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公開番号2025173594
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079194
出願日2024-05-15
発明の名称経路表示用テープ
出願人I&CO合同会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G09F 3/00 20060101AFI20251120BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】場所を問わず設けることができ、また、日頃から災害への備えを意識づけしてもらうことの一助になるような経路表示用テープを提供する。
【解決手段】避難経路など所定の経路を示す経路表示用テープ10であって、方向を示す記号または図形を周期的に表示する方向表示部20と、災害時の避難に関する注意を喚起する文言を周期的に表示する文言表示部30と、経路表示の対象設備の一部に当該テープを付着させた状態とする付着手段と、を含む、経路表示用テープ10である。文言は、方向表示部20が示す方向に沿って見たときに可読性が向上する向きで表示されていると好適である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
避難経路など所定の経路を示す経路表示用テープであって、
方向を示す記号または図形を周期的に表示する方向表示部と、
災害時の避難に関する注意を喚起する文言を周期的に表示する文言表示部と、
経路表示の対象設備の一部に当該テープを付着させた状態とする付着手段と、
を含む、経路表示用テープ。
続きを表示（約 610 文字）【請求項２】
前記文言は、前記方向表示部が示す方向に沿って見たときに可読性が向上する向きで表示されている、請求項１に記載の経路表示用テープ。
【請求項３】
複数種類の単語を表す文言が周期的に配置されている、請求項２に記載の経路表示用テープ。
【請求項４】
前記文言は平仮名と片仮名のいずれか一方のみで記載されている、請求項３に記載の経路表示用テープ。
【請求項５】
視認性を向上させた部材を含む、請求項１に記載の経路表示用テープ。
【請求項６】
蛍光材料で構成された蛍光部または蓄光材料で構成された蓄光部を含む、請求項１に記載の経路表示用テープ。
【請求項７】
巻回されてロール状になっている、請求項１から６のいずれか一項に記載の経路表示用テープ。
【請求項８】
前記方向表示部に表示されている方向とは逆の方向に巻回されている、請求項７に記載の経路表示用テープ。
【請求項９】
当該経路表示用テープの一部が、切り欠かれた形状、あるいは透明な材料からなる無着色部となっている、請求項１から６のいずれか一項に記載の経路表示用テープ。
【請求項１０】
前記無着色部は、当該経路表示部の側縁部に設けられている、請求項９に記載の経路表示用テープ。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、経路表示用テープに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
学校やオフィスビルといった各種施設の館内、とくに廊下や通路などにおいて、地震や火事といった非常時下における避難経路をわかりやすく表示してあることは、平常心が失われがちな状況下にあっても人々を的確かつ円滑に誘導するためには重要である。このような観点から提案されているものとしては、たとえば、裏面に面ファスナーを備えてカーペットに着脱自在に張り付けることができるようにしたカーペット用誘導表示具がある（特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２０９５１４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、災害への意識がさらに高まりつつある昨今の状況に照らせば、従来の誘導表示具にはまだ改良の余地があると考えられる。たとえば、カーペットに限らず、施設内の所望の箇所に事後的かつ自由に避難経路を表示することができれば、昨今さらに高まりつつある災害への備えの一助になると考えられる。また、かかる経路表示具に、経路のみならず、注意を喚起する表示もされていれば、日頃から災害に備える気持ちを意識づけしてもらうことの一助になると考えられる。
【０００５】
そこで、本発明は、より多くの場所に設けることができ、また、日頃から災害への備えを意識づけしてもらうことの一助になるような経路表示用テープを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様は、避難経路など所定の経路を示す経路表示用テープであって、
方向を示す記号または図形を周期的に表示する方向表示部と、
災害時の避難に関する注意を喚起する文言を周期的に表示する文言表示部と、
経路表示の対象設備の一部に当該テープを付着させた状態とする付着手段と、
を含む、経路表示用テープである。
【０００７】
かかる経路表示用テープは、カーペットに限らず、施設内の所望の箇所に事後的かつ自由に避難経路を表示することが可能であるから、昨今さらに高まりつつある災害への備えの一助になりうる。また、この経路表示用テープは、経路を表す方向表示部のみならず、注意を喚起する文言をも周期的に表示していることから、施設内の所望の箇所に、日頃から災害に備える気持ちを意識づけしてもらうべく機能させることが可能である。
【０００８】
上記のごとき経路表示用テープにおいて、文言は、方向表示部が示す方向に沿って見たときに可読性が向上する向きで表示されていてもよい。
【０００９】
上記のごとき経路表示用テープにおいて、複数種類の単語を表す文言が周期的に配置されていてもよい。
【００１０】
上記のごとき経路表示用テープにおいて、文言は平仮名と片仮名のいずれか一方のみで記載されていてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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