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公開番号
2025166147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2025134716,2023103351
出願日
2025-08-13,2019-11-15
発明の名称
手術クリップ
出願人
テレフレックス メディカル インコーポレイテッド
,
TELEFLEX MEDICAL INCORPORATED
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
17/122 20060101AFI20251028BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】組織の結紮のための手術クリップを提供する。
【解決手段】手術クリップ100は、凹湾曲を備えた第1の内面108を有する第1の脚部材102と、凸湾曲を備えた第2の内面112を有する第2の脚部材104と、第1の脚部材及び第2の脚部材をピボット的に結合するヒンジ部材106とを含むことができる。第1の脚部材は、圧縮方向に第1の厚みと、横方向に第1の幅と、長手方向に第1の長さとを有することができる。第2の脚部材は、圧縮方向に第2の厚みと、横方向に第2の幅と、長手方向に第1の長さとを有することができる。第1の幅は、第1の長さの少なくとも半分に沿って第1の厚みよりも大きいとすることができ、及び/又は第2の幅は、第2の長さの少なくとも半分に沿って第2の厚みよりも大きいとすることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
手術クリップであって、
凹湾曲を備えた第1の内面を有し、圧縮方向に第1の厚みと、横方向に第1の幅と、長手方向に第1の長さとを有する第1の脚部材と、
凸湾曲を備えた第2の内面を有し、前記圧縮方向に第2の厚みと、前記横方向に第2の幅と、前記長手方向に第1の長さとを有する第2の脚部材と、
前記第1の脚部材及び前記第2の脚部材をピボット的に結合するヒンジ部材と、
を含み、
前記第1の幅は、前記第1の長さの少なくとも半分に沿って前記第1の厚みよりも大きく、及び/又は前記第2の幅は、第2の長さの少なくとも半分に沿って前記第2の厚みよりも大きい、ことを特徴とする手術クリップ。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1の幅は、前記第1の厚みよりも少なくとも1.5倍大きく、及び/又は前記第2の幅は、前記第2の厚みよりも少なくとも1.5倍大きいことを特徴とする請求項1に記載の手術クリップ。
【請求項3】
前記第1の幅は、前記第1の厚みよりも約2倍大きく、及び/又は前記第2の幅は、前記第2の厚みよりも約2倍大きいことを特徴とする請求項2に記載の手術クリップ。
【請求項4】
前記第1の幅は、前記第1の長さの少なくとも約3分の2に沿って前記第1の厚みよりも大きく、及び/又は前記第2の幅は、前記第2の長さの少なくとも約3分の2に沿って前記第2の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の手術クリップ。
【請求項5】
前記第1の脚部材上の少なくとも1つの第1のボス部材と、
前記第2の脚部材上の少なくとも1つの第2のボス部材と、
を更に含み、
前記第1の幅は、前記少なくとも1つの第1のボス部材での手術クリップの幅と実質的に同じであり、及び/又は前記第2の幅は、前記少なくとも1つの第2のボス部材での手術クリップの幅と実質的に同じである、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の手術クリップ。
【請求項6】
前記第1の幅は、前記ヒンジ部材の幅と実質的に同じであり、及び/又は前記第2の幅は、該ヒンジ部材の該幅と実質的に同じであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の手術クリップ。
【請求項7】
前記第1の脚部材は、前記第1の内面の横方向に延びて前記第1の幅を定める少なくとも1つの第1の翼部材を含み、及び/又は前記第2の脚部材は、前記第2の内面の横方向に延びて前記第2の幅を定める少なくとも1つの第2の翼部材を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の手術クリップ。
【請求項8】
前記少なくとも1つの第1の翼部材は、1対の第1の翼部材を含み、及び/又は前記少なくとも1つの第2の翼部材は、1対の第2の翼部材を含むことを特徴とする請求項7に記載の手術クリップ。
【請求項9】
前記少なくとも1つの第1の翼部材の遠位部分が、前記第1の脚部材の遠位端から近位に離間し、及び/又は前記少なくとも1つの第2の翼部材の遠位部分が、前記第2の脚部材の遠位端から近位に離間していることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の手術クリップ。
【請求項10】
前記少なくとも1つの第1の翼部材は、前記第1の厚みよりも小さい厚みを有し、及び/又は前記少なくとも1つの第2の翼部材は、前記第2の厚みよりも小さい厚みを有することを特徴とする請求項7乃至9の何れか1項に記載の手術クリップ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
〔優先権〕
本出願は、本明細書に引用によってその開示全体が組み込まれている米国仮特許出願第62/768,671号(2018年11月16日出願)に対する優先権を主張するものである。
続きを表示(約 4,300 文字)
【0002】
本発明は、一般的に医療デバイス、より具体的には組織の結紮のための手術クリップに関する。
【背景技術】
【0003】
組織(例えば、血管、リンパ節、神経、胆嚢管、及び心臓組織)の結紮は、多くの外科手順に関して一般的慣例である。これは、手術クリップで血管を閉じる又は手術糸で血管を縫合することによって行うことができる。手術糸の使用は、血管を固定するのに必要な結び目を形成するのに針及び手術糸の複雑な操作を要求する。そのような複雑な操作は、限られた空間及び/又は可視性によって特徴付けられる特に内視鏡外科手順では時間を消費し、かつ行うことが困難である。対照的に、手術クリップは、適用するのに比較的迅速かつ容易である。従って、内視鏡及び開腹外科手順での手術クリップの使用は劇的に増えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第4,834,096号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者は、手術クリップの組織保持機能のような手術クリップの1又は2以上の特徴を改善する必要性が存在することを認識している。開示するデバイス及び方法は、上記に列挙した問題及び/又は従来技術での他の問題のうちの1又は2以上を軽減又は克服することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、手術クリップに関する。手術クリップは、凹湾曲を有する第1の内面と凸湾曲を有する第2の内面とを有する第1の脚部材と、第1の脚部材及び第2の脚部材をピボット的に結合するヒンジ部材とを含むことができる。第1の脚部材は、圧縮方向に第1の厚み、横方向に第1の幅、及び長手方向に第1の長さを有することができる。第2の脚部材は、圧縮方向に第2の厚み、横方向に第2の幅、及び長手方向に第1の長さを有することができる。第1の幅は、第1の長さの半分よりも多くに沿って第1の厚みよりも大きいとすることができ、及び/又は第2の幅は、第2の長さの半分よりも多くに沿って第2の厚みよりも大きいとすることができる。
【0007】
一部の実施形態では、第1の幅は、第1の厚みよりも少なくとも1.5倍大きく、及び/又は第2の幅は、第2の厚みよりも少なくとも1.5倍大きい。
一部の実施形態では、第1の幅は、第1の厚みよりも約2倍大きく、及び/又は第2の幅は、第2の厚みよりも約2倍大きい。
一部の実施形態では、第1の幅は、第1の長さの少なくとも約3分の2に沿って第1の厚みよりも大きく、及び/又は第2の幅は、第2の長さの少なくとも約3分の2に沿って第2の厚みよりも大きい。
一部の実施形態では、手術クリップは、第1の脚部材上の少なくとも1つの第1のボス部材と、第2の脚部材上の少なくとも1つの第2のボス部材とを更に含み、第1の幅は、少なくとも1つの第1のボス部材での手術クリップの幅と実質的に同じであり、及び/又は第2の幅は、少なくとも1つの第2のボス部材での手術クリップの幅と実質的に同じである。
一部の実施形態では、第1の幅は、ヒンジ部材の幅と実質的に同じであり、及び/又は第2の幅は、ヒンジ部材の幅と実質的に同じである。
一部の実施形態では、第1の脚部材は、第1の内面の横方向に延びて第1の幅を定める少なくとも1つの第1の翼部材を含み、及び/又は第2の脚部材は、第2の内面の横方向に延びて第2の幅を定める少なくとも1つの第2の翼部材を含む。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材は、1対の第1の翼部材を含み、及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材は、1対の第2の翼部材を含む。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材の遠位部分は、第1の脚部材の遠位端から近位に離間し、及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材の遠位部分は、第2の脚部材の遠位端から近位に離間している。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材は、第1の厚みよりも小さい厚みを有し、及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材は、第2の厚みよりも小さい厚みを有する。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材は、面取りされた内面を含む。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材は、第1の脚部材の外面と連続である外面を含み、及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材は、第2の脚部材の外面と連続である外面を含む。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材の各々は、第1の幅の約4分の1よりも大きくない幅を有し、及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材の各々は、第2の幅の約4分の1よりも大きくない幅を有する。
一部の実施形態では、少なくとも1つの第1の翼部材及び/又は少なくとも1つの第2の翼部材は、実質的に平坦である側面を含む。
一部の実施形態では、手術クリップは、第1の脚部材の遠位部分上のフック部材と、第2の脚部材の遠位部分上の先端部材とを更に含み、フック部材は、先端部材を受け入れて手術クリップを閉鎖構成に保持するように構成される。
一部の実施形態では、手術クリップは、第1の内面及び第2の内面のうちの一方から延びる第1及び第2の横列の歯と、第1の内面及び第2の内面のうちの別のもの上の第1及び第2のチャネルとを含み、閉鎖構成では、第1のチャネルは、第1の横列の歯を受け入れるように構成され、第2のチャネルは、第2の横列の歯を受け入れるように構成される。
一部の実施形態では、手術クリップは、第1の脚部材からヒンジ部材に向けて延びる第1の近位延長部と、第2の脚部材からヒンジ部材に向けて延びる第2の近位延長部とを更に含む。
一部の実施形態では、第1の近位延長部は、凸湾曲を有する内面を含み、第2の近位延長部は、凸湾曲を有する内面を含む。
一部の実施形態では、手術クリップは、第1の脚部材の近位部分での第1の内側部材と、第2の脚部材の近位部分での第1の開口とを更に含み、第1の開口は、閉鎖構成で第1の内側部材を受け入れて手術クリップが反転及び/又は回転することに抵抗するように構成され、第1の内側部材は、第1の開口と係止及び/又は連結しない。
一部の実施形態では、手術クリップは、第2の脚部材の近位部分での第2の内側部材と、第1の脚部材の近位部分での第2の開口とを更に含み、第2の開口は、閉鎖構成で第2の内側部材を受け入れて手術クリップが反転及び/又は回転することに抵抗するように構成され、第2の部材は、第2の開口と係止及び/又は連結しない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明を容易に理解することができるように、本発明の態様が添付図面に一例として示されている。
【0009】
本発明の手術クリップの第1の例示的実施形態の側面図である。
図1の手術クリップの第1の例示的実施形態の圧縮又は閉鎖構成の側面図である。
図1及び図2の手術クリップの第1の例示的実施形態の斜視図である。
図1乃至図3の手術クリップの第1の例示的実施形態の前面図である。
図1乃至図4の手術クリップの第1の例示的実施形態の第1の脚部材の前面図である。
図1乃至図5の手術クリップの第1の例示的実施形態の第2の脚部材の前面図である。
図1乃至図6の手術クリップの第1の例示的実施形態の第1の脚部材の切欠き図である。
図7の切欠き図の断面図である。
図1乃至図8の手術クリップの第1の例示的実施形態の第2の脚部材の切欠き図である。
図9の切欠き図の断面図である。
本発明の手術クリップの第2の例示的実施形態の側面図である。
図11の手術クリップの第2の例示的実施形態の圧縮機構成の側面図である。
図11及び図12の手術クリップの第2の例示的実施形態の斜視図である。
図11乃至図13の手術クリップの第2の例示的実施形態の前面図である。
図11乃至図14の手術クリップの第2の例示的実施形態の第1の脚部材の前面図である。
図11乃至図15の手術クリップの第2の例示的実施形態の第2の脚部材の前面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
類似の参照番号が全体を通して類似の部分を指す図を参照して本発明をここで以下に説明する。本発明は、一般的に、組織(例えば、血管、リンパ節、神経、胆嚢管、又は心臓組織)を圧縮及び/又は結紮するように構成された手術クリップに関する。手術クリップは、組織保持機能を高めるように細長い脚部材を提供することができる。例えば、手術クリップは、5mmクリップアプライヤに嵌合するようなサイズにすることができるが、他の5mmクリップと比較して容量を増大する。より長い脚部材を補強して安定させるために、手術クリップは、脚部材の側面のうちの少なくとも1つに沿って延びる翼部材を有することができる。翼部材は、脚部材の各々にアスペクト比(幅/厚み)の増大を提供することができる。従って、手術クリップは、脚部材の長さにわたって剛性を増大させるように比較的広い。翼部材は、手術クリップの上側及び下側周囲に沿って延びることができるので、翼部材は、内側組織結紮面に干渉しない。幅は、捩りに抵抗して脚部材の位置合わせを維持するようにヒンジ部材を通じて連続的に延びることができる。更に、翼部材内の手術クリップの幅は、ボス部材での手術クリップの幅と同じとすることができ、クリップがその側面上に横たわることを可能にし、自動アプライヤ内の給送特性を改善する。例えば、自動クリップアプライヤのチャネルは、翼部材、ボス部材、及び/又はヒンジ部材の側面との接触を通じて手術クリップの横方向位置合わせを保証することができる。従って、自動クリップアプライヤは、手術クリップのための個別の位置合わせ機能を必要としないことになる。幅は、血管上のその保持を損なう可能性がある外科医がクリップに近すぎて結紮血管を切断することに対して更に保護する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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