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公開番号
2025158033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024060464
出願日
2024-04-03
発明の名称
駆動力制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60L
15/20 20060101AFI20251008BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の走行中に1つまたは2つのモータが失陥したときに直進性を保つことが可能な駆動力制御装置を提供すること。
【解決手段】本発明の駆動力制御装置は、左右対称に配置された一対の車輪を少なくとも一組備え、車輪を個々のモータで独立に駆動する車両に用いられ、モータの駆動力を個々に制御する駆動力制御装置であって、左右のモータ回転数に閾値以上の差がある一組のモータに対して、所定期間モータ回転数の低い側に回転数を合わせる制御を行った後、モータ回転数の低い側のモータをシャットダウンさせ、残りのモータの駆動力を補正する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
左右対称に配置された一対の車輪を少なくとも一組備え、前記車輪を個々のモータで独立に駆動する車両に用いられ、前記モータの駆動力を個々に制御する駆動力制御装置であって、
左右のモータ回転数に閾値以上の差がある一組のモータに対して、所定期間モータ回転数の低い側に回転数を合わせる制御を行った後、モータ回転数の低い側の前記モータをシャットダウンさせ、残りのモータの駆動力を補正することを特徴とする駆動力制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動力制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、独立駆動方式の車両の車輪の一部が走行中に駆動不能に陥ったとき、左側車輪の駆動力合計と右側車輪の駆動力合計との比が、正常時と駆動不能時とで同じになるように各車輪に対する目標駆動力を補正し、トルク制御を継続することによって、走行を可能にするとともに安全性を確保することができるとされた車輪独立駆動式車両の駆動力制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-119647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された車輪独立駆動式車両の駆動力制御装置では、1つまたは2つのモータが失陥した際に要求通りのトルクを出力できなくなると、左右の車輪に回転数差が発生して車両が直進性を保てず、意図しない旋回が発生する虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両の走行中に1つまたは2つのモータが失陥したときに直進性を保つことが可能な駆動力制御装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る駆動力制御装置は、左右対称に配置された一対の車輪を少なくとも一組備え、前記車輪を個々のモータで独立に駆動する車両に用いられ、前記モータの駆動力を個々に制御する駆動力制御装置であって、左右のモータ回転数に閾値以上の差がある一組のモータに対して、所定期間モータ回転数の低い側に回転数を合わせる制御を行った後、モータ回転数の低い側の前記モータをシャットダウンさせ、残りのモータの駆動力を補正することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る駆動力制御装置は、車両の走行中に1つまたは2つのモータが失陥したときに直進性を保つことが可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両の概略構成を示す図である。
図2は、実施形態に係る車両においてコントローラが実施する制御の一例を示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る駆動力制御装置の実施形態について説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態に係る車両10の概略構成を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る車両10は、左右対称に配置された一対の車輪1を少なくとも一組備えている。すなわち、車両10は、前後左右の4つの車輪1FR,1FL,1RR,1RLの内側にそれぞれ走行用動力源である4つのモータ2FR,2FL,2RR,2RLが配置された電気自動車である。そして、車両10は、4つのモータ2FR,2FL,2RR,2RLをそれぞれ独立させて駆動させて走行可能な独立駆動方式車両である。なお、以下の説明において、車輪1FR,1FL,1RR,1RLについて特に区別しない場合には、単に車輪1とも記す。また、以下の説明において、モータ2FR,2FL,2RR,2RLについて特に区別しない場合には、単にモータ2とも記す。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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