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公開番号
2025154048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056831
出願日
2024-03-29
発明の名称
現像ローラ
出願人
信越ポリマー株式会社
代理人
ミレニア弁理士法人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20251002BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】良好な帯電性を付与でき、耐久性の高い現像ローラを提供する。
【解決手段】本発明は、軸体2と、軸体2の外周面に設けられる弾性層3と、弾性層3より外側に設けられる被覆層4とを備える現像ローラ1であって、被覆層4が、ウレタン樹脂、及び平均粒径が異なる2種の粒子を含有し、被覆層4の滑り角が、35度以下である現像ローラである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸体と、前記軸体の外周面に設けられる弾性層と、前記弾性層より外側に設けられる被覆層とを備える現像ローラであって、
前記被覆層が、ウレタン樹脂、及び平均粒径が異なる2種の粒子を含有し、
前記被覆層の表面の滑り角が、35度以下である現像ローラ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記被覆層の、界面の展開面積比Sdrが、0.2以上1.2以下である請求項1記載の現像ローラ。
【請求項3】
前記2種の粒子のうち、一方の粒子の平均粒径が、1.5μm以上3μm以下であり、他方の粒子の平均粒径が、5μm以上15μm以下である請求項1記載の現像ローラ。
【請求項4】
前記他方の粒子の硬度が、前記一方の粒子の硬度より高く、前記他方の粒子の弾性率が18MPa以上40MPa以下である請求項3記載の現像ローラ。
【請求項5】
前記被覆層が、被覆層形成用樹脂組成物から形成され、
前記被覆層形成用樹脂組成物中の前記2種の粒子の合計含有量が、前記ウレタン樹脂100質量部に対し、35質量部以上70質量部以下であり、
前記一方の粒子と前記他方の粒子の質量配合比が、25:75以上90:10以下である請求項4記載の現像ローラ。
【請求項6】
前記一方の粒子が、シリコーンゴム粒子であり、
前記他方の粒子が、ウレタン樹脂粒子である請求項3又は4記載の現像ローラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像ローラに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式を採用する複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置に用いられる現像ローラは、トナーに均一な摩擦電荷を付与し、かつ、所定量のトナーを現像領域に安定して搬送する機能を有する。近年、電子写真方式の複写機における消費電力の抑制や高速印刷等を目的とし、その印刷に用いられるトナーの低融点化が進められている。
【0003】
しかしながら、このような低融点トナーは、現像ローラ、他の規制部材の押圧による摩擦熱で融解しやすく、融解したトナーが現像ローラへ固着する、いわゆるフィルミングが発生しやすい。また、高温高湿環境では、水分の影響により、トナー自体の帯電性が落ちる傾向があるため、耐久末期において、画像の白地部(背景部)に不良帯電トナーが付着する、いわゆるカブリと言われる現象が発生する。
【0004】
特許文献1には、トナーフィルミングによる画像濃度の低下及び濃淡ムラの発生の無い高品質の画像を形成するため、軸体の外周面に形成された弾性層と弾性層の外周面に形成されたウレタンコート層とを備えてなる導電性ローラであって、ウレタンコート層は、ウレタン樹脂と、ウレタン樹脂100質量部に対して5~35質量部の、平均粒径の異なる同一種の粒子とを含有する、導電性ローラが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-174512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、画像形成装置の高速化、高精細化等の要望に対応すべく、上記特許文献に記載の発明よりも、更にトナーストレスを低減させて高い耐久性を有し、かつ、十分な帯電性を付与して、高品質な画像を提供することが要求される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、良好な帯電性を付与でき、耐久性の高い現像ローラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、軸体と、軸体の外周面に設けられる弾性層と、弾性層より外側に設けられる被覆層とを備える現像ローラであって、被覆層が、ウレタン樹脂、及び平均粒径が異なる2種の粒子を含有し、被覆層の表面の滑り角が、35度以下である現像ローラである。
【0008】
被覆層の、界面の展開面積比Sdrは、0.2以上1.2以下であることが好ましい。
【0009】
2種の粒子のうち、一方の粒子の平均粒径は、1.5μm以上3μm以下であり、他方の粒子の平均粒径は、5μm以上15μm以下であることが好ましい。
【0010】
他方の粒子の硬度は、一方の粒子の硬度より高く、他方の粒子の弾性率が18MPa以上40MPa以下であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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