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公開番号2025171492
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024076899
出願日2024-05-10
発明の名称スカートモール及び乗客コンベア
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類B66B 23/22 20060101AFI20251113BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 スカートモールの取付面の状態が異なる複数の機種に対応できるスカートモール及び乗客コンベアを提供する。
【解決手段】スカートモール20は、下部接触部21と、固定部23と、上部接触部22と、を備えている。下部接触部21は、スカートガード13に接触する。固定部23は、下部接触部21に連続して形成され、デッキ部15に固定される。上部接触部22は、固定部23に連続して形成され、デッキ部15に接触する。そして、上部接触部22は、固定部23に対して折り曲げ可能に接続される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
乗客コンベアのデッキ部とスカートガードとの接続箇所を覆うスカートモールにおいて、
前記スカートガードに接触する下部接触部と、
前記下部接触部に連続して形成され、前記デッキ部に固定される固定部と、
前記固定部に連続して形成され、前記デッキ部に接触する上部接触部と、を備え、
前記上部接触部は、前記固定部に対して折り曲げ可能に接続される
スカートモール。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記上部接触部を折り曲げる場合、前記上部接触部は、鉛直方向の下側に向けて折り曲げられる
請求項1に記載のスカートモール。
【請求項3】
前記上部接触部と前記固定部との接続箇所には、切り込みが形成されている
請求項1に記載のスカートモール。
【請求項4】
前記上部接触部は、前記固定部から前記デッキ部に向けて突出し、
前記上部接触部を折り曲げる前の状態において、前記上部接触部の先端部は、前記下部接触部における前記スカートガードと接触する面と面一に設定されている
請求項1に記載のスカートモール。
【請求項5】
前記上部接触部の鉛直方向の上面は、前記上部接触部の折り曲げ方向に向けて傾斜している
請求項2に記載のスカートモール。
【請求項6】
建築構造物に設置されるフレームと、
前記フレームに設置されるスカートガードと、
前記スカートガードの鉛直方向の上部に設けられ、欄干部材を支持するデッキ部と、
前記デッキ部とスカートガードとの接続箇所を覆うスカートモールと、を備え、
前記スカートモールは、
前記スカートガードに接触する下部接触部と、
前記下部接触部に連続して形成され、前記デッキ部に固定される固定部と、
前記固定部に連続して形成され、前記デッキ部に接触する上部接触部と、を備え、
前記上部接触部は、前記固定部に対して折り曲げ可能に接続される
乗客コンベア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スカートモール、及びこのスカートモールを備えた乗客コンベアに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
乗客コンベアは、建築構造物に設置されるフレームと、このフレーム内に設けられて循環移動する無端状に連結された複数の踏段とを備えている。複数の踏段には、無端状のチェーンが連結されており、このチェーンが回転駆動することで、複数の踏段が循環移動する。また、乗客コンベアのデッキ部とスカートガードが接続する箇所には、スカートモールが設けられている。
【0003】
従来のスカートモールとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、スカートガードと、スカートガードのステップとの反対側の領域に配置されてその一部がスカートガードの上部側を覆う内デッキとが互いに重なる領域を覆う長尺部材を備えた技術が記載されている。長尺部材には、内デッキを介してスカートガードに締結される締結部材のねじ部を挿入するための固定穴が形成されている。また、長尺部材のうち固定穴の締結部材挿入側には、固定穴に挿入された締結部材の頭部を覆う環状の爪部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-20766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、乗客コンベアには、デッキ部とスカートガードにおけるスカートモールが取り付けられる面(取付面)に段差がある乗客コンベアや、取付面に段差がない乗客コンベアがある。そのため、従来の技術では、取付面の状態に対応したスカートモールを用意する必要があり、スカートモールの種類が増加する、という問題を有していた。
【0006】
本目的は、上記の問題点を考慮し、取付面の状態が異なる複数の機種に対応できるスカートモール及び乗客コンベアを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、本目的を達成するため、スカートモールは、乗客コンベアのデッキ部とスカートガードとの接続箇所を覆うスカートモールである。スカートモールは、下部接触部と、固定部と、上部接触部と、を備えている。下部接触部は、スカートガードに接触する。固定部は、下部接触部に連続して形成され、デッキ部に固定される。上部接触部は、固定部に連続して形成され、デッキ部に接触する。そして、上部接触部は、固定部に対して折り曲げ可能に接続される。
【0008】
また、乗客コンベアは、建築構造物に設置されるフレームと、フレームに設置されるスカートガードと、スカートガードの鉛直方向の上部に設けられ、欄干部材を支持するデッキ部と、デッキ部とスカートガードとの接続箇所を覆うスカートモールと、を備えている。そして、スカートモールは、上述したスカートモールが適用される。
【発明の効果】
【0009】
上記構成のスカートモール及び乗客コンベアによれば、取付面の状態が異なる複数の機種に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態例にかかる乗客コンベアを示す概略構成図である。
実施の形態例にかかる乗客コンベアの乗降口を示す斜視図である。
実施の形態例にかかるスカートモールの取り付け状態を示す断面図である。
実施の形態例にかかるスカートモールの取り付け状態の他の例を示す断面図である。
実施の形態例にかかるスカートモールの上部接触部を示す図である。
図6A及び図6Bは、実施の形態例にかかるスカートモールの曲げ加工方法を示す図である。
実施の形態例にかかる乗客コンベアの上部側のスカートモールを示す図である。
実施の形態例にかかる上部側のスカートモールの曲げ加工方法を示す図である。
実施の形態例にかかる上部側のスカートモールの曲げ加工時の断面図である。
実施の形態例にかかる上部側のスカートモールの曲げ加工時の他の例を示す断面図である。
実施の形態例にかかる乗客コンベアの下部側のスカートモールを示す図である。
実施の形態例にかかる下部側のスカートモールの曲げ加工方法を示す図である。
実施の形態例にかかる下部側のスカートモールの曲げ加工時の断面図である。
実施の形態例にかかる下部側のスカートモールの曲げ加工時の他の例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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