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公開番号
2025150107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024050816
出願日
2024-03-27
発明の名称
レーザ加工装置
出願人
ビアメカニクス株式会社
代理人
主分類
B23K
26/08 20140101AFI20251002BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】上方吸引できない切屑を効率よく収集清掃することができるレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】加工テーブルに載置したワークにレーザビームを照射して加工するレーザ加工装置において、前記加工テーブルの内部に形成された保留部と、前記加工テーブルに形成され当該加工テーブルの上面と前記保留部とを連通してワークの切屑が当該保留部に落下するのを許容する回収穴と、前記保留部に圧縮空気を供給するエア流路と、前記保留部に接続し当該保留部から排出される切屑を収容する収集容器とを備え、未加工のワークで前記回収穴を塞いだ状態で前記保留部に圧縮空気を供給して切屑を排出する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
加工テーブルに載置したワークにレーザビームを照射して加工するレーザ加工装置において、
前記加工テーブルの内部に形成された保留部と、
前記加工テーブルに形成され当該加工テーブルの上面と前記保留部とを連通してワークの切屑が当該保留部に落下するのを許容する回収穴と、
前記保留部に圧縮空気を供給するエア流路と、
前記保留部に接続し当該保留部から排出される切屑を収容する収集容器と
を備え、
未加工のワークで前記回収穴を塞いだ状態で前記保留部に圧縮空気を供給して切屑を排出する
ことを特徴とする、レーザ加工装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記未加工のワークを保持して前記加工テーブルに供給する供給機をさらに備え、
前記保留部に圧縮空気を供給するときに、前記未加工のワークが前記供給機により保持されて前記加工テーブルに当接した状態である
ことを特徴とする、請求項1に記載のレーザ加工装置。
【請求項3】
前記未加工のワークを保持して前記加工テーブルに供給する供給機をさらに備え、
前記保留部に圧縮空気を供給するときに、前記未加工のワークが前記供給機により前記加工テーブルに押圧された状態である
ことを特徴とする、請求項1に記載のレーザ加工装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工テーブルに載置されたワークにレーザビームを照射して穴あけ加工を行うレーザ加工装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のレーザ加工装置として、例えば特許文献1に記載されているように、レーザ加工ヘッドの下方に設けられた吸引ダクトにより、レーザ加工により生じる溶融粉塵を、ワークの上方から吸引集塵するものがある。しかし、同一箇所に繰返しレーザ照射して開口するような小径穴の加工の場合には溶融粉塵を上方から吸引集塵できるが、後工程の位置決め用に設ける比較的大きな径の貫通穴のように、トレパニング加工により形成する場合には大きな切屑が生じて、ワークの上方に吸引できないことがある。これに対して、加工テーブル上に切屑が残存することは好ましくないので、テーブルにおける、ワークを載置したときに位置決め用の開口が形成される位置に切屑収集用の穴と切屑を貯留する空間を設けて、そこに切屑を落下させて一定量たまるごとに加工テーブルから清掃することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-71153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、加工テーブルに設けた貯留空間に切屑を一定量溜めてから清掃する場合には、作業者が掃除機等の吸引装置を用いて収集用の穴から切屑を吸い出すようにして行うことが考えられるが、作業者個人により清掃ムラや切屑の収集漏れ等が生じ、収集用の穴の周辺に切屑が残存してしまう可能性がある。また、作業者が収集清掃するには準備等で時間がかかるため妥当でない。
【0005】
そこで本発明は上記課題を解決し、上方吸引できない切屑を効率よく収集清掃することができるレーザ加工装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記従来の課題を解決するために、本発明は、加工テーブルに載置したワークにレーザビームを照射して加工するレーザ加工装置において、前記加工テーブルの内部に形成された保留部と、前記加工テーブルに形成され当該加工テーブルの上面と前記保留部とを連通してワークの切屑が当該保留部に落下するのを許容する回収穴と、前記保留部に圧縮空気を供給するエア流路と、前記保留部に接続し当該保留部から排出される切屑を収容する収集容器とを備え、未加工のワークで前記回収穴を塞いだ状態で前記保留部に圧縮空気を供給して切屑を排出することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るレーザ加工装置によれば、上方吸引できない切屑を効率的に収集清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例となる、レーザ加工装置の概略図である。
本発明の一実施例となる、加工テーブルを説明する図である。
本発明の一実施例となる、ワーク載置台の回収穴近傍の構成を説明する図である。
本発明の一実施例となる、ワーク載置台の回収穴近傍の構成を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の代表的な実施形態について図を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例となる、レーザ加工装置の概略図である。図1に示すように、レーザ加工装置1は、加工テーブル15に載置されたワークを加工するレーザ加工機10と、加工テーブル15に未加工のワークを供給する供給機30と、レーザ加工が終了したワークを加工テーブル15から回収する回収機40等で構成されている。
【0010】
供給機30は、レール31と、レール31上をX方向(図1の左右方向)に往復移動可能なスライダ32と、スライダ32に設けられたリフタ33と、リフタ33によりZ方向(図1の上下方向)に移動可能に支持された供給用の吸着ヘッド34等で構成されている。なお、供給用の吸着ヘッド34とリフタ33との間にはバネ35が設けられており、吸着ヘッド34はリフタ33から離れる方向に付勢されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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