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公開番号
2025151722
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053280
出願日
2024-03-28
発明の名称
梱包資材及びその取り扱い方法、並びに輸送用外装箱
出願人
信越ポリマー株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
85/67 20060101AFI20251002BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 成形戻りやキャリアテープに反りが生じた場合に使用を制限することができ、しかも、どの段階で成形戻りやキャリアテープの反りが生じたかを特定することのできる梱包資材及びその取り扱い方法、並びに輸送用外装箱を提供する。
【解決手段】 リール2に電子部品収納用のキャリアテープ4を巻回し、この巻回したキャリアテープ4の自由な末端部を止着テープ5により固定する梱包資材1であり、止着テープ5に、キャリアテープ4用の使用禁止模様10を60℃以上の高温域で色彩が禁止色の赤色に完全に変化する感温変色性のインク組成物により形成する。使用禁止模様10により、梱包資材1のキャリアテープ4の状態を可視化して視覚的に把握し、梱包資材1の使用の可否を判断することができるので、電子部品の挿入作業を停止する必要がなく、収納ポケット内の電子部品を円滑に取り出すこともできる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
リールに小物品保護用のキャリアテープを巻き、この巻いたキャリアテープを止着テープにより固定する梱包資材であって、
止着テープに、キャリアテープ用の使用禁止模様を所定の温度で色彩が変化するインク組成物により形成したことを特徴とする梱包資材。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
使用禁止模様を60℃以上の高温域で色彩が禁止色に変化する感温変色性のインク組成物により形成した請求項1記載の梱包資材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された梱包資材の使用禁止模様の色彩の変化に応じ、梱包資材を取り扱うことを特徴とする梱包資材の取り扱い方法。
【請求項4】
請求項1又は2に記載された梱包資材を外装箱に収納する輸送用外装箱であって、外装箱の露出面に、梱包資材用の使用注意模様を所定の温度で色彩が変化するインク組成物により形成したことを特徴とする輸送用外装箱。
【請求項5】
外装箱の露出面に、梱包資材用の使用禁止模様を所定の温度で色彩が変化するインク組成物により形成し、所定の温度を使用注意模様の色彩が変化する温度よりも高くした請求項4記載の輸送用外装箱。
【請求項6】
使用注意模様を40℃以上で色彩が変化する感温変色性のインク組成物により形成し、使用禁止模様を60℃以上の高温域で色彩が禁止色に変化する感温変色性のインク組成物により形成した請求項5記載の輸送用外装箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品の収納、保管、搬送、輸送等に使用される梱包資材及びその取り扱い方法、並びに輸送用外装箱に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ICからなる電子部品を個々に収納し、保管、搬送、輸送等する場合には、ハンドリングしにくい小型の電子部品を効率的に扱ったり、できるだけ多くの電子部品を収納したり、あるいは電子部品の破損を防止するため、キャリアテープを有する梱包資材が広く使用されている(特許文献1、2、3参照)。
【0003】
この種の梱包資材は、図示しないが、複数の円板の間にドラムが挟持されたリールと、このリールのドラムに巻回される電子部品収納用のキャリアテープとを備え、リールに巻回されたキャリアテープの自由な末端部(終端部)が止着テープにより固定される。キャリアテープは、長い樹脂シートの中央部長手方向に、電子部品を収納する複数の収納ポケットが配列形成され、樹脂シートの側部長手方向には、複数の送り孔がパンチングされる。
【0004】
このような梱包資材を製造する場合には、先ず、キャリアテープ用の長い樹脂シートを成形し、この樹脂シートを加熱してその中央部長手方向に複数の収納ポケットを配列形成し、樹脂シートの側部長手方向に複数の送り孔をパンチングするとともに、この樹脂シートを所定の長さに切断してキャリアテープとする。こうしてキャリアテープを得たら、キャリアテープを空のリールに巻き取り、その後、巻回したキャリアテープの末端部を止着テープで固定すれば、梱包資材を製造することができる。
【0005】
製造された梱包資材は、指定数量(例えば10巻)ずつ外装箱に詰められ、キャリアテープメーカーによる保管後に部品メーカーに出荷される。出荷された梱包資材は、部品メーカーに保管・管理されるが、キャリアテープに複数の電子部品を挿入する場合には、止着テープを剥離してテーピング機にセットされ、挿入作業が開始される。
【0006】
すると、梱包資材のキャリアテープがテーピング機の上流から作業領域に繰り出され、複数の収納ポケットに電子部品が順次挿入され、キャリアテープの表面に供給リールから繰り出された電子部品用の透明なカバーテープが高温のヒータブロックにより圧接してヒートシールされ、その後、キャリアテープがテーピング機の下流に位置する空の巻取リールに巻き取られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-103603号公報
特開2023-092899号公報
特開2023-034342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従来における梱包資材は、以上のように構成されるが、保管時や輸送時等に温度等の管理状況が適切でない場合には、キャリアテープに熱が加わるので、成形戻りが発生して収納ポケットが変形したり、あるいはキャリアテープに反りが生じてライン抵抗や取り出し作業の困難化という問題が生じる。
【0009】
これらの問題を詳しく説明すると、キャリアテープに高熱が作用して重大な成形戻りが発生した場合には、収納ポケットに電子部品を挿入することができないので、挿入作業を停止せざるを得ないという問題が生じる。これに対し、キャリアテープに軽微な成形戻りが発生した場合には、収納ポケットに電子部品を挿入することができるものの、収納ポケットが縮小しているので、収納ポケット内の電子部品を吸着して円滑に取り出すことができず、取り出し作業に支障を来すこととなる。
【0010】
また、キャリアテープに高熱が作用して重大な大きな反りが生じている場合には、ライン抵抗が増大するので、搬送エラーが発生してラインがストップするという問題が生じる。これに対し、キャリアテープに軽微な反りが生じている場合には、収納ポケットに電子部品を挿入することができるものの、収納ポケット内の電子部品の取り出し作業時にライン抵抗が生じるので、ピックアップエラーや端面接触で異物が発生し、末端クレームの原因となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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