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公開番号
2025170399
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-18
出願番号
2025145090,2023110390
出願日
2025-09-02,2018-03-02
発明の名称
治療用ペプチド
出願人
国立大学法人京都大学
,
公益財団法人かずさDNA研究所
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
C07K
7/06 20060101AFI20251111BHJP(有機化学)
要約
【課題】抗不安様作用を有するペプチド、およびこのようなペプチドを含む医薬品および食品を提供する。
【解決手段】例えば、(i)アミノ酸配列SYLPPLTT(配列番号1)、(ii)アミノ酸配列YHIEPV(配列番号2)、(iii)アミノ酸配列YLLVK(配列番号3)、(iv)アミノ酸配列SYLPPLT(配列番号4)、(v)アミノ酸配列FLLVK(配列番号5)、および(vi)アミノ酸配列WLLVK(配列番号6)から選択される任意のアミノ酸配列を含むペプチドを提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ペプチドまたはその塩である化合物であって、前記ペプチドが:
(a)3~20のアミノ酸長さであり;
(b)アミノ酸配列X
1
LX
2
X
3
VK(配列番号8)のN末端またはC末端から、少なくとも3個の連続アミノ酸を含むアミノ酸配列を有し、
(i)X
1
が疎水性アミノ酸であり、
(ii)X
2
およびX
3
が、任意のアミノ酸からそれぞれ独立に選択され;
(c)疎水性のN末端アミノ酸を有し;および
(d)アミノ酸配列YLLVR(配列番号13)、X
4
LX
5
(配列番号30)、X
4
LX
5
EIAR(配列番号31)、VYLPR(配列番号32)、YLPR(配列番号33)、またはVLQRF(配列番号34)から構成されず、X
4
はY、F、W、またはHであり、X
5
は、Y、F、W、Q、またはLである、化合物。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
X
1
が、芳香族アミノ酸である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
X
1
が、Y、F、W、A、I、L、V、またはMである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
X
1
が、Y、F、またはWである、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
X
2
および/またはX
3
が、L、I、V、またはAである、請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
前記ペプチドが、アミノ酸配列:
(a)X
1
LX
2
(配列番号15)、場合により、X
1
は前記ペプチドのN末端アミノ酸であり;
(b)X
3
VK(配列番号16):
(c)YLL(配列番号7);または
(d)LVK(配列番号9)を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
前記ペプチドが、アミノ酸配列:
(a)X
1
LX
2
X
3
(配列番号17)、場合により、
X
1
は前記ペプチドのN末端アミノ酸であり;および/または
前記ペプチドが、アミノ酸配列X
1
LX
2
X
3
K(配列番号29);
(b)X
2
X
3
VK(配列番号18):
(c)YLLV(配列番号10);
(d)LLVK(配列番号11);または
(e)YLVK、を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
前記ペプチドが、アミノ酸配列:
(a)X
1
LX
2
X
3
V(配列番号19)、場合により、X
1
は前記ペプチドのN末端アミノ酸であり;
(b)LX
2
X
3
VK(配列番号27):
(c)YLLVK(配列番号3);
(d)FLLVK(配列番号5);
(e)WLLVK(配列番号6);または
(f)YLLVR(配列番号13)を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
前記ペプチドが、アミノ酸配列:
(a)X
1
LX
2
X
3
VK(配列番号8)、場合により、X
1
は前記ペプチドのN末端アミノ酸であり;
(b)YLLAVK(配列番号22):または
(c)YLLNNK(配列番号22)を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
前記ペプチドが、3~15アミノ酸長さまたは3~10アミノ酸長さである、請求項1~6のいずれか1項に記載の化合物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、2017年3月4日に出願の日本特許出願番号2017-041181号の優先権の利益を主張する。この出願の内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 960 文字)
【0002】
1.技術分野
本発明は、ペプチドおよびペプチドコンジュゲートに関する。本発明はまた、ペプチドおよびペプチドコンジュゲートを含む医薬組成物および食品に関する。
【背景技術】
【0003】
2.背景技術
日本は、今や、超高齢化社会の最先端に立っているとわかっており、活動的で健康な加齢を実現することが期待されている。咀嚼および嚥下機能の低下に焦点を絞ったいわゆる柔らかい食べ物が、高齢者に適合された食品として、これまで開発されてきた。しかし、加齢による生理学的拒食症、動機づけの減少および心理ストレスなどの神経系の機能の低下に焦点を当てた食品はほとんど存在しない。
【0004】
このような心理ストレスは、生活習慣病を発症するリスクを増やす可能性がある。
【0005】
介護のために、神経機能の低下を遅らせる、停止させるまたは元に戻すことができる次世代機能性食品を開発する必要がある。
【0006】
非特許文献1は、ホウレンソウ由来ルビスコリン-6は、抗不安作用を有すると述べている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
Hirata H,Sonoda S,Agui S,Yoshida M,Ohinata K,Yoshikawa M.Peptides.2007 Oct;28(10):1998-2003.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の1つの目的は、抗不安様作用を有するペプチド、およびこのようなペプチドを含む医薬品および食品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
3.発明の概要
本発明者らは、心理ストレスを軽減する機能的成分を開発することを目的とし、その結果、抗不安様作用または抗うつ様作用を示すペプチドを特定した。本発明は、これらの知見に基づいてさらに研究を進めることにより完成するに至った。
【0010】
具体的には、次の実施例は、次の態様を包含する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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