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公開番号2025158760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2024061624
出願日2024-04-05
発明の名称情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置
出願人株式会社メルカリ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 10/105 20230101AFI20251009BHJP(計算;計数)
要約【課題】勤務内容の修正申請に対する承認を簡素化する。
【解決手段】情報処理方法は、情報処理装置が、ユーザが利用する他の情報処理装置から、ユーザの勤務内容に対する修正申請を取得することと、修正申請の内容が予め設定された承認条件を満たすか否かを判定することと、承認条件が満たされていると判定された場合、修正申請の内容に基づいてユーザによる勤務終了に関する所定処理を行うことと、を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
情報処理装置が、
ユーザが利用する他の情報処理装置から、前記ユーザの勤務内容に対する修正申請を取得することと、
前記修正申請の内容が予め設定された承認条件を満たすか否かを判定することと、
前記承認条件が満たされていると判定された場合、前記修正申請の内容に基づいて前記ユーザによる勤務終了に関する所定処理を行うことと、
を実行する情報処理方法。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記所定処理は、前記ユーザによる勤務に対する報酬の支払いに関する処理、及び前記ユーザによる勤務の記録に関する処理、の少なくともいずれかを含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項３】
前記承認条件は、前記ユーザの識別情報に対応付けて所定の記憶部に記憶され、
前記取得することは、
前記他の情報処理装置から、前記ユーザの識別情報を取得することを含み、
前記判定することは、
取得された前記識別情報に対応付けられた前記承認条件を満たすか否かを判定することを含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項４】
前記承認条件は、勤務時間に関する条件、勤務主体に関する条件、ワーカーに対する評価に関する条件、及び勤務回数に関する条件の少なくともいずれかを含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項５】
前記所定処理を行うことは、
前記承認条件が満たされていると判定された場合、所定の待ち時間が経過したかを判定することと、
前記所定の待ち時間が経過したと判定された場合、前記所定処理を実行することと、を含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項６】
前記所定の待ち時間は、前記他の情報処理装置から、前記修正申請のない勤務申請を取得した場合に設定された所定の他の待ち時間よりも長く設定される、請求項５に記載の情報処理方法。
【請求項７】
事業者が利用する更に他の情報処理装置に、前記承認条件の設定に関するリコメンドを送信すること、を更に含む、請求項１に記載の情報処理方法。
【請求項８】
情報処理装置に、
ユーザが利用する他の情報処理装置から、前記ユーザの勤務内容に対する修正申請を取得することと、
前記修正申請の内容が予め設定された承認条件を満たすか否かを判定することと、
前記承認条件が満たされていると判定された場合、前記修正申請の内容に基づいて前記ユーザによる勤務終了に関する所定処理を行うことと、
を実行させるプログラム。
【請求項９】
１つ又は複数のプロセッサを含む情報処理装置であって、
前記１つ又は複数のプロセッサが、
ユーザが利用する他の情報処理装置から、前記ユーザの勤務内容に対する修正申請を取得することと、
前記修正申請の内容が予め設定された承認条件を満たすか否かを判定することと、
前記承認条件が満たされていると判定された場合、前記修正申請の内容に基づいて前記ユーザによる勤務終了に関する所定処理を行うことと、
を実行する情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、求人を支援するシステムがあり、例えば、求職者（ワーカー）と求人者（事業者）との間で円滑に情報を送受信し合うことができる求職情報サービスが知られている（例えば、特許文献１参照）。当該求人情報サービスでは、予め事業者により設定された求人情報として、職務条件、基本給、及び勤務時間等が管理される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第７０８０２８２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、例えば残業が発生した際など、実際には求人情報とは異なる内容で勤務した場合において、ワーカーが事業者に対して勤務内容の修正を申請する場合がある。しかしながら、勤務内容の修正申請に対する承認が事業者によってなされるまでは、勤務に対する給与の支給等がなされず、ワーカーに不利益が生じる場合がある。
【０００５】
そこで、本開示は、勤務内容の修正申請に対する承認を簡素化することが可能な情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が、ユーザが利用する他の情報処理装置から、ユーザの勤務内容に対する修正申請を取得することと、修正申請の内容が予め設定された承認条件を満たすか否かを判定することと、承認条件が満たされていると判定された場合、修正申請の内容に基づいてユーザによる勤務終了に関する所定処理を行うことと、を実行する。
【発明の効果】
【０００７】
開示の技術によれば、勤務内容の修正申請に対する承認を簡素化することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施形態における情報処理システムの各構成例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置の一例を示すブロック図である。
実施形態に係るサーバの一例を示すブロック図である。
実施形態に係るユーザ情報の一例を示す図である。
実施形態に係る求人情報の一例を示す図である。
実施形態に係る修正承認条件情報の一例を示す図である。
実施形態に係る勤務状況情報の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
実施形態に係る求人情報を設定するための画面の一例を示す図である。
実施形態に係る修正承認条件を設定するための画面の一例を示す図である。
実施形態に係る勤務終了申請を行うための画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【００１０】
［実施形態］
本実施形態では、求人情報を提供するプラットフォーム（「求人情報提供プラットフォーム」ともいう。）において、事業者が求人情報を設定する際に、修正承認条件を設定することが可能である。そして、ワーカーによる勤務終了申請に含まれる修正申請が当該修正承認条件を満たすか否かが判定され、これが満たされる場合は、報酬の支払等の勤務終了に関する所定処理（「終了処理」ともいう）が実行される。これにより、ワーカーによる勤務内容の修正申請について、その都度、事業者が当該修正申請を確認することを要せずに、自動で修正申請に対する承認がなされ得る。そのため、ワーカーによる勤務に対する報酬の支払等の遅延が防止される。また、事業者にとっては、修正申請の承認の負担が軽減される。
（【００１１】以降は省略されています）

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