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公開番号
2025131165
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-09
出願番号
2024028719
出願日
2024-02-28
発明の名称
BRG1遺伝子を標的とした膵癌治療剤
出願人
国立大学法人京都大学
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
48/00 20060101AFI20250902BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】膵癌の治療に有用な新規なアプローチを開発すること。
【解決手段】BRG1遺伝子発現を阻害するための、BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む、膵癌細胞の増殖又は転移を抑制するための医薬組成物、膵癌治療のための医薬組成物、核酸分子、キットなどが提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
BRG1遺伝子発現を阻害するための、BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む、
膵癌細胞の増殖又は転移を抑制するための医薬組成物。
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【請求項2】
BRG1遺伝子を標的とする核酸、及びBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む請求項1に記載の医薬組成物であって、
前記BRG1遺伝子を標的とする核酸が、BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列を含むガイドRNA又は該RNAをコードする核酸であり、
前記BRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼが、RNA誘導型ヌクレアーゼである、医薬組成物。
【請求項3】
前記BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列が、配列番号1又は配列番号2に示されるヌクレオチド配列又はその相補的配列である、請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
前記RNA誘導型ヌクレアーゼがCas9タンパク質である、請求項2に記載の医薬組成物。
【請求項5】
BRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む請求項1に記載の医薬組成物であって、
前記配列特異的ヌクレアーゼが、BRG1遺伝子のゲノム配列の一部に特異的に結合するタンパク質とヌクレアーゼとの融合タンパク質である、医薬組成物。
【請求項6】
BRG1遺伝子を標的とする核酸を含む請求項1に記載の医薬組成物であって、
前記BRG1遺伝子を標的とする核酸が、BRG1遺伝子のmRNA配列の一部に相補的な配列を含む核酸であって、siRNA、shRNA、miRNA又は該RNAを生じさせる核酸、又はアンチセンスオリゴヌクレオチドから選択される、医薬組成物。
【請求項7】
膵癌の治療用である、請求項1~6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項8】
ベクターを含む医薬組成物であって、前記BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又は前記BRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸が前記ベクター中に含まれる、請求項1~6のいずれか1項に記載の医薬組成物。
【請求項9】
膵癌の治療用である、請求項8に記載の医薬組成物。
【請求項10】
BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列を含むガイドRNA又は該ガイドRNAをコードする核酸、及びRNA誘導型ヌクレアーゼをコードする核酸を含む、核酸分子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、膵癌細胞の増殖及び転移抑制、並びに膵癌の治療に関する。
続きを表示(約 6,900 文字)
【背景技術】
【0002】
膵癌は、癌関連死の4番目に多い死因である。膵癌患者の5年生存率は10%以下であり、遠隔転移患者ではさらに低い。膵癌は発見されにくく、自覚症状をきっかけに医師の診断を受けたときには癌のステージが進行していることが多い。また、現在のところ、膵癌の効果的な治療法は限定的であり、また、膵癌の膵臓から全身への転移を抑制する効果的な治療法も見出されていない。したがって、膵癌に対する新規治療法が早急に必要とされている。
【0003】
ATP依存性クロマチンリモデリング複合体は、ATPの加水分解により生じるエネルギーを用いてクロマチン構造を変化させ、それによりDNA結合因子にアクセス可能にすることによって遺伝子発現を制御する、エピジェネティックな調節因子の一群である。BRG1(Brahma-Related Gene-1)は、ATP依存性クロマチンリモデリング複合体の主要なファミリーであるSWI/SNF(Switch/sucrose non-fermenting)複合体のATPase触媒サブユニットである。発明者らは以前に、膵癌の前駆病変である膵上皮内腫瘍性病変(PanIN(pancreatic intraepithelial neoplasia))の形成及びその維持にBrg1が必要とされることを報告した(非特許文献1)。しかしながら、既に形成されている膵癌の進行及び転移におけるBrg1の機能的役割はいまだ不明である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
J Clin Invest., 2018; 128:3475-89
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、膵癌の治療に有用な新規なアプローチを開発することを目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記のような情況下、発明者らは鋭意研究した結果、驚くべきことに、BRG1遺伝子を標的とすることによって膵癌細胞の増殖及び転移を抑制でき、さらには膵癌細胞の細胞死(アポトーシス)を誘導できることを見出した。かくして、本発明が完成された。
【0007】
本発明は、以下の態様を提供する。
[1] BRG1遺伝子発現を阻害するための、BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む、
膵癌細胞の増殖又は転移を抑制するための医薬組成物。
[2] BRG1遺伝子を標的とする核酸、及びBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む[1]に記載の医薬組成物であって、
前記BRG1遺伝子を標的とする核酸が、BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列を含むガイドRNA又は該RNAをコードする核酸であり、
前記BRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼが、RNA誘導型ヌクレアーゼである、医薬組成物。
[3] 前記BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列が、配列番号1又は配列番号2に示されるヌクレオチド配列又はその相補的配列である、[2]に記載の医薬組成物。
[4] 前記RNA誘導型ヌクレアーゼがCas9タンパク質である、[2]又は[3]に記載の医薬組成物。
[5] BRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を含む[1]に記載の医薬組成物であって、
前記配列特異的ヌクレアーゼが、BRG1遺伝子のゲノム配列の一部に特異的に結合するタンパク質とヌクレアーゼとの融合タンパク質である、医薬組成物。
[6] 前記融合タンパク質がZFNまたはTALENである、[5]に記載の医薬組成物、
[7] BRG1遺伝子を標的とする核酸を含む[1]に記載の医薬組成物であって、
前記BRG1遺伝子を標的とする核酸が、BRG1遺伝子のmRNA配列の一部に相補的な配列を含む核酸であって、siRNA、shRNA、miRNA又は該RNAを生じさせる核酸、又はアンチセンスオリゴヌクレオチドから選択される、医薬組成物。
[8] 膵癌の治療用である、[1]~[7]のいずれかに記載の医薬組成物。
[9] ベクターを含む医薬組成物であって、前記BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又は前記BRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸が前記ベクター中に含まれる、[1]~[8]のいずれか1項に記載の医薬組成物。
[10] BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列を含むガイドRNA又は該ガイドRNAをコードする核酸、及びRNA誘導型ヌクレアーゼをコードする核酸を含む、核酸分子。
[11] 前記ガイドRNAが、配列番号1又は配列番号2に示されるヌクレオチド配列又はその相補的配列を含む、[10]に記載の核酸分子。
[12] 前記RNA誘導型ヌクレアーゼがCas9タンパク質である、[10]又は[11]に記載の核酸分子。
[13][10]又は[11]に記載の核酸分子を含む、ベクター。
[14][12]に記載の核酸分子を含む、ベクター。
[15] BRG1遺伝子配列の一部に相補的な配列を含むガイドRNA又は該ガイドRNAをコードする核酸を含むベクター、及びRNA誘導型ヌクレアーゼをコードする核酸を含むベクターを含む、組成物。
[16] 膵癌細胞の増殖又は転移を抑制するためのキットであって、
(a)BRG1遺伝子のヌクレオチド配列の一部に相補的な配列を含むガイドRNA、又は該ガイドRNAをコードする核酸、又は該核酸を含むベクター、及び/又は
(b)RNA誘導型ヌクレアーゼ、又は該ヌクレアーゼをコードする核酸、及び該核酸を含むベクター
を含む、キット。
[17] 前記RNA誘導型ヌクレアーゼがCas9タンパク質である、[16]に記載のキット。
[18] BRG1遺伝子発現を阻害することを含む、膵癌細胞の増殖又は転移を抑制する方法。
[19] BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を膵癌細胞又は膵癌細胞を含む対象に投与することを含み、それによりBRG1遺伝子発現を阻害することを含む、[18]に記載の方法。
[20] 前記BRG1遺伝子発現を阻害することが、[1]~[9]のいずれかに記載の医薬組成物又は[13]~[15]のいずれかに記載のベクターを膵癌細胞又は膵癌細胞を含む対象に投与することによってもたらされる、[19]に記載の方法。
[21] 治療を必要とする対象においてBRG1遺伝子発現を阻害することを含む、膵癌の治療方法。
[22] BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸を前記対象に投与することを含み、それによりBRG1遺伝子発現を阻害することを含む、[21]に記載の方法。
[23] 前記BRG1遺伝子発現を阻害することが、[1]~[9]のいずれかに記載の医薬組成物又は[13]~[15]のいずれかに記載のベクターを前記対象に投与することによってもたらされる、[22]に記載の方法。
[24] 膵癌細胞の増殖又は転移を抑制するための、BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸の使用。
[25] 膵癌の治療のための、BRG1遺伝子を標的とする核酸、及び/又はBRG1遺伝子を標的とする配列特異的ヌクレアーゼ又は該配列特異的ヌクレアーゼをコードする核酸の使用。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、BRG1遺伝子を標的としてその発現を阻害することにより、膵癌細胞の増殖及び転移を抑制する医薬組成物が提供される。本発明の医薬組成物は、形成された膵癌を治療することができ、また、膵臓から転移した癌を治療することができる。特に、本発明の一態様として、CRISPR-Casシステムを利用してBRG1遺伝子のゲノム配列又はmRNA配列を標的とすることができ、当該CRISPR-Casシステムのための、オフターゲット効果を生じないBRG1遺伝子配列中の標的配列が提供される。該標的配列又はその相補配列を含むガイドRNA(以下、gRNAともいう)およびRNA誘導性ヌクレアーゼを用いることにより、他の遺伝子に影響を及ぼすことなく、BRG1遺伝子を特異的に標的化してその発現を阻害することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
タモキシフェン投与によりBRG1ノックアウトを誘導するモデルマウスを作製するための遺伝的方法を示す。
Brg1ノックアウトマウスにタモキシフェンを投与した1週間後のBrg1陽性膵癌細胞のパーセンテージを示す。図中、「PDAC cells」は膵癌細胞を示す。
タモキシフェン投与前後の膵癌腫瘍の代表的な超音波エコー画像を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
タモキシフェンを1週間投与後のBKPF(コントロール)マウス(n=10)およびBKPFC(Brg1 KO)マウス(n=6)において超音波スキャンによって分析された膵癌体積変化率を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
コントロールマウス(全ての膵癌細胞がBrg1陽性である)(n=5)におけるKi67陽性膵癌細胞の割合(%)、およびBrg1 KOマウス(n=6)中のBrg1陰性膵癌細胞におけるKi67陽性膵癌細胞の割合(%)を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
コントロール(n=5)およびBrg1 KOマウス(n=6)におけるCC3陽性細胞の数を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
4-ヒドロキシタモキシフェン(4-OHT)投与による、mRNAレベルでのBrg1ノックダウンの効果を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
4-OHT投与による、タンパク質レベルでのBrg1ノックダウンの効果を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
コロニー形成アッセイの代表的な画像を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
コントロール群およびBrg1 KO群の膵癌細胞の細胞生存の経時的定量(MTSアッセイ)結果を示す。横軸はプレートに播種後の日数を示す。1、2、3日目に4-OHTを投与した。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
Brg1 KO群の膵癌細胞における細胞サイクル分析の代表的な画像を示す。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
Brg1 KO群の膵癌細胞EdU-陽性のS期膵癌細胞の割合を示す(n=3)。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
アネキシンV陽性の膵癌細胞の割合を示す(n=3)。図中、「Ctrl」はコントロールを示す。
移植後の日数における皮下腫瘍の体積を示す。
移植後25日目の皮下腫瘍を示す。
コントロール群(n=6)およびBrg1 KO群(n=10)の皮下腫瘍におけるKi67陽性膵癌細胞の数を示す。
コントロール群(n=6)およびBrg1 KO群(n=10)の皮下腫瘍におけるCC3陽性膵癌細胞の数を示す。
脾注後14日目の代表的な画像を示す。
コントロール群(n=3)およびBrg1 KO群(n=5)における脾注後14日目の体重に対する肝臓重量の割合を示す。
コントロール群(n=3)およびBrg1 KO群(n=5)において5つの独立した切片を一緒に合わせることによって決定したCK19陽性領域の割合を示す。
Brg1 KO群(n=10)の肝臓における各転移病変におけるBrg1陽性膵臓癌細胞の割合を示す。
脾内注射後の肝臓における膵癌細胞の代表的な生物発光画像を示す。
コントロール群(n=5)およびBrg1 KO群(n=4)における脾内注射後の各時点における肝臓転移の生物発光プロットを示す。
CK19陽性転移膵癌細胞に対するCC3陽性細胞の割合を示す。
コントロールsiRNA(siCtrl)またはBRG1を標的とするsiRNA(siBRG1)で処理した各ヒト膵癌細胞系統における、BRG1に対するイムノブロッティングの結果を示す。図中、「C」および「B」はそれぞれ、siCtrlおよびsiBRG1を示す。
ヒト膵癌細胞系統Panc-1、Capan-2、KP4における、高感度化学発光基質を用いたBRG1イムノブロッティングの結果を示す。
siRNA(siCtrlまたはsiBRG1)で処理された、1日目、3日目および5日目のヒト膵癌細胞系統の生存を示す。MIA PaCa-2:n=3、BxPC3およびCFPAC-1:n=5、その他の細胞系統:n=4。
siRNA(siCtrlまたはsiBRG1)で処理されたヒト膵癌細胞系統マトリゲルスフェア形成アッセイの結果を示す。
図4-3に示されるsiRNA処理後5日目の、siCtrl処理ヒト膵癌細胞と比較した、siBRG1処理ヒト膵癌細胞の相対的生存率を示す。
図4-4で示されるsiCtrl処理ヒト膵癌細胞と比較した、siBRG1処理ヒト膵癌細胞の相対的スフェア形成率を示す。
各ヒト膵癌細胞系統における、図4-5で計算された相対的生存率と、BRG1発現との間の相関関係を示す。X軸は、BxPC3のBRG1発現量に相対的な各ヒト膵癌細胞系統のBRG1発現量を表す。
各ヒト膵癌細胞系統における、図4-6で計算された相対的スフェア形成率と、BRG1発現との間の相関関係を示す。X軸は、BxPC3のBRG1発現量に相対的な各ヒト膵癌細胞系統のBRG1発現量を表す。
BRG1に対する3つの異なるsiRNA(#1、#2、#3)を用いるPanc-1およびCapan-2細胞の相対的BRG1 mRNA発現、細胞生存アッセイおよびマトリゲルスフェア形成アッセイの結果を示す。
スクランブル(scr)gRNAを含有するアデノウイルスで処理したヒト膵癌細胞におけるBRG1 mRNAの発現量に相対的な、BRG1 KO gRNAを含有するアデノウイルスで処理したヒト膵癌細胞中におけるBRG1 mRNAの発現量を示す。
BRG1 KOまたはscr gRNAを含有するアデノウイルスで処理したヒト膵癌細胞における細胞生存アッセイおよびマトリゲルスフェア形成アッセイの結果を示す。相対的生存率(Relative viability)は、1日目と比べた3日目または6日目の生存率を意味する。n=3。
MIA PaCa-2細胞における標的部位および可能性のあるオフターゲット部位の配列決定結果を示す。図中に示されるバーは、参照配列と相違する塩基(切断箇所)を示す。mmは、標的配列とのミスマッチ数を示す。
AsPC-1細胞における標的部位および可能性のあるオフターゲット部位の配列決定結果を示す。図中に示されるバーは、参照配列と相違する塩基(切断箇所)を示す。mmは、標的配列とのミスマッチ数を示す。
Panc-1細胞における標的部位および可能性のあるオフターゲット部位の配列決定結果を示す。図中に示されるバーは、参照配列と相違する塩基(切断箇所)を示す。mmは、標的配列とのミスマッチ数を示す。
BRG1 KO gRNAまたはコントロールgRNAを含有するアデノウイルスで処理し、7日間培養したヒト膵癌オルガノイドの顕微鏡写真である。
BRG1 KO gRNAまたはコントロールgRNAを含有するアデノウイルスで処理し、7日間培養したヒト膵癌オルガノイドの成長を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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