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公開番号
2025159379
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2024061864
出願日
2024-04-08
発明の名称
スケジュール作成システム、方法、および、プログラム
出願人
NECソリューションイノベータ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/0631 20230101AFI20251014BHJP(計算;計数)
要約
【課題】人員のタイプを考慮してスケジュールを作成できるスケジュール作成システムを提供する。
【解決手段】スケジュール作成システムは、対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで人員を各作業に配置したときに対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成する最適化部を備えている。最適化部は、上記バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで前記人員を各作業に配置したときに前記対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成する最適化部を備え、
前記最適化部は、前記バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成する
ことを特徴とするスケジュール作成システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
コストの項と期間の項の値のバランスの指定を受け付ける画面を構築する画面構築部と、
構築された画面を出力して、出力された画面に対するユーザからの指定を受け付ける入出力部とを備え、
最適化部は、前記画面に対して指定されたコストと期間とのバランスに応じた項を含む式を生成する
請求項1記載のスケジュール作成システム。
【請求項3】
画面構築部は、コストと期間とのバランスをスライダーで指定する画面を構築し、
最適化部は、スライダーのつまみの位置に応じて、コストの項と期間の項の値のバランスを特定し、特定されたバランスでコストの項および期間の項に重み付けする
請求項2記載のスケジュール作成システム。
【請求項4】
最適化部は、コストの項および期間の項についての多目的最適化問題のパレートフロントを算出し、スライダーのつまみの位置に応じたパレートフロント上のパレート解を特定する
請求項3記載のスケジュール作成システム。
【請求項5】
画面構築部は、追加人員のタイプのバランスを指定するオブジェクトを含む画面を構築し、
最適化部は、スライダーのつまみの位置に応じて、追加人員のタイプの数を特定し、特定された数の人員に応じた制約を生成する
請求項2記載のスケジュール作成システム。
【請求項6】
入出力部は、作成したスケジュールをガントチャートで出力する
請求項2から請求項5のうちのいずれか1項に記載のスケジュール作成システム。
【請求項7】
最適化部は、イジングモデルで表わされた目的関数を量子コンピュータに送信して最適化処理を実行させる
請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載のスケジュール作成システム。
【請求項8】
対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで前記人員を各作業に配置したときに前記対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成し、
前記スケジュールの作成において、前記バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成する
ことを特徴とするスケジュール作成方法。
【請求項9】
コストの項と期間の項の値のバランスの指定を受け付ける画面を構築し、
構築された画面を出力して、出力された画面に対するユーザからの指定を受け付け、
前記画面に対して指定されたコストと期間とのバランスに応じた項を含む式を生成する
請求項8記載のスケジュール作成方法。
【請求項10】
コンピュータに、
対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで前記人員を各作業に配置したときに前記対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成する最適化処理を実行させ、
前記最適化処理で、前記バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成させる
ためのスケジュール作成プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、対象業務のスケジュールを作成するスケジュール作成システム、スケジュール作成方法、および、スケジュール作成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
プロジェクトのスケジュール作成を行う場合、開発対象の難易度や規模、開発対象のコンポーネント間の依存関係、人員のスキル等、考慮すべき要因は多岐にわたる。そのため、これらの要因をすべて考慮したうえで人間がスケジュールを作成するには限界がある。そのため、このような問題に対し、量子コンピュータを利用してスケジュールを作成する方法が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、順序性がある複数工程からなる業務の必要人数を時間帯ごとに算定する要員策定支援装置が記載されている。特許文献1に記載された装置は、時間帯ごとの各チームの稼働人数の制約条件及び一連の工程を順次実行する際の各工程での処理量の制約条件が満たされる際に最小となる制約条件用関数を項として含む目的関数を利用して、各工程の時間帯ごとのチームの配置人員数を算定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-151199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された装置では、業務で協働する各チームの出勤可能人数や、各チームの工程それぞれの処理能力を考慮して、各工程の人員を算定する。しかし、割り当てられる追加人員が必ずしもその業務に専念できるとは限らない。言い換えると、追加人員のタイプによっては、業務に専念できる人員も居れば、他の業務の合間に携わることができる人員も存在する。そのため、このような人員のタイプも考慮してスケジュールを作成できることが好ましい。
【0006】
そこで、本開示は、人員のタイプを考慮してスケジュールを作成できるスケジュール作成システム、スケジュール作成方法およびスケジュール作成システムプログラム提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示によるスケジュール作成システムは、対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで人員を各作業に配置したときに対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成する最適化部を備え、最適化部が、バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成することを特徴とする。
【0008】
本開示によるスケジュール作成方法は、対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで人員を各作業に配置したときに対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成し、スケジュールの作成において、バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成することを特徴とする。
【0009】
本開示によるスケジュール作成プログラムは、コンピュータに、対象業務に含まれる各作業に配置する人員のコストの項と、与えられた制約のもとで前記人員を各作業に配置したときに前記対象業務が終了するまでの期間の項の値のバランスが指定された式を含む目的関数を最小化するスケジュールを作成する最適化処理を実行させ、
前記最適化処理で、前記バランスが指定された項と、第一のタイプの人員に課せられる作業時間の制約である第一の制約、および、第二のタイプの人員に課せられる空き時間の制約を示す第二の制約によるペナルティを表わす項を含む目的関数を最小化するようにスケジュールを作成させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、人員のタイプを考慮してスケジュールを作成できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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