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公開番号
2025160346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025125562,2024070713
出願日
2025-07-28,2020-01-09
発明の名称
無線通信システムにおいて上りリンク制御チャネルの送信装置及び方法
出願人
ウィルス インスティテュート オブ スタンダーズ アンド テクノロジー インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
28/04 20090101AFI20251015BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】より低い遅延時間を確保することができるHARQ-ACK送信の方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末が物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)を基地局に送信する方法であって、第1PUCCHに関連した第1HARQ-ACKコードブックを生成する段階、第2PUCCHに関連した第2HARQ-ACKコードブックを生成する段階及び複数の指示子に基づいて1つのスロットにおいて第1PUCCH及び第2PUCCHを同時に基地局に送信するか又は第1PUCCH及び第2PUCCHのうちいずれか1つのPUCCHを基地局に送信する段階を含み、第1PUCCH及び第2PUCCHは、異なる値を有する第1指示子及び第2指示子にそれぞれ対応し、1つのPUCCHは、第1及び第2指示子に基づいて第1PUCCH又は第2PUCCHの中から決定される。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信システムにおいて端末が物理上りリンク制御チャネル(physical uplink control channel:PUCCH)を基地局に送信する方法であって、
第1PUCCHに関連した第1HARQ-ACKコードブック(codebook)を生成する段階;
第2PUCCHに関連した第2HARQ-ACKコードブックを生成する段階;及び
1つのスロットにおいて前記第1PUCCH及び前記第2PUCCHを同時に前記基地局に送信したり、又は前記第1PUCCH及び前記第2PUCCHのうちいずれか1つのPUCCHを前記基地局に送信する段階を含み、
前記第1PUCCH及び前記第2PUCCHは、異なる値を有する第1指示子及び第2指示子にそれぞれ対応し、
前記1つのPUCCHは、前記第1及び第2指示子に基づいて前記第1PUCCH又は前記第2PUCCHの中から決定されることを特徴とする、方法。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第1PUCCHが0値を有する前記第1指示子に対応する場合、前記第2PUCCHは、1値を有する前記第2指示子に対応し、
前記第1PUCCHが1値を有する前記第1指示子に対応する場合、前記第2PUCCHは、0値を有する前記第2指示子に対応することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1PUCCHに対応する前記第1指示子及び前記第2PUCCHに対応する前記第2指示子を、物理下りリンク制御チャネル又はRRC(radio resource control)シグナリングで前記基地局から受信する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1HARQ-ACKコードブックは、半静的(semi-static)方式で生成され、前記第2HARQ-ACKコードブックは、動的方式で生成されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
1つのスロットにおいて前記第1PUCCH及び前記第2PUCCHを同時に前記基地局に送信する段階は、前記第1PUCCHと前記第2PUCCHの送信が衝突しない場合に行われ、
前記第1PUCCH及び前記第2PUCCHのうちいずれか1つのPUCCHを送信する段階は、前記第1PUCCHと前記第2PUCCHの送信が衝突する場合に行われ、
前記第1PUCCHと前記第2PUCCHの送信が衝突する場合は、前記第1PUCCHのためのリソースと前記第2PUCCHのためのリソースとが少なくとも一部重なる場合を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1PUCCH及び前記第2PUCCHのうちいずれか1つのPUCCHを送信する段階は、前記第1HARQ-ACKコードブックと前記第2HARQ-ACKコードブックとを多重化して前記1つのPUCCHにマッピングする段階をさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記1つのスロットよりも先行のスロットにおいて前記第1PUCCH又は前記第2PUCCHと関連した(associated)少なくとも1つの物理下りリンク共用チャネル(physical downlink shared channel:PDSCH)を受信する段階をさらに含み、
前記PDSCHの受信タイミングと前記少なくとも1つのPDSCHに関するHARQ-ACKコードブックを含むPUCCHの送信タイミングとの間の間隔は、前記1つのスロット又は前記先行のスロットを構成するシンボルの数(=a)よりも少ない数(=b)のシンボル単位と定義されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記bは、前記aの半分であることを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記1つのスロット及び前記先行のスロットはそれぞれ、複数のサブスロットを含み、
前記少なくとも1つのPDSCHに関するHARQ-ACKコードブックは、前記先行のスロットにおいて受信可能な最大PDSCHの個数と同じ数のHARQ-ACKを含むことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記1つのスロットよりも先行のスロットにおいて半静的にスケジュールされた(semi persistently scheduled)PDSCHを受信する段階をさらに含み、
前記先行のスロットからk1個のスロット以後に前記半静的にスケジュールされたPDSCHに関するHARQ-ACKを送信できない場合、前記半静的にスケジュールされたPDSCHに関するHARQ-ACKを含むPUCCHの送信タイミングが、前記1つのスロットまで遅延され、
前記k1は、前記半静的にスケジュールされたPDSCHの受信タイミングと前記PDSCHに関するHARQ-ACKを含むPUCCHの送信タイミングとの間の間隔であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信に関し、より詳細には、無線通信システムにおいて上りリンク制御チャネルの送信装置及び方法、受信装置及び方法、並びにそのための下りリンク制御装置及び方法に関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
4G(4th generation)通信システムの商用化後、増加する無線データトラフィック需要を充足するために、新たな5G(5th generation)通信システムを開発するための努力が行われている。5G通信システムは、4Gネットワーク以降(beyond 4G network)の通信システム、LTEシステム以降(post LTE)のシステム、またはNR(new radio)システムと称されている。高いデータ伝送率を達成するために、5G通信システムは、6GHz以上の超高周波(mmWave)帯域を使用して運用されるシステムを含み、また、カバレッジを確保し得る側面から6GHz以下の周波数帯域を使用して運用される通信システムを含んで、基地局と端末における具現が考慮されている。
【0003】
3GPP(登録商標、以下同様)(3rd generation partnership project) NRシステムは、ネットワークスペクトルの効率を向上させて、通信事業者が与えられた帯域幅でより多くのデータ及び音声サービスを提供し得るようにする。よって、3GPP NRシステムは、大容量音声支援以外にも、高速データ及びメディア伝送に対する要求を充足するように設計される。NRシステムの長所は、同じプラットフォームで高い処理量、低い待機時間、FDD(frequency division duplex)、及びTDD(time division duplex)支援、向上された最終ユーザ環境、及び簡単なアーキテクチャで低い運営コストを有するという点である。
【0004】
超高周波帯域における電波の経路損失の緩和、及び電波の伝達距離の増加のために、5G通信システムではビームフォーミング(beamforming)、巨大配列体重入出力(massive MIMO)、全次元多重入出力(full dimension MIMO、FD-MIMO)、アレイアンテナ(array antenna)、アナログビームフォーミング(analog beam-forming)、アナログビームフォーミングとデジタルビームフォーミングを組み合わせるハイブリッドビームフォーミング、及び大規模アンテナ(large scale antenna)技術が論議されている。また、システムネットワークを改善するために、5G通信システムでは進化した小型セル、改善された小型セル(advanced small cell)、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud radio access network:cloud RAN)、超高密度ネットワーク(ultra-dense network)、機器間通信(device to device communication:D2D)、車両を利用する通信(vehicle to everything communication:V2X)、無線バックホール(wireless backhaul)、非地上波ネットワーク通信(non-terrestrial network communication、NTN)、移動ネットワーク(moving network)、協力通信(cooperative communication)、CoMP(coordinated multi-points)、及び受信干渉除去(interference cancellation)などに関する技術開発が行われている。その他、5Gシステムでは進歩したコーディング変調(advanced coding modulation:ACM)方式のFQAM(hybrid FSK and QAM modulation)及びSWSC(sliding window superposition coding)と、進歩したアクセス技術であるFBMC(filter bank multi-carrier)、NOMA(non-orthogonal multiple access)、及びSCMA(sparse code multiple access)などが開発されている。
【0005】
一方、インターネットは人間が情報を生成し消費する人間中心の連結網において、物など分散された構成要素間に情報を交換し処理するIoT(Internet of Things、モノのインターネット)網に進化している。クラウドサーバなどとの連結を介したビックデータ(big data)処理技術などがIoT技術に結合されたIoE(Internet of Everything)技術も台頭している。IoTを具現するために、センシング技術、有無線通信及びネットワークインフラ、サービスインタフェース技術、及び保安技術などのような技術要素が要求されており、最近は物間の連結のためのセンサネットワーク、マシンツーマシン(machine to machine、M2M)、MTC(machine type communication)などの技術が研究されている。IoT環境では、連結された物から生成されたデータを収集、分析して、人間の生活に新たな価値を生み出す知能型IT(internet technology)サービスが提供される。IoTは、従来のIT技術と多様な産業間の融合及び複合を介し、スマートホーム、スマートビル、スマートシティ、スマートカーまたはコネクテッドカー、スマートグリッド、ヘルスケア、スマート家電、先端医療サービスなどの分野に応用される。
【0006】
そこで、5G通信システムをIoT網に適用するための様々な試みが行われている。例えば、センサネットワーク、マシンツーマシン、MTCなどの技術が、5G通信技術であるビームフォーミング、MIMO、及びアレイアンテナなどの技法によって具現されている。上述したビックデータ処理技術として、クラウド無線アクセスネットワーク(cloud RAN)の適用も5G技術とIoT技術の融合の一例といえる。一般に、移動通信システムは、ユーザの活動性を保障しながら音声サービスを提供するために開発された。
【0007】
未来の5G技術は、実時間制御(real-time control)及び触感インターネット(tactile internet)のような新しいアプリケーション(application)の登場に伴ってより低い遅延のデータ送信を要求しており、5Gデータ要求遅延は、1msまでに低くなると予想される。5Gは、従来に比べて約10倍も減少したデータ遅延の提供を目標としている。このような問題を解決するために、5Gは既存のスロット(又は、サブフレーム)に加えて、より短いTTI周期(例えば、0.2ms)を有するミニスロットを用いた通信システムが提案されると予想される。
【0008】
3GPPリリース(release)16で開発中である強化した(enhanced)超高信頼・超低遅延通信(ultra reliable low latency communication:URLLC)について、より低い遅延時間及びより高い信頼度を提供するための様々な技術が議論中である。そのうち、より低い遅延時間を提供するために、1つのスロットに2つ以上のHARQ-ACKを含む上りリンク制御チャネルの送信を支援する。端末は、下りリンク共有チャネル受信の成否に対する応答としてHARQ-ACKを可能な限り早く送信できるようにし、より低い遅延時間を確保することができる。特に、1つのスロットに複数のHARQ-ACK送信のための複数のPUCCHが存在するとき、PUCCHを送信する手順及びHARQ-ACKタイミングが新しく定義される必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の技術的課題は、無線通信システムにおいて上りリンク制御チャネルの送信装置及び方法、受信装置及び方法、並びにそのための下りリンク制御装置及び方法を提供することである。
【0010】
本発明の他の技術的課題は、複数のPUCCH送信のための下りリンク制御情報の伝達方法及びPUCCHが含むHARQ-ACK情報に対する決定方法を提供することである。
(【0011】以降は省略されています)
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