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公開番号
2025160614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-23
出願番号
2024063258
出願日
2024-04-10
発明の名称
モータのコイルの製造方法
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
H02K
15/04 20250101AFI20251016BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】高温でも適切な絶縁性を有するコイルを提供する。
【解決手段】モータのコイルの製造方法は、中央部が貫通した環状形状の金属製のブロックである環状体を準備する準備工程(S102)と、切断面が環状体の厚さ方向と直交するように環状体を厚さ方向において所定間隔で切断して、平板部が螺旋状に繋がった螺旋体を形成する切断工程(S104)と、螺旋体の平板部間の隙間部に、絶縁性を有するシート部材を挿入する挿入工程(S108)を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
中央部が貫通した環状形状の金属製のブロックである環状体を準備する準備工程と、
切断面が前記環状体の厚さ方向と直交するように前記環状体を前記厚さ方向において所定間隔で切断して、平板部が螺旋状に繋がった螺旋体を形成する切断工程と、
前記螺旋体の前記平板部間の隙間部に、絶縁性を有するシート部材を挿入する挿入工程と、
を有する、モータのコイルの製造方法。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記挿入工程において、前記中央部の貫通孔を囲むように前記シート部材を前記隙間部に挿入する、
請求項1に記載のモータのコイルの製造方法。
【請求項3】
前記挿入工程において、前記螺旋体の長手方向の端部よりも前記シート部材が外方に位置するように、前記シート部材を挿入する、
請求項1に記載のモータのコイルの製造方法。
【請求項4】
前記挿入工程において、前記平板部間の間隔が前記シート部材の厚さの2倍よりも小さい前記隙間部に、前記シート部材を挿入する、
請求項1に記載のモータのコイルの製造方法。
【請求項5】
前記隙間部に挿入した前記シート部材を、前記螺旋体に固定する固定工程を更に有する、
請求項1に記載のモータのコイルの製造方法。
【請求項6】
前記螺旋体の表面に絶縁被膜を形成する被膜工程を更に有し、
前記挿入工程において、前記表面に前記絶縁被膜が形成された前記螺旋体の前記隙間部に、前記シート部材を挿入する、
請求項1に記載のモータのコイルの製造方法。
【請求項7】
前記環状体の表面に絶縁被膜を形成する被膜工程を更に有し、
前記切断工程において、前記表面に前記絶縁被膜が形成された前記環状体を前記厚さ方向において前記所定間隔で切断する、
請求項1に記載のモータのコイルの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータのコイルの製造方法に関する。
続きを表示(約 980 文字)
【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、螺旋状に巻回されて形成されたコイルを有するモータが開示されている。上記のコイルの表面には、絶縁被膜が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-149930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、モータの高回転化に伴い発熱が増大しているため、冷媒によるコイルの冷却効率を高めるべく、コイルの温度を高くすることが要請されている。しかし、特許文献1の絶縁被膜は線形部材を螺旋状に巻回した後に形成されるため、コイルに適切に絶縁被膜を形成できず、コイルが高温になると絶縁被膜が劣化するおそれがある。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、高温でも適切な絶縁性を有するコイルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一の態様においては、中央部が貫通した環状形状の金属製のブロックである環状体を準備する準備工程と、切断面が前記環状体の厚さ方向と直交するように前記環状体を前記厚さ方向において所定間隔で切断して、平板部が螺旋状に繋がった螺旋体を形成する切断工程と、前記螺旋体の前記平板部間の隙間部に、絶縁性を有するシート部材を挿入する挿入工程と、を有する、モータのコイルの製造方法を提供する。
【0007】
また、前記挿入工程において、前記中央部の貫通孔を囲むように前記シート部材を前記隙間部に挿入することとしてもよい。
【0008】
また、前記挿入工程において、前記螺旋体の長手方向の端部よりも前記シート部材が外方に位置するように、前記シート部材を挿入することとしてもよい。
【0009】
また、前記挿入工程において、前記平板部間の間隔が前記シート部材の厚さの2倍よりも小さい前記隙間部に、前記シート部材を挿入することとしてもよい。
【0010】
また、前記隙間部に挿入した前記シート部材を、前記螺旋体に固定する固定工程を更に有することとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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