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公開番号
2025170964
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024075845
出願日
2024-05-08
発明の名称
施設管理装置および方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
G06Q
50/163 20240101AFI20251113BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
複数の単位領域を有する施設の運用について、より適切な管理を行うこと。
【解決手段】
検出装置が検出した、施設内の第1の単位領域における利用者の移動状態を示す移動状態データを取得する移動状態取得部12と、前記移動状態データから、前記施設内の第2の単位領域における前記利用者の滞在人数、および、前記第2の単位領域における前記利用者の入退出人数のうち少なくとも一方を含み、さらに、時間情報を含む人数データを算出する人数データ算出部13と、前記人数データに基づき、前記第2の単位領域の用途に関する利用属性を識別する利用属性識別部15と、前記人数データおよび前記利用属性に基づき、前記専有部における活動状態を推定し、当該活動状態を示す時間スケジュールデータを作成する活動状態推定部16を有するビル管理装置10。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
施設管理装置において、
検出装置が検出した、施設内の第1の単位領域における利用者の移動状態を示す移動状態データを取得する移動状態取得部と、
前記移動状態データから、前記施設内の第2の単位領域における前記利用者の滞在人数、および、前記第2の単位領域における前記利用者の入退出人数のうち少なくとも一方を含み、さらに、時間情報を含む人数データを算出する人数データ算出部と、
前記人数データに基づき、前記第2の単位領域の用途に関する利用属性を識別する利用属性識別部と、
前記人数データおよび前記利用属性に基づき、前記第2の単位領域における活動状態を推定する活動状態推定部を有する施設管理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の施設管理装置において、
当該活動状態を示す時間スケジュールを作成するスケジュールデータ作成部と、
時間スケジュール情報に応じて、前記施設の管理を行うための指令を作成する指令作成部と、を有する施設管理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の施設管理装置において、
前記指令作成部は、前記施設における設備を制御する制御装置に制御指令を出力する設備制御部を有する施設管理装置。
【請求項4】
請求項2に記載の施設管理装置において、
前記施設管理装置は、前記時間スケジュールを出力する出力部を有する施設管理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の施設管理装置において、
前記施設は専有部及び共有部を有し、
前記第1の単位領域は、前記専有部に関係する単位領域であり、
前記第2の単位領域は、前記専有部である
施設管理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の施設管理装置において、
前記検出装置は、前記施設内のエレベーターに備えられる施設管理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の施設管理装置において、
前記活動状態推定部は、
前記人数データに応じた活動イベントであって、所定期間で発生する活動イベントを識別する活動イベント識別部を有する施設管理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の施設管理装置において、
前記活動イベント識別部は、複数の活動イベントを識別し、
隣接する活動イベントの間の時間帯であるイベント間時間帯ごとの活動状態を推定する時間スケジュールデータ作成部を有する施設管理装置。
【請求項9】
請求項8に記載の施設管理装置において、
前記活動状態推定部は、さらに、算出された前記人数データを、所定期間を構成するグループ時間帯に分類する時間帯分類部を有し、
前記活動イベント識別部は、前記利用属性、前記グループ時間帯および算出された前記人数データを、人数データの特徴を示す活動イベント識別ルールに適用して、前記活動イベントを識別する施設管理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の施設管理装置において、
前記活動イベント識別ルールは、前記グループ時間帯を示す時間帯条件ごとの人数データの大小比較結果が示す特徴を示す識別ルールを有し、
前記活動イベント識別部は、算出された前記人数データの大小比較結果に応じて、前記活動イベントを識別する施設管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビルなどの施設を管理するための技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、オフィスビルは、施設内のフロア毎(フロアに入居のテナント毎)に多様なワークスタイルが浸透している。ワークスタイルの例としては、出社と在宅を併用するハイブリッドワークやアクティビティ・ベースド・ワーキング(Activity Based Working)、フリーアドレス型のオフィスなどが挙げられる。このため、従来の各フロアで一律に同じ運用とする設備運用では実態と合わない場合がある。
【0003】
施設の設備に対しては、集中的な運用が行われている。例えば、廊下などの照明やエレベーターの稼働を集中的に制御することで、省エネ制御や効率的な設備の運用を図ることができる。このような管理においては、施設内の利用者(例えば、オフィスの従業員等の執務者や来客)の時間経過に応じて在室人数が増減することあるこのため、適切な制御を行うためには、在室人数を把握する必要がある。
【0004】
特許文献1には、「予測当日の在室人数の履歴から所定時間帯を検出し、その検出した所定時間帯の特徴量を抽出する特徴量抽出部12と、特徴量抽出部12により抽出された特徴量と現行の変動モデルから抽出した所定時間帯の特徴量との差分に基づいて所定時間後の在室人数を予測する在室人数予測部13と、を有する」所在人数予測装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-26028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、ビル等の施設は、部屋、廊下、エントランスといった複数の単位領域を含んでいる。また、施設には複数の企業等のテナントが入居している。ここで、施設における在室人数は、設備に対する制御条件となる。このため、在室人数の把握が難しい場合においては、設備に対する効率的な制御を行うことができなかった。そこで、本発明では、複数の単位領域を有する施設の運用について、より適切な管理を行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明では、施設が有する第1の単位領域における利用者の移動に関する移動状態に基づいて、第2の単位領域における時間帯ごとの活動状態を推定する。この推定結果に基づき、施設の管理を行うことが実現できる。ここで、移動状況として共用部の移動状況を用い、専有部における活動状態を推定することがより望ましい。
【0008】
より具体的には、施設管理装置において、検出装置が検出した、施設内の第1の単位領域における利用者の移動状態を示す移動状態データを取得する移動状態取得部と、前記移動状態データから、前記施設内の第2の単位領域における前記利用者の滞在人数、および、前記第2の単位領域における前記利用者の入退出人数のうち少なくとも一方を含み、さらに、時間情報を含む人数データを算出する人数データ算出部と、前記人数データに基づき、前記第2の単位領域の用途に関する利用属性を識別する利用属性識別部と、前記人数データおよび前記利用属性に基づき、前記第2の単位領域における活動状態を推定する活動状態推定部を有する施設管理装置である。
【0009】
また、本発明には、この施設管理装置が実行する施設管理方法や施設管理装置をコンピュータとして機能させるためのプログラムおよびこれを格納する記憶媒体も含まれる。さらに、施設管理装置を含む施設管理システムも本発明に含まれる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の単位領域を有する施設の運用について、より適切な管理を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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