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公開番号
2025160157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025096872,2022549738
出願日
2025-06-10,2021-01-19
発明の名称
スマートコントラクト
出願人
エヌチェーン ライセンシング アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
9/50 20060101AFI20251015BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複層化ネットワークにおいて実行される方法を提供する。
【解決手段】複層化ネットワーク1200は、1つ又は複数のコアノード1201を備えるコア層、各々が1つ又は複数の中間層ノード1202を備える1つ又は複数の中間層及び各々が1つ又は複数の外側層ノード1203を備える1つ又は複数の外側層とを備える。コアノードの各々はブロックチェーンネットワークのノードである。中間層ノードはスマートコントラクトサービスを提供するスマートコントラクトノードである。外側層ノードはスマートコントラクトサービスのクライアントノードである。方法は、スマートコントラクトノードによって、第1のスマートコントラクトノードにおいて維持されている状態の記録にスマートコントラクトの状態を記録することを含む。加えて、同様に状態を記録する少なくとも第1のトランザクションを、ブロックチェーンネットワークのブロックチェーンに記録する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
複層化ネットワークにおけるスマートコントラクトの状態を維持する方法であって、前記複層化ネットワークが、1つまたは複数のコアノードを備えるコア層と、各々が1つまたは複数の中間層ノードを備える1つまたは複数の中間層と、各々が1つまたは複数の外側層ノードを備える1つまたは複数の外側層とを備え、前記コアノードの各々がブロックチェーンネットワークのノードであり、前記中間層ノードの1つまたは複数が、前記スマートコントラクトの前記状態を維持するためのスマートコントラクトサービスを提供するスマートコントラクトノードであり、前記外側層ノードの1つまたは複数が前記スマートコントラクトサービスのクライアントノードであり、前記方法が、前記1つまたは複数のスマートコントラクトノードのうちの第1のノードによって、
前記第1のスマートコントラクトノードにおいて維持されている前記状態の記録に前記スマートコントラクトの状態を記録するステップを備え、
前記状態も記録する少なくとも第1のトランザクションが、前記ブロックチェーンネットワークのブロックチェーンに記録される、方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記1つまたは複数のスマートコントラクトノードが複数のスマートコントラクトノードであり、前記方法が、前記第1のスマートコントラクトノードによって、
他のスマートコントラクトノードにおいて維持されている前記スマートコントラクトの前記状態の記録に前記状態を広めるステップを備え、前記広めることが、前記複層化ネットワークの前記1つまたは複数の中間層内のスマートコントラクトノード間の1つまたは複数の接続を介して実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のトランザクションが、前記ブロックチェーンに記録されるように、前記コアノードの少なくとも1つに前記クライアントノードの1つによって伝送される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のスマートコントラクトノードによって、前記ブロックチェーンに記録されるように、前記第1のスマートコントラクトノードから前記コアノードの少なくとも1つに前記第1のトランザクションを伝送するステップを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のトランザクションが、前記クライアントノードの前記1つと前記コア層との間の前記複層化ネットワーク内の少なくとも1つの接続を介して、前記少なくとも1つのコアノードに直接伝送される、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のスマートコントラクトノードによって、
前記第1のスマートコントラクトノードにおける前記クライアントノードの前記1つから前記第1のトランザクションを受信するステップを備え、
前記第1のスマートコントラクトノードによる前記伝送が、前記少なくとも1つのコアノードに前記第1のトランザクションを転送することを備える、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記受信が、前記第1のスマートコントラクトノードと前記クライアントノードの前記1つとの間の前記複層化ネットワーク内の接続を介して直接実行されること、および/または、
前記転送が、前記第1のスマートコントラクトノードと前記コア層との間の前記複層化ネットワーク内の少なくとも1つの接続を介して直接実行されることの、一方または両方が成り立つ、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のトランザクションが前記クライアントノードの1つによって開始される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記第1のトランザクションが前記第1のスマートコントラクトノードによって開始される、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記スマートコントラクトノードの少なくとも1つにおいて維持される前記状態の前記記録が、前記クライアントノードの少なくとも1つに対して利用可能にされる、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ブロックチェーンを使用してスマートコントラクトを提供する方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ブロックチェーンとは、ある形式の分散型データ構造を指し、ブロックチェーンの複製は、ピアツーピア(P2P)ネットワークの中の複数のノードの各々において維持される。ブロックチェーンは、データのブロックのチェーンを備え、各ブロックは、1つまたは複数のトランザクションを備える。各トランザクションは、1つまたは複数のブロックにまたがることがあるシーケンスにおける先行するトランザクションを指し戻すことがある。トランザクションは、新しいブロックに含まれるようにネットワークに出され得る。新しいブロックは「マイニング」として知られているプロセスによって作成され、これは、複数のマイニングノードの各々が競争して「プルーフオブワーク」を実行すること、すなわち、ブロックに含められることを待機している未処理のトランザクションのプールに基づいて、暗号パズルを解くことを伴う。
【0003】
ネットワークの中の各ノードは、転送、マイニング、および記憶という3つの役割のいずれか1つ、2つ、またはすべてを有し得る。転送ノードは、ネットワークのノード全体にトランザクションを広める。マイニングノードは、ブロックへのトランザクションのマイニングを実行する。記憶ノードは各々、ブロックチェーンのマイニングされたブロックの自身固有のコピーを記憶する。トランザクションがブロックチェーンに記録されるようにするために、関係者は、広められるべきネットワークのノードの1つにトランザクションを送信する。トランザクションを受信するマイニングノードは、競ってトランザクションを新しいブロックへとマイニングしてもよい。各ノードは、同じノードプロトコルを尊重するように構成され、これは、トランザクションが有効であるための1つまたは複数の条件を含む。無効なトランザクションは、広められることも、ブロックへとマイニングされることもない。トランザクションが正当性確認されて、それによりブロックチェーン上で受け入れられると仮定すると、トランザクション(あらゆるユーザデータを含む)はしたがって、イミュータブルな公開記録としてP2Pネットワークの中のノードの各々に記憶されたままになる。
【0004】
最新のブロックを作成するためにプルーフオブワークパズルを解くことに成功したマイナは通常、新しい額のデジタル資産を生成する「生成トランザクション」と呼ばれる新しいトランザクションにより報酬を受ける。プルーフオブワークは、マイナが二重消費トランザクションを自分のブロックに含めることによってシステムにおいて不正を行わないことの動機となり、それは、ブロックをマイニングするには大量の計算リソースが必要であり、二重消費するための試みを含むブロックが他のノードにより受け入れられない可能性が高いからである。
【0005】
「出力ベース」モデル(UTXOベースのモデルと呼ばれることがある)では、所与のトランザクションのデータ構造は、1つまたは複数の入力および1つまたは複数の出力を備える。あらゆる消費可能な出力は、UTXO(「未消費トランザクション出力」)と呼ばれることがある、デジタル資産の額を指定する要素を備える。出力はさらに、出力を引き換えるための条件を指定するロッキングスクリプトを備えてもよい。各入力は、先行するトランザクションにおけるそのような出力へのポインタを備え、指し示された出力のロッキングスクリプトをアンロックするためのアンロッキングスクリプトをさらに備えてもよい。よって、トランザクションのペアを考え、それらを第1のトランザクションおよび第2のトランザクション(または「標的」トランザクション)と呼ぶ。第1のトランザクションは、デジタル資産の額を指定し、出力をアンロックする1つまたは複数の条件を定義するロッキングスクリプトを備える、少なくとも1つの出力を備える。第2の標的トランザクションは、第1のトランザクションの出力へのポインタと、第1のトランザクションの出力をアンロックするためのアンロッキングスクリプトとを備える、少なくとも1つの入力を備える。
【0006】
そのようなモデルでは、第2の標的トランザクションが、ブロックチェーンにおいて広められて記録されるようにP2Pネットワークに送信されるとき、各ノードにおいて適用される正当性の基準の1つは、アンロッキングスクリプトが第1のトランザクションのロッキングスクリプトにおいて定義される1つまたは複数の条件のすべてを満たすということである。別の基準は、第1のトランザクションの出力が別のより前の正当なトランザクションによってまだ引き換えられていないということである。これらの条件のいずれかに従って標的トランザクションが無効であることを見出したいずれのノードも、ブロックチェーンに記録されることになるブロックへのマイニングのために、トランザクションを広めず、また含めない。
【0007】
代替的なタイプのトランザクションモデルは、アカウントベースモデルである。この場合、各トランザクションは、過去のトランザクションのシーケンスの中の先行するトランザクションのUTXOを参照することによってではなく、絶対的なアカウント残高を参照することによって、移されるべき額を定義する。すべてのアカウントの現在の状態が、ブロックチェーンとは別のマイナによって記憶され、定期的に更新される。
【0008】
従来、ブロックチェーンにおけるトランザクションは、デジタル資産、すなわちある数のデジタルトークンを運ぶために使用される。しかしながら、ブロックチェーンは、ブロックチェーンの上に追加の機能を重ねるためにも活用することもできる。たとえば、ブロックチェーンプロトコルは、トランザクションの出力に追加のユーザデータを記憶することを許容してもよい。現代のブロックチェーンは、単一のトランザクションに記憶できる最大のデータ容量を増大させており、より複雑なデータを組み込むことが可能になっている。たとえば、これを使用して、電子文書、またはオーディオもしくはビデオデータをもブロックチェーンに記憶してもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
WO/2018/078584
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本開示は、スマートコントラクトの状態がブロックチェーンネットワークノードのコアの周りで複層化されたスマートコントラクトノードの層において維持されるような、かつ状態がブロックチェーンネットワークのブロックチェーンにも記憶されるような、方式を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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