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公開番号
2025158044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024060490
出願日
2024-04-03
発明の名称
ルート選出装置、ルート選出方法およびプログラム
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G08G
1/123 20060101AFI20251008BHJP(信号)
要約
【課題】空調システムに異常が発生した場合であっても、温度変化による貨客に与える影響が小さい走行ルートを選出する。
【解決手段】ルート選出装置は、車両の現在位置を取得する位置情報取得部と、制御部と、を備える。制御部は、異常検出部と、ルート候補算出部と、外界情報取得部と、ルート選出部と、を備える。異常検出部は、車両が備える空調システムの状態を示す空調システム情報に基づいて、空調システムの異常を検出する。ルート候補算出部は、貨客の目的地情報に基づいて、走行ルートの候補を算出する。外界情報取得部は、走行ルートの候補における気象情報および日陰情報を取得する。ルート選出部は、異常を示す情報と、気象情報および日陰情報と、に基づいて、走行ルートの候補ごとに貨客の目的地における温度上昇量を算出し、温度上昇量に基づいて、ルート候補算出部が算出した複数の走行ルートの候補のなかから、推奨ルートを選出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の現在位置を取得する位置情報取得部と、制御部と、を備えるルート選出装置であって、
前記制御部は、
前記車両が備える空調システムの状態を示す空調システム情報に基づいて、前記空調システムの異常を検出する異常検出部と、
貨客の目的地情報に基づいて、走行ルートの候補を算出するルート候補算出部と、
前記走行ルートの候補における気象情報および日陰情報を取得する外界情報取得部と、
前記異常検出部により検出された前記異常を示す情報と、前記外界情報取得部により取得された前記気象情報および前記日陰情報と、に基づいて、前記走行ルートの候補ごとに前記貨客の目的地における温度上昇量を算出し、
前記温度上昇量に基づいて、前記ルート候補算出部が算出した複数の前記走行ルートの候補のなかから、推奨ルートを選出するルート選出部と、
を備える、ルート選出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記ルート選出部は、前記異常を示す情報と、前記気象情報および前記日陰情報と、に基づいて、前記走行ルートの候補毎に前記空調システムの故障後の前記貨客の目的地における温度上昇量を算出し、前記温度上昇量と前記貨客の属性とに基づいて、前記走行ルート毎にスコアを算出し、前記スコアが最小の前記走行ルートを推奨ルートとして選出する、
請求項1に記載のルート選出装置。
【請求項3】
前記スコアは、温度上昇が前記貨客に与える影響度に応じて算出される、
請求項2に記載のルート選出装置。
【請求項4】
前記ルート選出部は、前記貨客を指定時間までに輸送できない走行ルート、または前記貨客毎に定められた上限温度以下で前記貨客を輸送できない走行ルートを除外する、
請求項1または2に記載のルート選出装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記貨客の需要を満たす走行ルートが存在しないと判定すると、対象の前記貨客を輸送可能な代車を検索し、前記代車に載せ換える載換地点に向かう走行ルートを設定する代車検索部を備える、
請求項4に記載のルート選出装置。
【請求項6】
車両が備える空調システムの状態を示す空調システム情報に基づいて、前記空調システムの異常を検出し、
貨客の目的地情報に基づいて、走行ルートの候補を算出し、
前記走行ルートの候補における気象情報および日陰情報を取得し、
検出された前記異常を示す情報と、取得された前記気象情報および前記日陰情報と、に基づいて、前記走行ルートの候補ごとに前記貨客の目的地における温度上昇量を算出し、
前記温度上昇量に基づいて、前記ルート候補算出部が算出した複数の前記走行ルートの候補のなかから、推奨ルートを選出する、
ルート選出方法。
【請求項7】
コンピュータを、
車両が備える空調システムの状態を示す空調システム情報に基づいて、前記空調システムの異常を検出する異常検出部、
貨客の目的地情報に基づいて、走行ルートの候補を算出するルート候補算出部、
前記走行ルートの候補における気象情報および日陰情報を取得する外界情報取得部、
前記異常検出部により検出された前記異常を示す情報と、前記外界情報取得部により取得された前記気象情報および前記日陰情報と、に基づいて、前記走行ルートの候補ごとに前記貨客の目的地における温度上昇量を算出し、
前記温度上昇量に基づいて、前記ルート候補算出部が算出した複数の前記走行ルートの候補のなかから、推奨ルートを選出するルート選出部、
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ルート選出装置、ルート選出方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に乗客と荷物を混載して移動する貨客混載システムが知られている。例えば、特許文献1には、荷物の収集地点および配達地点を含む配送リクエストと、乗客の乗車地点および降車地点を含む配車リクエストと、を取得し、配送リクエストおよび配車リクエストに基づいて、走行ルートを決定する貨客混載システムの配車装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7248192号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
貨客混載システムでは、温度管理が必要な貨客を移動する場合もある。特許文献1に開示された貨客混載システムの配車装置は、車両の空調システムに異常が発生した場合であっても、決定された走行ルートで走行する。このため、空調システムに異常が発生すると、荷物の温度管理ができず、温度管理厳守の生鮮食品等の荷物である場合、品質を保った状態で輸送することができない虞がある。また、客室の温度管理ができなくなると、乗客の体調不良を招く虞がある。このため、空調システムに異常が発生した場合であっても、温度変化による貨客に与える影響を小さくすることが求められる。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、空調システムに異常が発生した場合であっても、温度変化による貨客に与える影響が小さい走行ルートを選出するルート選出装置、ルート選出方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るルート選出装置は、車両の現在位置を取得する位置情報取得部と、制御部と、を備える。制御部は、車両が備える空調システムの状態を示す空調システム情報に基づいて、空調システムの異常を検出する異常検出部と、貨客の目的地情報に基づいて、走行ルートの候補を算出するルート候補算出部と、走行ルートの候補における気象情報および日陰情報を取得する外界情報取得部と、異常検出部により検出された異常を示す情報と、外界情報取得部により取得された気象情報および日陰情報と、に基づいて、走行ルートの候補ごとに貨客の目的地における温度上昇量を算出し、温度上昇量に基づいて、ルート候補算出部が算出した複数の走行ルートの候補なかから、推奨ルートを選出するルート選出部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、空調システムに異常が発生した場合であっても、温度変化による貨客に与える影響が小さい走行ルートを選出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る移動管理システムを示す概略図である。
実施の形態に係る車両を示す概略図である。
実施の形態に係る車両制御装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
実施の形態に係る貨客情報DBを示す図である。
実施の形態に係る制御部の機能構成例を示す図である。
配車依頼画面を示す図である。
実施の形態に係る走行前処理のフローチャートである。
実施の形態に係る走行中処理のフローチャートである。
実施の形態に係る故障後の時間経過と温度上昇量との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係るルート選出装置および移動管理システムについて説明する。各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付す。
【0010】
(実施の形態)
本発明の実施の形態に係る移動管理システム1は、ユーザまたは荷物を含む貨客を混載し、貨客の温度を管理しながら車両10により移動させるモビリティサービスシステムである。例えば、移動管理システム1は、車両により出発地から目的地まで貨客を移動させるシステムである。移動管理システム1で使用される車両は、自律走行するものに限定されず、ブレーキ補助、操舵補助等を行う運転支援の制御を行うものであってもよく、あるいは、カーナビゲーション等の航行支援を行うものであってもよい。本実施の形態においては、移動管理システム1が自律走行する車両を使用する配送システムである場合について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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