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公開番号
2025177115
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083657
出願日
2024-05-22
発明の名称
発泡性組成物
出願人
小林製薬株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C11D
7/54 20060101AFI20251128BHJP(動物性または植物性油,脂肪,脂肪性物質またはろう;それに由来する脂肪酸;洗浄剤;ろうそく)
要約
【課題】本開示の目的は、発泡力を向上させた発泡性組成物を提供することである。
【解決手段】本開示の発泡性組成物は、発泡剤、及び塩素系漂白剤を含有し、前記塩素系漂白剤は、500μm以上の粒子が占める割合が5重量%以下、かつ150μm以上500μm未満の粒子が占める割合が50重量%以上であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
発泡剤、及び塩素系漂白剤を含有する発泡性組成物であって、
前記塩素系漂白剤は、500μm以上の粒子が占める割合が5重量%以下、かつ150μm以上500μm未満の粒子が占める割合が50重量%以上である、発泡性組成物。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記塩素系漂白剤は、ジクロロイソシアヌル酸塩である、請求項1に記載の発泡性組成物。
【請求項3】
トイレ便器の洗浄用である、請求項1に記載の発泡性組成物。
【請求項4】
請求項1に記載の発泡性組成物が包材に収容された発泡性洗浄剤。
【請求項5】
前記包材は、水溶性包材である、請求項4に記載の発泡性洗浄剤。
【請求項6】
請求項1~3のいずれかに記載の発泡性組成物、あるいは請求項4又は5に記載の発泡性洗浄剤を用いて洗浄対象物を洗浄する、洗浄方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、発泡力を向上させた発泡性組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
発泡剤を配合した発泡性洗浄剤は、界面活性剤による化学的洗浄力と発泡作用による物理的洗浄力との相互作用によって優れた洗浄作用を発揮できるため、トイレの便器、排水管、シンク、洗濯槽、トイレ、浴槽等の洗浄に広く使用されている。
【0003】
従来、発泡性洗浄剤の発泡力を高めるための検討が種々行われており、様々な組成の発泡性洗浄剤が提案されている。例えば、特許文献1では、炭酸塩及び炭酸水素塩からなる群から選択される少なくとも1種の発泡剤、有機酸、界面活性剤並びに増粘剤を含有し、水又は水溶液に溶解した時の炭酸ガス濃度が200ppm以上である固形洗浄剤が提案されており、当該固形洗浄剤は、発泡量を多くすることができることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-24875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来の発泡性洗浄剤の発泡量は十分満足できるものではなく、発泡量をより多くすることができる発泡性洗浄剤の開発が求められていた。
【0006】
本開示の目的は、発泡力を向上させた発泡性組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、発泡剤を含有する発泡性組成物に、特定の粒度分布を有する塩素系漂白剤を配合することにより、意外にも発泡性組成物の発泡力が向上することを見出した。本開示は、かかる知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
【0008】
即ち、本開示は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
<1>
発泡剤、及び塩素系漂白剤を含有する発泡性組成物であって、
前記塩素系漂白剤は、500μm以上の粒子が占める割合が5重量%以下、かつ150μm以上500μm未満の粒子が占める割合が50重量%以上である、発泡性組成物。
<2>
前記塩素系漂白剤は、ジクロロイソシアヌル酸塩である、<2>に記載の発泡性組成物。
<3>
トイレ便器の洗浄用である、<1>又は<2>に記載の発泡性組成物。
<4>
<1>~<3>のいずれかに記載の発泡性組成物が包材に収容された発泡性洗浄剤。
<5>
前記包材は、水溶性包材である、<4>に記載の発泡性洗浄剤。
<6>
<1>~<3>のいずれかに記載の発泡性組成物、あるいは<4>又は<5>に記載の発泡性洗浄剤を用いて洗浄対象物を洗浄する、洗浄方法。
【発明の効果】
【0009】
本開示の発泡性組成物は、発泡剤と共に、500μm以上の粒子が占める割合が5重量%以下、かつ150μm以上500μm未満の粒子が占める割合が50重量%以上である塩素系漂白剤を含有するため、発泡力が向上しており、従来の発泡性洗浄剤に比べて発泡量を多くすることができる。また、本開示の発泡性組成物は、低温(10℃程度)の水に投入しても発泡量が多く、水温によって発泡力に差が生じ難いものである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
試験例2において、実施例1又は比較例1の発泡性組成物を水温が25℃に調整されたトイレ便器のボウル部水溜まりに投入し、10分後に泡立ち具合を観察した結果を示す図である。
試験例2において、実施例1又は比較例1の発泡性組成物を水温が10℃に調整されたトイレ便器のボウル部水溜まりに投入し、10分後に泡立ち具合を観察した結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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