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公開番号
2025151018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052234
出願日
2024-03-27
発明の名称
タイヤ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
1/00 20060101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約
【課題】氷上性能を維持しつつ、製造時の作業性に優れ、耐久性を向上させたタイヤを提供する。
【解決手段】キャップゴム4と、該キャップゴム4のタイヤ径方向内側に位置するベースゴム5とを含むトレッドゴム10を具え、前記キャップゴム4は、ゴム成分と、シリカと、樹脂を含み、前記キャップゴム4中のゴム成分が、天然ゴムと、ブタジエンゴムを含み、前記キャップゴム4中の樹脂は、重量平均分子量が200~3300g/molであり、前記キャップゴム4が、複数の空隙を有し、前記ベースゴム5は、ゴム成分と、カーボンブラックを含み、軟化剤を含み又は含まず、前記ベースゴム5中のゴム成分は、当該ゴム成分100質量部中、天然ゴムを50質量部以上含み、前記ベースゴム5中の軟化剤の含有量が、前記ベースゴム中のゴム成分100質量部に対して30質量部以下であることを特徴とする、タイヤ1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部の最表面に位置するキャップゴムと、該キャップゴムのタイヤ径方向内側に位置するベースゴムと、を含むトレッドゴムを具えるタイヤであって、
前記キャップゴムは、ゴム成分と、充填剤と、樹脂と、を含み、
前記キャップゴム中のゴム成分が、天然ゴムと、ブタジエンゴムと、を含み、
前記キャップゴム中の充填剤が、シリカを含み、
前記キャップゴム中の樹脂は、重量平均分子量が200~3300g/molであり、
前記キャップゴムが、複数の空隙を有し、
前記ベースゴムは、ゴム成分と、充填剤と、を含み、軟化剤を含み又は含まず、
前記ベースゴム中のゴム成分は、当該ゴム成分100質量部中、天然ゴムを50質量部以上含み、
前記ベースゴム中の充填剤が、カーボンブラックを含み、
前記ベースゴム中の軟化剤の含有量が、前記ベースゴム中のゴム成分100質量部に対して30質量部以下であることを特徴とする、タイヤ。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記キャップゴム中の充填剤の含有量が、前記キャップゴム中のゴム成分100質量部に対して60~100質量部である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記キャップゴム中の充填剤は、前記シリカの含有比率が20質量%以上である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記キャップゴム中の樹脂の含有量が、前記キャップゴム中のゴム成分100質量部に対して1~50質量部である、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記ベースゴム中のゴム成分が、更にスチレン-ブタジエンゴムを含む、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ベースゴム中のゴム成分は、当該ゴム成分100質量部中、前記スチレン-ブタジエンゴムを5~50質量部含む、請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記ベースゴム中の充填剤の含有量が、前記ベースゴム中のゴム成分100質量部に対して40~100質量部である、請求項1に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、通常の路面上に加え、氷上でも安全に走行するためのタイヤとして、トレッドゴムを柔らかくしたスタッドレスタイヤが使用されており、トレッドゴムを柔らかくすることで、タイヤの氷上性能が向上することが知られている。また、タイヤのトレッドゴムに、樹脂を配合したゴム組成物を適用することで、タイヤの氷上性能が向上することが知られている。
例えば、下記特許文献1には、氷上でのブレーキ性能に優れるタイヤとして、天然ゴムと、ポリブタジエンゴムと、スチレン-ブタジエン共重合体ゴムとを含むゴム成分100質量部に対して、シリカを含む充填剤を50~90質量部含有し、ポリブタジエンゴム及びスチレン-ブタジエン共重合体ゴムを含む相に、シリカの50質量%以上が含まれるゴム組成物をトレッドに用いたタイヤが開示されており、また、該ゴム組成物に樹脂を配合することも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/116701号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の樹脂を配合したゴム組成物は、密着性が高く、製造設備に過度に密着してしまい、作業性が悪化するという問題がある。また、密着性の高いゴム組成物をトレッドゴムに適用して、タイヤを製造すると、タイヤの耐久性が低下してしまうという問題もある。
【0005】
そこで、本発明は、上記従来技術の問題を解決し、氷上性能を維持しつつ、製造時の作業性に優れ、更には、耐久性を向上させたタイヤを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明のタイヤの要旨構成は、以下の通りである。
【0007】
[1] トレッド部の最表面に位置するキャップゴムと、該キャップゴムのタイヤ径方向内側に位置するベースゴムと、を含むトレッドゴムを具えるタイヤであって、
前記キャップゴムは、ゴム成分と、充填剤と、樹脂と、を含み、
前記キャップゴム中のゴム成分が、天然ゴムと、ブタジエンゴムと、を含み、
前記キャップゴム中の充填剤が、シリカを含み、
前記キャップゴム中の樹脂は、重量平均分子量が200~3300g/molであり、
前記キャップゴムが、複数の空隙を有し、
前記ベースゴムは、ゴム成分と、充填剤と、を含み、軟化剤を含み又は含まず、
前記ベースゴム中のゴム成分は、当該ゴム成分100質量部中、天然ゴムを50質量部以上含み、
前記ベースゴム中の充填剤が、カーボンブラックを含み、
前記ベースゴム中の軟化剤の含有量が、前記ベースゴム中のゴム成分100質量部に対して30質量部以下であることを特徴とする、タイヤ。
上記[1]に記載の本発明のタイヤは、氷上性能を維持しつつ、製造時の作業性が向上しており、更には、耐久性も向上している。
【0008】
[2] 前記キャップゴム中の充填剤の含有量が、前記キャップゴム中のゴム成分100質量部に対して60~100質量部である、[1]に記載のタイヤ。
上記[2]に記載のタイヤは、耐摩耗性及び耐久性が向上しており、また、製造時の作業性も良好である。
【0009】
[3] 前記キャップゴム中の充填剤は、前記シリカの含有比率が20質量%以上である、[1]又は[2]に記載のタイヤ。
上記[3]に記載のタイヤは、より優れた氷上性能を有する。
【0010】
[4] 前記キャップゴム中の樹脂の含有量が、前記キャップゴム中のゴム成分100質量部に対して1~50質量部である、[1]~[3]のいずれか一つに記載のタイヤ。
上記[4]に記載のタイヤは、氷上性能が十分に向上している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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