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公開番号
2025177052
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2024083549
出願日
2024-05-22
発明の名称
オーバーフロー継手
出願人
タキロンシーアイ株式会社
代理人
弁理士法人IPRコンサルタント
主分類
E04D
13/08 20060101AFI20251128BHJP(建築物)
要約
【課題】 オーバーフロー継手をコンパクトに設計でき、竪樋周りの美観を損なわない、部品点数を大幅に削減でき、施工の手間や施工間違いや不良を生じづらいこと、更に、竪樋管路が閉塞しても、安定して適切にオーバーフロー排水を排出すること。
【解決手段】 内筒と外筒とを具備し、前記内筒及び前記外筒との間で上方を閉じる閉鎖壁面を形成して閉じており、前記内筒の外面の一部が、竪樋筒装着部を構成し、前記内筒の外面と、前記外筒の内面との間に、上向き導水路予定域、外向き導水路予定域及び下向き導水路予定域が開放状態で形成されていること、を特徴とするオーバーフロー継手。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内筒と外筒とを具備し、
前記内筒及び前記外筒との間で上方を閉じる閉鎖壁面を形成して閉じており、
前記内筒の外面の一部が、竪樋筒装着部を構成し、
前記内筒の外面と、前記外筒の内面との間に、上向き導水路予定域、外向き導水路予定域及び下向き導水路予定域が開放状態で形成されていること、
を特徴とするオーバーフロー継手。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記閉鎖壁面と所定距離の間隙を介して、前記竪樋筒の上端が当接する竪樋筒当接面を有すること、を特徴とする請求項1に記載のオーバーフロー継手。
【請求項3】
前記閉鎖壁面が傾斜面で構成されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載のオーバーフロー継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、雨樋の竪樋に接続して、オーバーフロー水を排出することができる継手に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
異物の侵入で竪樋の管路が閉塞したり流れが悪くなったりして、あるいは大量の雨水の流入で排水能力を超えることで、竪樋の管路内に水が滞留した結果、竪樋の管路内の水が流下できず、竪樋の上端から水が溢れるおそれがある。例えば、当該竪樋がバルコニー等に降った雨水を排水するためのものである場合、バルコニー内に排水が滞留し、バルコニー際の窓から室内に水が浸入したり、下屋に漏水したりする懸念がある。
【0003】
オーバーフロー継手に関し、特許文献1(特開2016-125248号公報)は、上竪樋と下竪樋とに分割された竪樋の前記上竪樋に接続させる筒状の上側接続部と、前記上側接続部の下方に設けられ、前記下竪樋に接続させる筒状の下側接続部と、を備えるオーバーフロー継手を開示している。このオーバーフロー継手では、前記下側接続部は、筒状の周壁部を有し、前記上側接続部は、前記周壁部を覆う筒状のカバー部を有し、前記周壁部及び前記カバー部により、雨水を前記上竪樋の管路と前記下竪樋の管路とを結んだ平常時の流水管路の外側に導く導入流路と、前記雨水を下方に向けて流下させる排出流路とが形成され、前記導入流路と前記排出流路とは同一周上に隣り合っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-125248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたオーバーフロー継手では、導入流路と排出流路が竪樋の管路外に位置しているため、当該継手を竪樋に取り付けた際に継手の部材が竪樋の外周から大きくせり出す。
しかも、上記の構成でオーバーフロー排水能力を担保するためには、竪樋の外周からのせり出し部分を大きくする必要がある。
この継手は、竪樋の管路内面に沿って部材内部に周壁部を設けており、なおかつ導入経路と排出流路を同一周上に隣接させる構造のため、必ず複数部材からなり、組み立て加工の手間が生じる。
【0006】
そこで、本発明は、オーバーフロー継手をコンパクトに設計でき、竪樋周りの美観を損なわない、部品点数を大幅に削減でき、施工の手間や施工間違いや不良を生じづらいこと、を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決すべく、本発明に係るオーバーフロー継手は、
内筒と外筒とを具備し、
前記内筒及び前記外筒との間で上方を閉じる閉鎖壁面を形成して閉じており、
前記内筒の外面の一部が、竪樋筒装着部を構成し、
前記内筒の外面と、前記外筒の内面との間に、上向き導水路予定域、外向き導水路予定域及び下向き導水路予定域が開放状態で形成されていること、
を特徴とする。
【0008】
このような構成を有する本発明のオーバーフロー継手では、簡単な構造でコンパクトにできるとともに、部品点数が削減できる。したがって、竪樋周りの美観を損なわず、また施工の手間や施工間違いや不良を生じづらい。
【0009】
また、本発明のオーバーフロー継手においては、前記閉鎖壁面と所定距離の間隙を介して、前記竪樋筒の上端が当接する竪樋筒当接面を有すること、が好ましい。
【0010】
このような構成を有するオーバーフロー継手によれば、更にスムーズなオーバーフロー水の排出が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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