TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025160168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2025106109,2025061634
出願日2025-06-24,2022-03-08
発明の名称SERD投薬レジメンの組み合わせを使用してがんを治療する方法
出願人イーライ リリー アンド カンパニー
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 31/436 20060101AFI20251015BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】がん治療として、エストロゲン受容体をアンタゴナイズし分解する強力な抗エストロゲン治療を提供する。
【解決手段】式
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025160168000010.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">29</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">128</com:WidthMeasure> </com:Image>
で表される化合物、又はその薬学的に許容される塩を、がん治療を必要とする患者に投与するための投薬レジメンが提供される。投薬レジメンは、アジュバント療法を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
がんを治療する方法であって、
約200mg~約400mgの用量の式I
JPEG
2025160168000007.jpg
29
128
の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、そのような治療を必要とする患者に、少なくとも1週間、少なくとも1日1回投与することを含む、方法。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記薬学的に許容される塩が、トシレート塩である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記用量が、約200mg、約300mg、又は約400mgである、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記用量が、約400mgである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記患者が、乳がん、卵巣がん、子宮内膜がん、前立腺がん、子宮がん、胃がん、及び肺がんからなる群から選択されるがんを有すると特定又は診断されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記がんが、HR陽性である、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記HR陽性がんが、ER陽性かつHER2陰性である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記HR陽性がんが、ER陽性かつHER2陽性である、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記がんが、転移性乳がん(mBC)である、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記がんが、進行性乳がんである、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2021年3月9日に出願された米国仮出願第63/158,688号を、あらゆる目的でその全体を参照により組み込む。
続きを表示(約 1,700 文字)【0002】
本開示は、がん治療の分野に関する。
【背景技術】
【0003】
選択的エストロゲン受容体分解剤(selective estrogen receptor degrader、SERD)は、エストロゲン受容体(estrogen receptor、ER)に結合し、ER介在性転写活性を下方制御する。SERDによって引き起こされるこの分解と下方制御は、がんなどの細胞増殖障害の治療に役立つ可能性がある。
【0004】
薬物開発は、予測不可能である。多くの場合、ほとんど不明な理由のために、新しい分子が前臨床及び/又は臨床段階で失敗することは一般的である。投薬により複雑さが追加され、それによって更なる予測不可能性が生じる。体重、パフォーマンスステータス、以前の全身療法の数、遺伝学、及び組織学的腫瘍タイプを含むがこれらに限定されない様々な因子に起因して、必ずしも全ての薬物投薬レジメンが全ての患者集団において同等に有効であるとは限らない。毒性の問題は、更なる複雑さをもたらす。有効性と毒性のバランスをとる必要がある。加えて、どの患者が疾患進行前に利益を受けるのに十分な速さで治療的血清レベルを達成するかを予測することは、必ずしも可能ではない。負荷用量の投与により、以前に応答しなかった部分集団において、その集団又は以前に応答した集団に対して毒性学的障壁をもたらすことなく、早期進行の可能性のある改善の提供を追求する。
【0005】
がんを患う患者に代替となる治療法を提供することが依然として必要である。加えて、より良好な寛容性プロファイルを有する代替的な治療法を提供すること、又は限定的な有害事象及びより少ない投薬中断若しくは中止で最大の活性を可能にする代替的な治療法を提供することが、依然として必要とされている。臨床的に関連する活性及びバイオアベイラビリティを有する、ERをアンタゴナイズし分解する、強力な抗エストロゲン治療が依然として必要とされている。(Shagufta,et al.,Recent progress in selective estrogen receptor down regulators(SERDs)for the treatment of breast cancer,RSC Med.Chem.,2020,11,438-454)。
【発明の概要】
【0006】
本開示は、以下、式Iとされる、(5R)-5-[4-[2-[3-(フルオロメチル)アゼチジン-1-イル]エトキシ]フェニル]-8-(トリフルオロメチル)-5H-クロメノ[4,3-c]キノリン-2-オール、又はその薬学的に許容される塩を、がんを治療するためのアジュバント療法の一部として使用する、新しい投薬プロトコールに関する。
【0007】
式Iの化合物は、以下の構造:
【0008】
JPEG
2025160168000001.jpg
29
128
又はその薬学的に許容される塩を有する。
【0009】
本化合物は、国際公開第20/014435号又は米国特許第10,654,866号に記載されている合成ステップを使用して、遊離塩基又はその薬学的に許容される塩として調製することができる。本化合物は、商標名「イムルネストラント」で知られている。
【0010】
式Iの化合物は、経口バイオアベイラブルな選択的SERDである。これは、野生型及び突然変異体エストロゲン受容体α(ERα又はESR1)の強力な分解剤及び選択的アンタゴニストである。式Iの化合物を、がん治療するために、アジュバント療法の一部として、1つ以上の他の治療剤と組み合わせて、外科手術と併せて、又は1つ以上の他の治療剤と組み合わせてかつ外科手術と併せて使用する、新しい治療レジメン及び投薬プロトコールを開発することは、有用であろう。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
短下肢装具
3か月前
個人
排尿補助器具
8日前
個人
洗井間専家。
6か月前
個人
前腕誘導装置
3か月前
個人
嚥下鍛錬装置
3か月前
個人
汚れ防止シート
23日前
個人
矯正椅子
4か月前
個人
歯の修復用材料
4か月前
個人
バッグ式オムツ
4か月前
個人
アイマスク装置
1か月前
個人
胸骨圧迫補助具
1か月前
個人
ウォート指圧法
6日前
個人
ホバーアイロン
6か月前
個人
陣痛緩和具
3か月前
個人
シャンプー
6か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
3か月前
個人
湿布連続貼り機。
2か月前
個人
歯の保護用シール
4か月前
株式会社大野
骨壷
3か月前
株式会社コーセー
化粧料
5日前
個人
性行為補助具
2か月前
個人
エア誘導コルセット
1か月前
株式会社八光
剥離吸引管
4か月前
個人
治療用酸化防御装置
1か月前
個人
服薬支援装置
7か月前
個人
手指運動ツール
2か月前
株式会社ニデック
検眼装置
3か月前
個人
形見の製造方法
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
12日前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
1か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
5か月前
個人
高気圧環境装置
4か月前
個人
シリンダ式歩行補助具
2か月前
株式会社ニデック
眼科装置
1か月前
続きを見る