部支持具。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者の腕部が載置される載置部と、
前記使用者の腰部に保持される保持部と、
前記載置部を前記保持部に連ね、前記載置部が前記腕部から受ける下向きの荷重を前記保持部に伝達することで支持する伝達部とを有し、
前記伝達部は、前記載置部を保持し前記保持部まで延びる延在部と、前記保持部に対する前記延在部の下方への変位に応じて弾性変形することで、前記延在部を上方に付勢する付勢力を生じる付勢部とを有し、
前記保持部は、前記付勢力に抗して加えられる前記荷重によって前後方向への前記延在部の回動を許容しながら前記延在部を前記下方に案内する一方、前記荷重の減少によって前記前後方向への前記延在部の前記回動を許容しながら前記延在部を前記上方に案内する案内部を有する、腕部支持具。
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【請求項2】
前記延在部は、弾性変形することで前記延在部を左右方向に曲げ変形させる弾性部を有し、
前記案内部は、前記左右方向への前記延在部の前記曲げ変形を許容しながら前記延在部を前記下方及び前記上方に案内する、請求項1に記載の腕部支持具。
【請求項3】
前記案内部は、左右方向に互いに間隔を空けて対向する第1壁部及び第2壁部を有し、
前記延在部は、前記載置部から前記保持部まで延びる板状部を有し、
前記第1壁部、前記板状部及び前記第2壁部は、厚み方向を揃えてこの順に並べて配置され、
前記第1壁部及び第2壁部は、前記前後方向への前記板状部の前記回動を許容しながら前記板状部を前記下方及び前記上方に案内する、請求項1に記載の腕部支持具。
【請求項4】
前記付勢部は、前記第1壁部と前記第2壁部との間に設けられる、請求項3に記載の腕部支持具。
【請求項5】
前記伝達部は、それぞれ前記保持部に保持され前記付勢部を支持する前側支持部及び後側支持部を有し、
前記付勢部は、前記前側支持部から前記後側支持部まで長尺状に延びて前記延在部を前記下方から受ける受け部を有し、
前記受け部は、前記保持部に対する前記延在部の前記下方への前記変位に応じて前記受け部の長手方向に伸長する弾性変形をすることで前記付勢力を生じる、請求項1に記載の腕部支持具。
【請求項6】
前記伝達部は、前記受け部の前記付勢力を調整する調整部を有し、
前記調整部は、前記付勢部を支持する調整用支持部を有し、
前記調整用支持部は、前記前側支持部、前記後側支持部又は更なる支持部であり、
前記調整部は、前記調整用支持部が前記保持部によって所定位置に保持されて前記付勢部を支持する第1状態と、前記付勢力が前記第1状態の時と異なる第2状態との間で、前記調整用支持部による前記付勢部の支持状態を変更可能である、請求項5に記載の腕部支持具。
【請求項7】
前記調整用支持部は、前記第2状態において、前記保持部によって前記第1状態の時と異なる位置に保持されて前記付勢部を支持する、請求項6に記載の腕部支持具。
【請求項8】
前記保持部は、前記第1状態にするために前記調整用支持部が引っ掛けられて保持される第1引っ掛け部と、前記第2状態にするために前記調整用支持部が引っ掛けられて保持される第2引っ掛け部とを有する、請求項7に記載の腕部支持具。
【請求項9】
前記案内部は、左右方向に互いに間隔を空けて対向する第1壁部及び第2壁部を有し、
前記延在部は、前記載置部から延びる板状部と、前記板状部から前記左右方向に前記第1壁部を通過して延びる回動軸とを有し、
前記第1壁部及び第2壁部は、前記回動軸を中心とする前記前後方向への前記板状部の前記回動を許容しながら前記板状部を前記第1壁部と前記第2壁部との間で前記下方及び前記上方に案内し、
前記受け部は、前記左右方向において前記第1壁部から見て前記板状部の反対側に設けられ、前記回動軸を前記下方から受ける、請求項5に記載の腕部支持具。
【請求項10】
前記荷重は、前記腕部の重量に、前記腕部によって保持される内視鏡の操作部の重量を加えた重量に対応する、請求項1に記載の腕部支持具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は腕部支持具に関する。
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【背景技術】
【0002】
使用者の腕部が載置される載置部と、使用者の腰部に保持される保持部と、載置部を保持部に連ね、載置部が腕部から受ける下向きの荷重を保持部に伝達することで支持する伝達部とを有する腕部支持具が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2007-519428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、使用者の腕部を前後方向及び上下方向への動きを許容しながら支持できる腕部支持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【0006】
[1]
使用者の腕部が載置される載置部と、
前記使用者の腰部に保持される保持部と、
前記載置部を前記保持部に連ね、前記載置部が前記腕部から受ける下向きの荷重を前記保持部に伝達することで支持する伝達部とを有し、
前記伝達部は、前記載置部を保持し前記保持部まで延びる延在部と、前記保持部に対する前記延在部の下方への変位に応じて弾性変形することで、前記延在部を上方に付勢する付勢力を生じる付勢部とを有し、
前記保持部は、前記付勢力に抗して加えられる前記荷重によって前後方向への前記延在部の回動を許容しながら前記延在部を前記下方に案内する一方、前記荷重の減少によって前記前後方向への前記延在部の前記回動を許容しながら前記延在部を前記上方に案内する案内部を有する、腕部支持具。
【0007】
[2]
前記延在部は、弾性変形することで前記延在部を左右方向に曲げ変形させる弾性部を有し、
前記案内部は、前記左右方向への前記延在部の前記曲げ変形を許容しながら前記延在部を前記下方及び前記上方に案内する、[1]に記載の腕部支持具。
【0008】
[3]
前記案内部は、左右方向に互いに間隔を空けて対向する第1壁部及び第2壁部を有し、
前記延在部は、前記載置部から前記保持部まで延びる板状部を有し、
前記第1壁部、前記板状部及び前記第2壁部は、厚み方向を揃えてこの順に並べて配置され、
前記第1壁部及び第2壁部は、前記前後方向への前記板状部の前記回動を許容しながら前記板状部を前記下方及び前記上方に案内する、[1]又は[2]に記載の腕部支持具。
【0009】
[4]
前記付勢部は、前記第1壁部と前記第2壁部との間に設けられる、[3]に記載の腕部支持具。
【0010】
[5]
前記伝達部は、それぞれ前記保持部に保持され前記付勢部を支持する前側支持部及び後側支持部を有し、
前記付勢部は、前記前側支持部から前記後側支持部まで長尺状に延びて前記延在部を前記下方から受ける受け部を有し、
前記受け部は、前記保持部に対する前記延在部の前記下方への前記変位に応じて前記受け部の長手方向に伸長する弾性変形をすることで前記付勢力を生じる、[1]~[3]の何れか1項に記載の腕部支持具。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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