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公開番号2025155612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024174656
出願日2024-10-03
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 8/24 20090101AFI20251006BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線通信システムにおいて、複数セルへの柔軟なスケジューリングをサポートすること。
【解決手段】サブキャリア間隔及びキャリアタイプの少なくとも一つが異なる複数セルへの共同スケジューリングをサポートするか否かを示す能力情報を基地局に送信する送信部と、単一のDCI(Downlink Control Information)フォーマットを前記基地局から受信する受信部を有し、前記受信部は、前記単一のDCIフォーマットに基づいて、前記複数セルにおいてスケジューリングされるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を前記基地局から受信する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項１】
サブキャリア間隔及びキャリアタイプの少なくとも一つが異なる複数セルへの共同スケジューリングをサポートするか否かを示す能力情報を基地局に送信する送信部と、
単一のＤＣＩ（Downlink Control Information）フォーマットを前記基地局から受信する受信部を有し、
前記受信部は、前記単一のＤＣＩフォーマットに基づいて、前記複数セルにおいてスケジューリングされるＰＤＳＣＨ（Physical Downlink Shared Channel）を前記基地局から受信する端末。
続きを表示（約 770 文字）【請求項２】
前記送信部は、特定のＤＣＩフォーマットにおいて、いずれのサブキャリア間隔及びいずれのキャリアタイプを含む前記複数セルへの共同スケジューリングをサポートするか否かを示す能力情報を前記基地局に送信する請求項１記載の端末。
【請求項３】
前記送信部は、前記複数セルへの共同スケジューリングをサポートする、単一のＤＣＩフォーマットにおける異なるサブキャリア間隔及びキャリアタイプの組み合わせの最大数を含む能力情報を前記基地局に送信する請求項１記載の端末。
【請求項４】
前記送信部は、サブキャリア間隔及びキャリアタイプが同一である複数セルへの共同スケジューリングをサポートする能力を、サブキャリア間隔及びキャリアタイプの少なくとも一つが異なる複数セルへの共同スケジューリングをサポートする場合の前提条件とする請求項１記載の端末。
【請求項５】
前記送信部は、ＤＣＩフォーマットごとに、サブキャリア間隔及びキャリアタイプの少なくとも一つが異なる複数セルへの共同スケジューリングをサポートするか否かを示す能力情報を前記基地局に送信する請求項１記載の端末。
【請求項６】
サブキャリア間隔及びキャリアタイプの少なくとも一つが異なる複数セルへの共同スケジューリングをサポートするか否かを示す能力情報を基地局に送信する手順と、
単一のＤＣＩ（Downlink Control Information）フォーマットを前記基地局から受信する手順と、
前記単一のＤＣＩフォーマットに基づいて、前記複数セルにおいてスケジューリングされるＰＤＳＣＨ（Physical Downlink Shared Channel）を前記基地局から受信する手順とを端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
ＬＴＥ（Long Term Evolution）の後継システムであるＮＲ（New Radio）（「５Ｇ」ともいう。）においては、要求条件として、大容量のシステム、高速なデータ伝送速度、低遅延、多数の端末の同時接続、低コスト、省電力等を満たす技術が検討されている（例えば非特許文献１）。
【０００３】
例えば、下りリンク制御情報（DCI：Downlink Control Information）に関して、３ＧＰＰ（登録商標）リリース１６／１７では、複数スロットによって送信されるＰＤＳＣＨ（Physical Downlink Shared Channel）／ＰＵＳＣＨ（Physical Uplink Shared Channel）を単一のＤＣＩによってスケジューリングする機能、シングルＤＣＩマルチスロットＰＤＳＣＨ／ＰＵＳＣＨスケジューリング（single DCI multi-slot PDSCH/PUSCH schedulingと呼ぶ）が規定されている（例えば非特許文献２）。
【０００４】
また３ＧＰＰリリース１８では、複数コンポーネントキャリア（ＣＣ）によって送信されるＰＤＳＣＨ／ＰＵＳＣＨを単一のＤＣＩによってスケジューリングする機能の導入が検討されている（例えば非特許文献３）。このような機能は、シングルＤＣＩマルチキャリアＰＤＳＣＨ／ＰＵＳＣＨスケジューリング（Single DCI Multi-carrier PDSCH/PUSCH scheduling）又はシングルＤＣＩマルチセルＰＤＳＣＨ／ＰＵＳＣＨスケジューリング（Single DCI Multi-Cell PDSCH/PUSCH scheduling）等と呼ばれている（以下では、シングルＤＣＩマルチキャリアＰＤＳＣＨ／ＰＵＳＣＨスケジューリングと記載する）。なお、ＰＤＳＣＨ／ＰＵＳＣＨは、ＰＤＳＣＨ及び／又はＰＵＳＣＨに置換されてもよい。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００５】
3GPP TS 38.300 V18.3.0 (2024-09)
3GPP TS 38.212 V17.4.0 (2022-12)
"New WID on Multi-carrier enhancements", RP-213577, 3GPP TSG RAN Meeting #94e, 3GPP, 2021年12月
"New WID on Multi-carrier enhancements for NR Phase 2", RP-242408, 3GPP TSG RAN Meeting #105, 3GPP, 2024年9月
3GPP TS 38.306 V18.3.0 (2024-09)
3GPP TS 38.331 V18.3.0 (2024-09)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
異なるサブキャリア間隔及び／又はキャリアタイプを有する複数セルへの共同スケジューリング（co-scheduling）をサポートすることが検討されている（非特許文献４参照）。当該共同スケジューリングをサポートする場合、当該スケジューリングをサポートすることを示すＵＥ能力シグナリングを規定することが必要となる。
【０００７】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、複数セルへの柔軟なスケジューリングをサポートすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
開示の技術によれば、サブキャリア間隔及びキャリアタイプの少なくとも一つが異なる複数セルへの共同スケジューリングをサポートするか否かを示す能力情報を基地局に送信する送信部と、単一のＤＣＩ（Downlink Control Information）フォーマットを前記基地局から受信する受信部を有し、前記受信部は、前記単一のＤＣＩフォーマットに基づいて、前記複数セルにおいてスケジューリングされるＰＤＳＣＨ（Physical Downlink Shared Channel）を前記基地局から受信する端末が提供される。
【発明の効果】
【０００９】
開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、複数セルへの柔軟なスケジューリングをサポートすることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
無線通信システムの構成例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る周波数帯域の例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る無線フレームの例を示す図である。
本発明の実施の形態に係るスケジューリングの例（１）を示す図である。
本発明の実施の形態に係るスケジューリングの例（２）を示す図である。
本発明の実施の形態に係るＰＤＣＣＨモニタリングの例を示す図である。
本発明の実施の形態に係るスケジューリングの例（３）を示す図である。
本発明の実施の形態に係るスケジューリングの例（４）を示す図である。
本発明の実施の形態に係る異なるＳＣＳ及びキャリアタイプを有する複数セルへの共同スケジューリングの例を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る基地局１０の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る端末２０の機能構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係る基地局１０又は端末２０のハードウェア構成の一例を示す図である。
本発明の実施の形態における車両２００１の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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