TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025170163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025153885,2022550591
出願日2025-09-17,2021-09-15
発明の名称整形手技トレーニング装置および骨格モデル
出願人ニプロ株式会社
代理人弁理士法人笠井中根国際特許事務所,個人,個人
主分類G09B 19/24 20060101AFI20251107BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】より実際の施術状態に近い環境で内視鏡下の整形外科手術における手技をトレーニングすることのできる、新規な構造の整形手技トレーニング装置を提供する。
【解決手段】整形手技トレーニング装置10が、骨格モデル12が固定されると共に、骨格モデル12の周囲を覆う透明液16が収容される水槽14と、先端部分が水槽14に挿し入れられると共に、透明液16を水槽14から吸引する吸引口144と透明液16を水槽14に吐出する吐出口146の少なくとも一方を先端部分に有する内視鏡15とを、備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
骨格モデルが固定されると共に、該骨格モデルの周囲を覆う透明液が収容される水槽と、
先端部分が前記水槽に挿し入れられると共に、前記透明液を該水槽から吸引する吸引口と該透明液を該水槽に吐出する吐出口の少なくとも一方を該先端部分に有する内視鏡と
を、備えており、
該骨格モデルの破砕又は切削によって該骨格モデルの切削粉が生ずる手技のトレーニングに用いられる整形手技トレーニング装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記水槽から吸引した前記透明液を濾過する濾過装置と、
前記濾過装置により濾過した前記透明液を前記水槽に吐出することで該透明液を循環させる循環装置とを備える請求項1に記載の整形手技トレーニング装置。
【請求項3】
前記内視鏡の前記先端部分に、前記吸引口と前記吐出口の両方が設けられている請求項1又は2に記載の整形手技トレーニング装置。
【請求項4】
前記水槽が、少なくとも一部が透明部とされた周壁を有している請求項1~3の何れか1項に記載の整形手技トレーニング装置。
【請求項5】
前記水槽には、前記骨格モデルを上方から覆うカバー部材が組み付けられていると共に、
前記カバー部材には、前記内視鏡が挿し入れられる挿入孔が設けられており、該挿入孔を通じて該内視鏡が前記水槽に挿し入れられる請求項1~4の何れか1項に記載の整形手技トレーニング装置。
【請求項6】
骨格モデルが固定されると共に、該骨格モデルの周囲を覆う透明液が収容される水槽と、
先端部分が前記水槽に挿し入れられる内視鏡と、
前記骨格モデルの下側を前記水槽の底壁に対して直接に着脱可能に固定するモデル固定機構と
を、備えており、
該骨格モデルに対して外力を直接に及ぼす手技のトレーニングに用いられる整形手技トレーニング装置。
【請求項7】
前記骨格モデルにはブラケットが設けられており、
前記モデル固定機構により該ブラケットが前記水槽の底壁に対して着脱可能とされている請求項6に記載の整形手技トレーニング装置。
【請求項8】
透明液が収容される水槽と、該水槽に先端部分が挿し入れられる内視鏡とを備える整形手技トレーニング装置に用いられる骨格モデルであって、
互いに硬さが異なる複数の層からなる多層構造体により構成されており、
最も外側の層が、内側の層に比べて硬くなっており、
該水槽の壁部に対して着脱可能に固定されるブラケットを備えており、該ブラケットが前記最も外側の層とは別部材で構成されて、該最も外側の層への重ね合わせ状態で取り付けられており、
該ブラケットにより、該水槽内で鉛直軸回りの互いに異なる位置で選択的に位置決めされて固定可能とされている骨格モデル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば腰椎や関節等の骨に関する疾患に対して内視鏡下で行う整形外科手術の手技をトレーニングするためのトレーニング装置に関するものである。また、本発明は、整形手技トレーニング装置に用いられる骨格モデルに関する発明も含む。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等の腰椎の疾患に対して、内視鏡を用いた低侵襲的な手術が行われている。このような内視鏡を用いた手術は、特別な技術が必要となることから、習熟に時間が必要であり、術者の技術的な習熟度を向上させることを目的としたトレーニング装置が求められていた。
【0003】
そこで、本出願人は、国際公開第2019/107441号(特許文献1)において、腰椎疾患の内視鏡手術を対象とした手術練習用模型を提案している。この手術練習用模型では、腰椎疾患を発症した腰椎を模擬した腰椎模擬部の周囲が、エラストマー又はゲル状樹脂からなる筋組織模擬部で覆われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2019/107441号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記特許文献1に記載の手術練習用模型を用いてトレーニングを行う場合には、未だ実際の施術状態を充分に再現することが難しい場合があり、効率的なトレーニングを行うことが難しい場合があった。
【0006】
本発明の解決課題は、より実際の施術状態に近い環境で内視鏡下の整形外科手術における手技をトレーニングすることのできる、新規な構造の整形手技トレーニング装置および骨格モデルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、本発明を把握するための好ましい態様について記載するが、以下に記載の各態様は、例示的に記載したものであって、適宜に互いに組み合わせて採用され得るだけでなく、各態様に記載の複数の構成要素についても、可能な限り独立して認識及び採用することができ、適宜に別の態様に記載の何れかの構成要素と組み合わせて採用することもできる。それによって、本発明では、以下に記載の態様に限定されることなく、種々の別態様が実現され得る。
【0008】
第1の態様は、骨格モデルが固定されると共に、該骨格モデルの周囲を覆う透明液が収容される水槽と、先端部分が前記水槽に挿し入れられると共に、前記透明液を該水槽から吸引する吸引口と該透明液を該水槽に吐出する吐出口の少なくとも一方を該先端部分に有する内視鏡とを、備える整形手技トレーニング装置である。
【0009】
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等の内視鏡下における手術では、骨を削って取り除く措置が行われる場合がある。本態様の整形手技トレーニング装置によれば、骨格モデルの周囲が透明液で覆われることから、大気中におけるエア吹付下でのトレーニングのように切削粉が装置にこびりついたり、舞い上がったりすることが回避される。それ故、トレーニング後の片付けや複数回の連続使用が簡単となる。特に、透明液の吸引口と吐出口の少なくとも一方を内視鏡の先端部分に設けたことで、内視鏡の先端側における視界領域から切削粉を速やかに排除して、内視鏡下での視認性の維持が図られる。
【0010】
また、本態様のトレーニング装置で使用される内視鏡は限定されるものではなく、例えば手術で使用する内視鏡をそのまま使用することもできる。更に、トレーニングの手技が水等の透明液中で行われることから、より実際の施術状態に近い環境でトレーニングを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ニプロ株式会社
針組立体
24日前
ニプロ株式会社
針組立体
1か月前
ニプロ株式会社
抗酸化酵素産生促進装置
24日前
ニプロ株式会社
気管チューブ挿管補助用のスタイレット
8日前
ニプロ株式会社
カテーテルおよびカテーテルの製造方法
1か月前
ニプロ株式会社
健康管理システム、及びコンピュータプログラム
1か月前
ニプロ株式会社
整形手技トレーニング装置および骨格モデル
14日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
改変線維芽細胞増殖因子キメラタンパク質およびその利用
1か月前
個人
教育のAI化
21日前
個人
英語教材
1か月前
個人
回転式カード学習具
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
計算用教具
2か月前
中国電力株式会社
標示旗
2か月前
個人
インフィニティミラー
22日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
個人
微細構造を模した理科学習教材
1か月前
個人
モデルで薔薇の花嫁様を描く為
2か月前
日本精機株式会社
車両用センサ装置
2か月前
日榮新化株式会社
対象物質感知シート
21日前
シャープ株式会社
表示装置
2か月前
ニチレイマグネット株式会社
サイン器具
1か月前
株式会社一弘社
情報表示板
2か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
株式会社ウメラボ
学習支援システム
1か月前
個人
音楽教材
3か月前
ニチレイマグネット株式会社
磁着式電飾装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置及びその製造方法
24日前
朝日インテック株式会社
ラベルシート
1か月前
朝日インテック株式会社
生体モデル装置
24日前
株式会社リコー
画像投射システム
2か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
リンテック株式会社
表示体
1か月前
株式会社イリオスNOTO
シート保管具
1か月前
続きを見る