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公開番号
2025160118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2025051277
出願日
2025-03-26
発明の名称
自動方向探知のためのシステム及び方法
出願人
ザ・ボーイング・カンパニー
,
The Boeing Company
代理人
園田・小林弁理士法人
主分類
G01S
3/14 20060101AFI20251015BHJP(測定;試験)
要約
【解決手段】方法が、第1のループアンテナから第1の信号を受信し、第2のループアンテナから第2の信号を受信することを含む。該方法は、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を生成するために、複数の無線ソースに関連付けられた周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高いサンプリングレートで、第1の信号と第2の信号をサンプリングすることを含む。該方法は、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を周波数ドメイン表現に変換することを含む。該方法はまた、周波数ドメイン表現に基づいて、周波数ドメイン内で表現された第1のデジタル信号と第2のデジタル信号の相対的な振幅と位相を比較することによって、複数の無線ソースのうちの無線ソースについての第1の方位の推定を生成することも含む。
【効果】GPS又は慣性航法システムなどのような他の航行システムにおける故障の場合に使用され得る冗長的な航行ツールを提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
自動方向探知機(100)であって、
第1のループアンテナ(126)、
第2のループアンテナ(128)、並びに
前記第1のループアンテナと前記第2のループアンテナとに結合された1以上のプロセッサ(106)を備え、前記1以上のプロセッサは、
前記第1のループアンテナから第1の信号(132)を受信し、前記第2のループアンテナから第2の信号(134)を受信すること、
第1のデジタル信号(114)と第2のデジタル信号(116)を生成するために、複数の無線ソースに関連付けられた周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高いサンプリングレートで、前記第1の信号と前記第2の信号をサンプリングすること、
前記第1のデジタル信号と前記第2のデジタル信号を周波数ドメイン表現に変換すること、及び
前記周波数ドメイン表現に基づいて、前記周波数ドメイン内で表現された前記第1のデジタル信号と前記第2のデジタル信号の相対的な振幅と位相を比較することによって、前記複数の無線ソースのうちの無線ソースについての第1の方位の推定(122)を生成すること、を実行するように構成されている、自動方向探知機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記1以上のプロッサは、前記第1のループアンテナと前記第2のループアンテナの各々の単一時間ドメインサンプリングに基づいて、並列処理動作で前記複数の無線ソースに対する複数の方位の推定を同時に生成するように構成されている、請求項1に記載の自動方向探知機。
【請求項3】
第3のループアンテナを更に備え、前記1以上のプロセッサは、前記第3のループアンテナに結合され、前記1以上のプロセッサは、
前記第3のループアンテナから第3の信号を受信すること、及び
第3のデジタル信号を生成するために、前記周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高いサンプリングレートで前記第3の信号をサンプリングすること、を実行するように更に構成され、前記1以上のプロセッサは、前記第1のデジタル信号、前記第2のデジタル信号、及び前記第3のデジタル信号を、前記周波数ドメイン表現に変換するように構成されている、請求項1に記載の自動方向探知機。
【請求項4】
前記1以上のプロセッサは、前記周波数ドメイン表現に基づいて、前記複数の無線ソースのうちの無線ソースについての前記第1の方位の推定と第2の方位の推定を生成するように更に構成されている、請求項3に記載の自動方向探知機。
【請求項5】
前記1以上のプロセッサは、前記第1の方位の推定と前記第2の方位の推定に、故障検出動作を適用するように更に構成されている、請求項4に記載の自動方向探知機。
【請求項6】
前記1以上のプロセッサは、前記無線ソースの全体的な方位の推定を生成するように更に構成され、前記全体的な方位の推定は、前記第1の方位の推定と前記第2の方位の推定の平均を含む、請求項4に記載の自動方向探知機。
【請求項7】
検知アンテナを更に備える、請求項1に記載の自動方向探知機。
【請求項8】
前記自動方向探知機は、統合されたユニットである、請求項1に記載の自動方向探知機。
【請求項9】
前記統合されたユニットは、システムオンチップである、請求項8に記載の自動方向探知機。
【請求項10】
前記周波数範囲は、略0.19から1.75MHzである、請求項1に記載の自動方向探知機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[0001] 本開示は、広くは、自動方向探知のためのシステム及び方法に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)
【背景技術】
【0002】
[0002] 自動方向探知機(ADF)は、航空で使用される航行機器である。ADFは、1以上のループアンテナにより航空機上の無線送信機ステーションから受信された信号の相対強度を測定することによって、航空機に対して既知の位置にある無線送信機の方向についての情報をパイロットに提供する。
【0003】
[0003] 特定の運航状況では、ADFの使用が、全地球測位システム(GPS)などの他の航行システムに取って代わられて減少した。GPSへの移行は、他の理由の中でもとりわけ、GPSによって提供される優れた性能と地球規模のカバレッジ、より容易に他のアビオニクスシステムに統合されるGPSの能力、及び従来のADFとは対照的なGPSシステムが利用可能なより小さなフォームファクタによって拍車がかかった。しかし、ADFは、特に、他の航行システムが、GPSのバックアップとして利用できなかったり又は機能する効果が低かったりするエリアでは、多くの航空機に搭載されたままである。ADFはまた、より小さな航空機や、より古い航空機など、より高度な航行手段に移行することが費用対効果に合わない場合にも使用されている。
【発明の概要】
【0004】
[0004] 特定の一実施態様では、自動方向探知機が、第1のループアンテナ、第2のループアンテナ、及び第1のループアンテナと第2のループアンテナとに結合された1以上のプロセッサを含む。1以上のプロセッサは、第1のループアンテナから第1の信号を受信し、第2のループアンテナから第2の信号を受信するように構成されている。1以上のプロセッサは、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を生成するために、複数の無線ソースに関連付けられた周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高い周波数範囲にわたり、第1の信号と第2の信号をサンプリングするように構成されている。1以上のプロセッサは、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を周波数ドメイン表現に変換するように構成されている。1以上のプロセッサはまた、周波数ドメイン表現に基づいて、周波数ドメイン内で表現された第1のデジタル信号と第2のデジタル信号の相対的な振幅と位相を比較することによって、複数の無線ソースのうちの無線ソースについての第1の方位の推定(bearing estimate)を生成するようにも構成されている。
【0005】
[0005] 別の特定の一実施態様では、非一過性のコンピュータ可読媒体が、命令を含む。該命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、第1のループアンテナから第1の信号を受信すること、及び第2のループアンテナから第2の信号を受信すること、を実行させる。該命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を生成するために、複数の無線ソースに関連付けられた周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高い周波数範囲にわたり、第1の信号と第2の信号をサンプリングすること、を実行させる。該命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、前記1以上のプロセッサに、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を周波数ドメイン表現に変換すること、を実行させる。該命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、前記1以上のプロセッサに、周波数ドメイン表現に基づいて、周波数ドメイン内で表現された第1のデジタル信号と第2のデジタル信号の相対的な振幅と位相を比較することによって、複数の無線ソースのうちの無線ソースについての第1の方位の推定を生成すること、を実行させる。
【0006】
[0006] 別の特定の一実施態様では、方法が、第1のループアンテナから第1の信号を受信すること、及び第2のループアンテナから第2の信号を受信することを含む。該方法は、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を生成するために、複数の無線ソースに関連付けられた周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高い周波数範囲にわたり、第1の信号と第2の信号をサンプリングすることを含む。該方法は、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を周波数ドメイン表現に変換することを含む。該方法は、周波数ドメイン表現に基づいて、周波数ドメイン内で表現された第1のデジタル信号と第2のデジタル信号の相対的な振幅と位相を比較することによって、複数の無線ソースのうちの無線ソースについての第1の方位の推定を生成することを含む。
【0007】
[0007] 別の特定の一実施態様では、デバイスが、第1のループアンテナから第1の信号を受信すること、及び第2のループアンテナから第2の信号を受信すること、のための手段を含む。該デバイスは、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を生成するために、複数の無線ソースに関連付けられた周波数範囲全体をキャプチャするのに十分高い周波数範囲にわたり、第1の信号と第2の信号をサンプリングすること、のための手段を含む。該デバイスは、第1のデジタル信号と第2のデジタル信号を周波数ドメイン表現に変換すること、のための手段を含む。該デバイスは、周波数ドメイン表現に基づいて、周波数ドメイン内で表現された第1のデジタル信号と第2のデジタル信号の相対的な振幅と位相を比較することによって、複数の無線ソースのうちの無線ソースについての第1の方位の推定を生成すること、のための手段を含む。
【0008】
[0008] 別の特定の一実施態様では、システムが、自動方向探知機から、第1の無線ソースに対する第1の向きに関連付けられた第1の方位の推定を受信するように構成された1以上のプロセッサを含む。第1の方位の推定は、第1の複数の方位の測定に基づく。第1の複数の方位の測定の第1の部分は、第1のループアンテナからの第1の信号に基づき、第1の複数の方位の測定の第2の部分は、第2のループアンテナからの第2の信号に基づく。1以上のプロセッサは、自動方向探知機から、第2の無線ソースに対する第2の向きに関連付けられた第2の方位の推定を受信するように構成されている。第2の方位の推定は、第2の複数の方位の測定に基づく。第2の複数の方位の測定の第1の部分は、第1のループアンテナからの第1の信号に基づき、第2の複数の方位の測定の第2の部分は、第2のループアンテナからの第2の信号に基づく。1以上のプロセッサはまた、第1の方位の推定と第2の方位の推定に少なくとも基づいて、位置を特定するようにも構成されている。
【0009】
[0009] 別の特定の一実施態様では、非一過性のコンピュータ可読媒体が、命令を含む。該命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、自動方向探知機から、第1の無線ソースに対する第1の向きに関連付けられた第1の方位の推定を受信すること、を実行させる。第1の方位の推定は、第1の複数の方位の測定に基づく。第1の複数の方位の測定の第1の部分は、第1のループアンテナからの第1の信号に基づき、第1の複数の方位の測定の第2の部分は、第2のループアンテナからの第2の信号に基づく。該命令は、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、自動方向探知機から、第2の無線ソースに対する第2の向きに関連付けられた第2の方位の推定を受信すること、を実行させる。第2の方位の推定は、第2の複数の方位の測定に基づく。第2の複数の方位の測定の第1の部分は、第1のループアンテナからの第1の信号に基づき、第2の複数の方位の測定の第2の部分は、第2のループアンテナからの第2の信号に基づく。該命令はまた、1以上のプロセッサによって実行されると、1以上のプロセッサに、第1の方位の推定と第2の方位の推定に少なくとも基づいて、位置を特定すること、も実行させる。
【0010】
[0010] 別の特定の一実施態様では、方法が、自動方向探知機から、第1の無線ソースに対する第1の向きに関連付けられた第1の方位の推定を受信することを含む。第1の方位の推定は、第1の複数の方位の測定に基づく。第1の複数の方位の測定の第1の部分は、第1のループアンテナからの第1の信号に基づいて、1以上のプロセッサによって生成され、第1の複数の方位の測定の第2の部分は、第2のループアンテナからの第2の信号に基づいて、1以上のプロセッサによって生成される。該方法は、自動方向探知機から、第2の無線ソースに対する第2の向きに関連付けられた第2の方位の推定を受信することを含む。第2の方位の推定は、第2の複数の方位の測定に基づく。第2の複数の方位の測定の第1の部分は、第1のループアンテナからの第1の信号に基づいて、1以上のプロセッサによって生成され、第2の複数の方位の測定の第2の部分は、第2のループアンテナからの第2の信号に基づいて、1以上のプロセッサによって生成される。該方法はまた、第1の方位の推定と第2の方位の推定に少なくとも基づいて、位置を特定することも含む。
(【0011】以降は省略されています)
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