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公開番号
2025162890
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2024066384
出願日
2024-04-16
発明の名称
柱梁接合部の設計方法、及びラーメン高架橋
出願人
鉄建建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20251021BHJP(建築物)
要約
【課題】M点における柱梁接合部の変位量を閾値として耐震性能を評価できるプレキャスト工法における柱梁接合部の設計方法等の提供。
【解決手段】プレキャスト工法のラーメン高架橋における柱梁接合部の設計方法であって、縦梁接合部40は、幅方向Yに重ね合わせた柱部材10の柱側閉合鉄筋11及び縦梁部材20の梁側閉合鉄筋21に対して帯状鉄筋41を巻き付けて配置するとともに、柱側閉合鉄筋11の隅角部と梁側閉合鉄筋21の隅角部とに支圧補強鉄筋42を配置した重ね継手部に、コンクリートを打設して形成し、最大曲げモーメントM
m
を維持できる縦梁接合部40の変位量を算出するために縦梁接合部40の塑性ヒンジ回転角θ
pm
を、下式で算出する。
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【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
プレキャスト工法で柱部材と梁部材とを接合して形成した柱梁接合部を有するラーメン構造のコンクリート構造物における柱梁接合部の設計方法であって、
前記柱梁接合部は、
所定方向に所定間隔を隔てて前記柱部材の表面から突出する閉合形状の柱側閉合鉄筋と、前記所定方向に所定間隔を隔てて前記梁部材の表面から突出する閉合形状の梁側閉合鉄筋とを前記所定方向に重ね合わせ、重ね合わせた前記柱側閉合鉄筋及び前記梁側閉合鉄筋に対して帯状鉄筋を前記所定方向に沿って巻き付けて配置するとともに、前記柱側閉合鉄筋の隅角部と前記梁側閉合鉄筋の隅角部とに支圧補強鉄筋を前記所定方向に沿って配置した重ね継手部に、コンクリートを打設して形成した構成として、
最大曲げモーメントを維持できる前記柱梁接合部の変位量を算出するために前記柱梁接合部の塑性ヒンジ回転角θ
pm
を、前記柱梁接合部の帯状鉄筋比p
w
(%)及び引張鉄筋比p
t
(%)を用いて下式で算出する
TIFF
2025162890000006.tif
36
169
柱梁接合部の設計方法。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記最大曲げモーメントを維持できる前記柱梁接合部の曲率φ
m
を、前記塑性ヒンジ回転角θ
pm
、及び等価塑性ヒンジ長L
p
を用いて下式で算出する
TIFF
2025162890000007.tif
35
169
請求項1に記載の柱梁接合部の設計方法。
【請求項3】
地震動を想定した所定入力が前記コンクリート構造物に加わった際、曲げ変形による前記柱梁接合部の曲率が、前記最大曲げモーメントを維持できる前記柱梁接合部の前記曲率φ
m
を下回るように前記柱梁接合部を設計する
請求項2に記載の柱梁接合部の設計方法。
【請求項4】
プレキャスト工法で柱部材と梁部材とを接合して形成した柱梁接合部を有するラーメン高架橋であって、
所定方向に所定間隔を隔てて前記柱部材の表面から突出する閉合形状の柱側閉合鉄筋と、前記所定方向に所定間隔を隔てて前記梁部材の表面から突出する閉合形状の梁側閉合鉄筋とを前記所定方向に重ね合わせ、重ね合わせた前記柱側閉合鉄筋及び前記梁側閉合鉄筋に対して帯状鉄筋を前記所定方向に沿って巻き付けて配置するとともに、前記柱側閉合鉄筋の隅角部と前記梁側閉合鉄筋の隅角部とに支圧補強鉄筋を前記所定方向に沿って配置した重ね継手部に、コンクリートを打設して形成した前記柱梁接合部が、
請求項2または請求項3に記載の柱梁接合部の設計方法によって設計された
ラーメン高架橋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、プレキャスト工法で構築するラーメン構造のコンクリート構造物において、柱部材と梁部材とを接合する柱梁接合部の設計方法、及び該設計方法によって柱梁接合部が設計されたラーメン高架橋に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ラーメン高架橋などのコンクリート構造物の一例として、施工現場で組み立てた型枠にコンクリートを打設する現場打ち工法で構築されたコンクリート構造物がある。
さらに、昨今では施工現場での作業効率向上を目的に、コンクリート製の柱部材とコンクリート製の梁部材とを施工現場で接合するプレキャスト工法が提案されている。
【0003】
具体的には、プレキャスト工法では、柱部材の表面から突出する閉合形状の柱側閉合鉄筋と、梁部材の表面から突出する閉合形状の梁側閉合鉄筋とを所定方向に沿って互い違いに重ね合わせた重ね継手部に、コンクリートを打設して柱梁接合部を形成することで、柱部材と梁部材とを接合している(特許文献1参照)。
【0004】
ところで、現場打ち工法で構築するコンクリート構造物の設計では、コンクリート構造物を棒部材などの単純モデルに置き換えて非線形解析を行い、塑性ヒンジ部の変位量を算出して耐震性能を評価している。
【0005】
例えば現場打ち工法のコンクリート構造物における耐震性能の評価では、まず所望される要求性能から最大曲げモーメントを算出するとともに、算出した最大曲げモーメントを維持できる塑性ヒンジ部の曲率φ
m
(以下、M点と呼ぶ)を、M点における塑性ヒンジ回転角θ
pm
に基づいて算出する。
【0006】
そして、M点における塑性ヒンジ部の曲率φ
m
を閾値として、地震動を想定した荷重入力時における塑性ヒンジ部の曲率が、M点における塑性ヒンジ部の曲率φ
m
を下回る場合、現場打ち工法のコンクリート構造物が所望される耐震性能を満足していると判定する。
【0007】
しかしながら、上述したM点における塑性ヒンジ回転角θ
pm
及び塑性ヒンジ部の曲率φ
m
を算出する従来の計算式は、現場打ち工法で構築するコンクリート構造物を前提としているため、現場打ち工法のコンクリート構造物とは変形形態や破損形態が異なるプレキャスト工法のコンクリート構造物には適していなかった。
【0008】
このため、プレキャスト工法で構築するコンクリート構造物の設計では、柱梁接合部に適した変位量の計算式を確立し、現場打ち工法のコンクリート構造物と同様に、M点における柱梁接合部の変位量を閾値とした耐震性能の評価を行いたいというニーズがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2020-90884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、上述の問題に鑑み、M点における柱梁接合部の変位量を閾値として耐震性能を評価できるプレキャスト工法における柱梁接合部の設計方法、及び該設計方法によって柱梁接合部が設計されたラーメン高架橋を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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