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公開番号2025150439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051309
出願日2024-03-27
発明の名称表示装置及び電子機器
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 3/3233 20160101AFI20251002BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】データ線の高速駆動が可能な表示装置を提供すること。
【解決手段】複数の第1発光素子と、複数の第2発光素子と、第1データ転送線と、前記第1データ転送線と接続される第2データ転送線と、第1データ線と、第2データ線と、前記第1データ線と接続される複数の第1画素回路と、前記第2データ線と接続される複数の第2画素回路と、前記第1データ線と前記第2データ転送線との電気的接続を制御する第1スイッチ回路と、前記第2データ線と前記第2データ転送線との電気的接続を制御する第2スイッチ回路と、を有し、前記第1データ線は、前記第2データ転送線から前記第1スイッチ回路を介して前記複数の前記第1発光素子の各々を発光させるための信号が供給され、前記第2データ線は、前記第2データ転送線から前記第2スイッチ回路を介して前記複数の前記第2発光素子の各々を発光させるための信号が供給される、表示装置。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
複数の第１発光素子と、
複数の第２発光素子と、
第１方向に延在する第１データ転送線と、
前記第１データ転送線と接続され、前記第１方向と交差する第２方向に延在する第２データ転送線と、
前記第１方向に延在する第１データ線と、
前記第１方向に沿って延在する第２データ線と、
前記第１データ線と接続され、前記複数の前記第１発光素子の各々と接続される複数の第１画素回路と、
前記第２データ線と接続され、前記複数の前記第２発光素子の各々と接続される複数の第２画素回路と、
前記第１データ線と前記第２データ転送線との電気的接続を制御する第１スイッチ回路と、
前記第２データ線と前記第２データ転送線との電気的接続を制御する第２スイッチ回路と、を有し、
前記第１データ線は、前記第２データ転送線から前記第１スイッチ回路を介して前記複数の前記第１発光素子の各々を発光させるための信号が供給され、
前記第２データ線は、前記第２データ転送線から前記第２スイッチ回路を介して前記複数の前記第２発光素子の各々を発光させるための信号が供給される、表示装置。
続きを表示（約 610 文字）【請求項２】
請求項１において、
前記複数の前記第１発光素子の各々と前記複数の前記第２発光素子の各々とは、前記第１方向に交互に並ぶ、表示装置。
【請求項３】
請求項１において、
前記第２発光素子に対して前記第１方向に沿って隣り合って配置される第３発光素子と、
前記第３発光素子と接続される第３画素回路と、を有し、
平面視において、前記第１データ転送線と前記第２データ転送線とは、前記複数の前記第１画素回路及び前記複数の前記第２画素回路が配置される第１領域と、前記第３画素回路が配置される第２領域との間の前記第２方向に延在する第３領域において接続されている、表示装置。
【請求項４】
請求項３において、
前記第１スイッチ回路及び前記第２スイッチ回路は、前記第３領域に配置されている、表示装置。
【請求項５】
請求項１において、
平面視において、前記第１データ転送線は、前記複数の前記第１発光素子の少なくとも１つと重なる、表示装置。
【請求項６】
請求項１において、
平面視において、前記第２データ転送線は、前記複数の前記第１発光素子及び前記複数の前記第２発光素子の少なくとも１つと重なる、表示装置。
【請求項７】
請求項１乃至６のいずれか一項に記載の表示装置を有する、電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示装置及び電子機器に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
有機ＥＬ（Electro Luminescence）素子などの発光素子を有する表示装置が知られている。この表示装置では、発光素子の駆動や発光タイミングの制御に用いられる複数のトランジスターを有する多数の画素回路が、１本のデータ線に接続される。
【０００３】
例えば、特許文献１には、データ線と画素回路との間に設けられたカップリング容量の一端に、発光素子の駆動用トランジスターの閾値電圧を保持した後、当該カップリング容量の他端から、階調データに応じた電圧変化によって画素回路にデータを書き込む表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－９６４１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の表示装置では、表示画像の高精細化による画素数の増加や画面サイズの増大に伴ってデータ線の負荷容量が大きくなると、データ線の高速駆動が困難になり、データ線の電圧を初期化する時間やデータの書き込みに要する時間が長くなってしまう。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明に係る表示装置の一態様は、
複数の第１発光素子と、
複数の第２発光素子と、
第１方向に延在する第１データ転送線と、
前記第１データ転送線と接続され、前記第１方向と交差する第２方向に延在する第２データ転送線と、
前記第１方向に延在する第１データ線と、
前記第１方向に沿って延在する第２データ線と、
前記第１データ線と接続され、前記複数の前記第１発光素子の各々と接続される複数の第１画素回路と、
前記第２データ線と接続され、前記複数の前記第２発光素子の各々と接続される複数の第２画素回路と、
前記第１データ線と前記第２データ転送線との電気的接続を制御する第１スイッチ回路と、
前記第２データ線と前記第２データ転送線との電気的接続を制御する第２スイッチ回路と、を有し、
前記第１データ線は、前記第２データ転送線から前記第１スイッチ回路を介して前記複数の前記第１発光素子の各々を発光させるための信号が供給され、
前記第２データ線は、前記第２データ転送線から前記第２スイッチ回路を介して前記複数の前記第２発光素子の各々を発光させるための信号が供給される。
【０００７】
本発明に係る電子機器の一態様は、
前記表示装置の一態様を有する。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態の表示装置を模式的に示す平面図。
表示装置の表示パネルを模式的に示す平面図。
本実施形態の表示装置の電気的な構成を示すブロック図。
画素回路及びデータ電位発生回路の構成を示す図。
表示装置における各種信号の波形の一例を示すタイミングチャート図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示装置の動作を説明するための図。
表示パネルの一部を模式的に示す断面図。
表示パネルの画素回路のレイアウトの構成例を示す図。
表示パネルのレイアウトの一部を示す図。
表示パネルのレイアウトの一部を示す図。
表示パネルのレイアウトの一部を示す図。
表示パネルのレイアウトの一部を示す図。
本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイを模式的に示す斜視図。
本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの像形成装置及び導光装置を模式的に示す図。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
【００１０】
１．表示装置
１－１．表示装置の全体構成
図１は、本実施形態の表示装置１を模式的に示す斜視図である。図２は、本実施形態の表示装置１の表示パネル２を模式的に示す平面図である。なお、図１及び図２には、互いに直交する３軸として、Ｘ軸、Ｙ軸及びＺ軸を示している。
（【００１１】以降は省略されています）

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