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公開番号
2025154322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057248
出願日
2024-03-29
発明の名称
感光性組成物、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置及び赤外線センサ
出願人
artience株式会社
代理人
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20251002BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明は、保存安定性が良好で、現像シミ及びアウトガスが生じにくく、低温硬化工程後の耐溶剤性に優れる膜を形成できる感光性組成物の提供を目的とする。
【解決手段】アルカリ可溶性樹脂(A)、重合性化合物(B)、および光重合開始剤(C)を含むカラーフィルタ用感光性組成物であって、前記光重合開始剤(C)は、連結基を介して結合する光重合開始剤多量体(C1)を含み、前記連結基は、アルキレンオキシ基を含む、カラーフィルタ用感光性組成物。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アルカリ可溶性樹脂(A)、重合性化合物(B)、および光重合開始剤(C)を含むカラーフィルタ用感光性組成物であって、
前記光重合開始剤(C)は、連結基を介して結合する光重合開始剤多量体(C1)を含み、
前記連結基は、アルキレンオキシ基を含む、カラーフィルタ用感光性組成物。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記光重合開始剤(C)が、光重合開始剤(C2)(前記光重合開始剤多量体(C1)を除く)を含む、請求項1に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項3】
前記光重合開始剤多量体(C1)と前記光重合開始剤(C2)との質量比が5:95~95:5である、請求項2に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項4】
前記アルカリ可溶性樹脂(A)は、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以下の単量体単位(a1)を有するアルカリ可溶性樹脂(A1)を含む、請求項1に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項5】
更に、熱架橋性化合物(E)を含む、請求項1に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項6】
更に、シランカップリング剤(F)を含む、請求項1に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項7】
前記重合性化合物(B)が、アミン構造を有する重合性化合物(B1)を含む、請求項1に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項8】
更に、紫外線吸収剤(G)または重合禁止剤(H)を含む、請求項1に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
【請求項9】
請求項1、2および4~7のいずれか1項に記載の感光性組成物から形成されてなる膜。
【請求項10】
請求項9に記載の膜を有する光学フィルタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラーフィルタ等の光学フィルタ等の形成に使用できる感光性組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像表示装置、スマートフォン、赤外線センサ等のデバイスにはカラーフィルタ等の光学フィルタが使用されている。
【0003】
画像表示装置の中でもOLED(ORGANICLIGHTEMITTINGDIODE)等を用いた有機EL(ELECTRO-LUMINESCENCE)表示装置に用いられる有機発光層は、耐熱性が低い。そのため光学フィルタの形成に使用する感光性組成物は、ポストベークを従来よりも低温、例えば150℃以下で行う必要がある。しかし、低温では膜の硬化が不十分になり、耐溶剤性が悪化する問題があった。加えて、低温硬化が可能な反応性の高い組成物を含有すると感光性組成物の保存安定性が悪化する問題もあった。また、高温でポストベークを行わないため、低沸点の揮発成分(以下、アウトガスという)が感光性組成物の塗膜内部に残存し、表示装置の製品寿命が短くなる場合があった。さらに、感光性組成物が親水性の高い材料を含む場合は、膜の表面に現像シミが生じる場合もあった。
【0004】
そこで、光学フィルタを低温で製造する取り組みとして、特許文献1には、ブロックイソシアナト基を有するアルカリ可溶性樹脂と反応性希釈剤を含む感光性組成物が開示されている。
【0005】
また、アウトガス改善の取り組みとして、特許文献2には、特定構造の繰り返し単位を有する感光性ポリマーを含む着色感光性樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2019/026547号
国際公開第2016/194619号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、従来の組成物は、保存安定性、低温硬化後の耐溶剤性、アウトガス、および現像シミの全てを満足できなかった。
【0008】
本発明は、保存安定性が良好で、現像シミ及びアウトガスが生じにくく、低温硬化工程後の耐溶剤性に優れる膜を形成できる感光性組成物の提供を目的とする。
【0009】
<1>本発明のカラーフィルタ用感光性組成物は、アルカリ可溶性樹脂(A)、重合性化合物(B)、および光重合開始剤(C)を含むカラーフィルタ用感光性組成物であって、
前記光重合開始剤(C)は、連結基を介して結合する光重合開始剤多量体(C1)を含み、
前記連結基は、アルキレンオキシ基を含む。
<2>前記光重合開始剤(C)が、光重合開始剤(C2)(前記光重合開始剤多量体(C1)を除く)を含む、<1>に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<3>前記光重合開始剤多量体(C1)と前記光重合開始剤(C2)との質量比が5:95~95:5である、<2>に記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<4>前記アルカリ可溶性樹脂(A)は、ホモポリマーのガラス転移温度が0℃以下の単量体単位(a1)を有するアルカリ可溶性樹脂(A1)を含む、<1>~<3>のいずれかに記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<5>更に、熱架橋性化合物(E)を含む、<1>~<4>のいずれかに記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<6>更に、シランカップリング剤(F)を含む、<1>~<5>のいずれかに記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<7>前記重合性化合物(B)が、アミン構造を有する重合性化合物(B1)を含む、<1>~<6>のいずれかに記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<8>更に、紫外線吸収剤(G)または重合禁止剤(H)を含む、<1>~<7>のいずれかに記載のカラーフィルタ用感光性組成物。
<9><1>~<7>のいずれかに記載の感光性組成物から形成されてなる膜。
<10><9>に記載の膜を有する光学フィルタ。
<11><10>に記載の光学フィルタを有する固体撮像素子。
<12><10>に記載の光学フィルタを有する画像表示装置。
<13><10>に記載の光学フィルタを有する赤外線センサ。
【発明の効果】
【0010】
上記の本発明により保存安定性が良好で、現像シミ及びアウトガスが生じにくく、低温硬化工程後の耐溶剤性に優れる膜を形成できる感光性組成物を提供できる。また、本発明は、膜、光学フィルタ、固体撮像素子、画像表示装置及び赤外線センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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