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公開番号2025170971
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075857
出願日2024-05-08
発明の名称エンブレム
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G09F 13/18 20060101AFI20251113BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】発光した状態のアウタレンズの外周部に照度のむらが生じることを抑制する。
【解決手段】発光エンブレム10は、光源14Aと、光源14Aから照射された光が導光されるライトガイド16と、その内部において光を拡散させる拡散材を含んで構成されライトガイド16から照射された光が透過することで発光するアウタレンズ18と、ライトガイド16が格納されていると共にアウタレンズ18の外周部が接合されることで、アウタレンズ18との間にライトガイド16が配置される空間が形成されるハウジング12と、を備えている。光源14Aは、アウタレンズ18側から見てアウタレンズ18の内周部18B側に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
光源と、
前記光源から照射された光が導光されるライトガイドと、
その内部において光を拡散させる拡散材を含んで構成され、前記ライトガイドから照射された光が透過することで発光するアウタレンズと、
前記ライトガイドが格納されていると共に前記アウタレンズの外周部が接合されることで、前記アウタレンズとの間に前記ライトガイドが配置される空間が形成されるハウジングと、
を備え、
前記光源は、前記アウタレンズ側から見て前記アウタレンズの内周部側に配置されていると共に、前記光源からの光は、前記ライトガイドの外周部に導光され、
前記ライトガイドに導光された前記光源からの光が、前記ライトガイドから前記アウタレンズの外周部に導光され、前記アウタレンズの外周部に導光された光が前記アウタレンズの外周部内において拡散されて前記アウタレンズの外周部を透過するエンブレム。
続きを表示（約 200 文字）【請求項２】
前記アウタレンズの外周部における前記ハウジングとは反対側の面が、光が透過可能な被覆層によって覆われている請求項１に記載のエンブレム。
【請求項３】
前記被覆層が、金属製の蒸着膜となっている請求項２に記載のエンブレム。
【請求項４】
前記ライトガイドの外周部は、前記アウタレンズと前記ハウジングとの接合部に沿って配置されている請求項１に記載のエンブレム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、エンブレムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
下記特許文献１には、ハウジング内に設けられた光源（ＬＥＤ）の光がアウタレンズ（オーナメント）を透過することで発光するエンブレムが開示されている。
【０００３】
ところで、アウタレンズにおいてハウジングとの接合部付近に対応する外周部を発光させる場合、アウタレンズにおいてハウジングとの接合部付近に光源を配置することが難しくなることが考えられる。この場合、発光した状態のアウタレンズの外周部に照度のむらが生じることが考えられるが、下記特許文献１に記載された構成にはこの点で改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１７－２２４４１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は上記事実を考慮し、発光した状態のアウタレンズの外周部に照度のむらが生じることを抑制することができるエンブレムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１の態様のエンブレムは、光源と、前記光源から照射された光が導光されるライトガイドと、その内部において光を拡散させる拡散材を含んで構成され、前記ライトガイドから照射された光が透過することで発光するアウタレンズと、前記ライトガイドが格納されていると共に前記アウタレンズの外周部が接合されることで、前記アウタレンズとの間に前記ライトガイドが配置される空間が形成されるハウジングと、を備え、前記光源は、前記アウタレンズ側から見て前記アウタレンズの内周部側に配置されていると共に、前記光源からの光は、前記ライトガイドの外周部に導光され、前記ライトガイドに導光された前記光源からの光が、前記ライトガイドから前記アウタレンズの外周部に導光され、前記アウタレンズの外周部に導光された光が前記アウタレンズの外周部内において拡散されて前記アウタレンズの外周部を透過する。
【０００７】
第２の態様のエンブレムは、第１の態様のエンブレムにおいて、前記アウタレンズの外周部における前記ハウジングとは反対側の面が、光が透過可能な被覆層によって覆われている。
【０００８】
第３の態様のエンブレムは、第２の態様のエンブレムにおいて、前記被覆層が、金属製の蒸着膜となっている。
【０００９】
第４の態様のエンブレムは、第１の態様～第３の態様のいずれか１つの態様のエンブレムにおいて、前記ライトガイドの外周部は、前記アウタレンズと前記ハウジングとの接合部に沿って配置されている。
【発明の効果】
【００１０】
第１の態様のエンブレムでは、光源から照射された光はライトガイドに導光される。また、ライトガイドに導光された光源の光は、ライトガイドからアウタレンズの外周部に導光される。さらに、アウタレンズの外周部に導光された光がアウタレンズの外周部内において拡散されてアウタレンズの外周部を透過する。このように、第１の態様のエンブレムでは、光源がアウタレンズ側から見て当該アウタレンズの内周部側に配置されている構成であっても、アウタレンズの外周部に光源からの光を導光させることができる。また、アウタレンズの外周部に導光された光を当該アウタレンズの外周部内において拡散されて当該アウタレンズの外周部を透過させることができる。これにより、発光した状態のアウタレンズの外周部に照度のむらが生じることを抑制することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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