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公開番号2025149836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024195430
出願日2024-11-07
発明の名称端末、無線通信方法及び基地局
出願人株式会社NTTドコモ
代理人インフォート弁理士法人
主分類H04W 72/232 20230101AFI20251001BHJP(電気通信技術)
要約【課題】DL sTRP/UL mTRPが適用される場合であっても、UL送信/DL受信を適切に制御すること。
【解決手段】物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)関連インディケーターフィールドを含む、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)オーダを受信する受信部と、異なるセル間の単一送受信ポイント(TRP)における2つのタイミングアドバンス(TA)のために、特定の条件に基づいて、前記PRACH関連インディケーターフィールドのビットサイズを判断する制御部と、を有する。
【選択図】図12

特許請求の範囲【請求項１】
物理ランダムアクセスチャネル（ＰＲＡＣＨ）関連インディケーターフィールドを含む、物理下りリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）オーダを受信する受信部と、
異なるセル間の単一送受信ポイント（ＴＲＰ）における２つのタイミングアドバンス（ＴＡ）のために、特定の条件に基づいて、前記ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズを判断する制御部と、を有する端末。
続きを表示（約 790 文字）【請求項２】
前記特定の条件は、統一送信設定指示（ＴＣＩ）状態に関するリストが設定され、且つ、１つのＴＣＩ状態が指示されるか否かである、請求項１に記載の端末。
【請求項３】
前記制御部は、統一送信設定指示（ＴＣＩ）状態に関するリストが設定され、且つ、１つのＴＣＩ状態が指示される場合、前記ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズが１ビットであると判断する、請求項１に記載の端末。
【請求項４】
前記制御部は、統一送信設定指示（ＴＣＩ）状態に関するリストが設定され、２つのＴＣＩ状態が指示され、且つ、前記２つのＴＣＩ状態のうちの少なくとも１つがサービングセルの物理セルＩＤ（ＰＣＩ）とは異なるＰＣＩに関連付く場合、前記ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズが０ビットであると判断する、請求項１に記載の端末。
【請求項５】
物理ランダムアクセスチャネル（ＰＲＡＣＨ）関連インディケーターフィールドを含む、物理下りリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）オーダを受信するステップと、
異なるセル間の単一送受信ポイント（ＴＲＰ）における２つのタイミングアドバンス（ＴＡ）のために、特定の条件に基づいて、前記ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズを判断するステップと、を有する端末の無線通信方法。
【請求項６】
物理ランダムアクセスチャネル（ＰＲＡＣＨ）関連インディケーターフィールドを含む、物理下りリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）オーダを送信する送信部と、
異なるセル間の単一送受信ポイント（ＴＲＰ）における２つのタイミングアドバンス（ＴＡ）のために、特定の条件に基づいて、前記ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズを決定する制御部と、を有する基地局。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、次世代移動通信システムにおける端末、無線通信方法及び基地局に関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
Universal Mobile Telecommunications System（ＵＭＴＳ）ネットワークにおいて、更なる高速データレート、低遅延などを目的としてLong Term Evolution（ＬＴＥ）が仕様化された（非特許文献１）。また、ＬＴＥ（Third Generation Partnership Project（３ＧＰＰ（登録商標）） Release（Ｒｅｌ．）８、９）の更なる大容量、高度化などを目的として、ＬＴＥ－Ａｄｖａｎｃｅｄ（３ＧＰＰＲｅｌ．１０－１４）が仕様化された。
【０００３】
ＬＴＥの後継システム（例えば、5th generation mobile communication system（５Ｇ）、５Ｇ＋（plus）、6th generation mobile communication system（６Ｇ）、New Radio（ＮＲ）、３ＧＰＰＲｅｌ．１５以降などともいう）も検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【０００４】
3GPP TS 36.300 V8.12.0 “Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 8)”、２０１０年４月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
将来の無線通信システムにおいて、Downlink single transmission/reception point（ＤＬｓＴＲＰ）／Uplink multi transmission/reception point（ＵＬｍＴＲＰ）シナリオが適用されることが検討されている。
【０００６】
しかしながら、ＤＬｓＴＲＰ／ＵＬｍＴＲＰが適用される場合におけるＵＬ送信／ＤＬ受信の制御について、十分に検討されていない。そのため、ＵＥは、ＤＬｓＴＲＰ／ＵＬｍＴＲＰが適用される場合におけるＵＬ送信／ＤＬ受信を適切に制御できないおそれがある。
【０００７】
そこで、本開示は、ＤＬｓＴＲＰ／ＵＬｍＴＲＰが適用される場合であっても、ＵＬ送信／ＤＬ受信を適切に制御することができる端末、無線通信方法及び基地局を提供することを目的の１つとする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の一態様に係る端末は、物理ランダムアクセスチャネル（ＰＲＡＣＨ）関連インディケーターフィールドを含む、物理下りリンク制御チャネル（ＰＤＣＣＨ）オーダを受信する受信部と、異なるセル間の単一送受信ポイント（ＴＲＰ）における２つのタイミングアドバンス（ＴＡ）のために、特定の条件に基づいて、前記ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズを判断する制御部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本開示の一態様によれば、ＵＬ送信／ＤＬ受信を適切に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１Ａは、一般的な送受信ポイントの配置例を示す図である。図１Ｂは、ＵＬ高密度配置例を示す図である。
図２は、Heterogeneous Network（ＨｅｔＮｅｔ）のＤＬ／ＵＬカバレッジの例を示す図である。
図３は、セルに対するＴＡＧの設定例を示す図である。
図４Ａおよび図４Ｂは、タイミングアドバンスコマンド用のＭＡＣＣＥの例を示す図である。
図５Ａは、ＲＳインデックスとＰＬ値の関連付けの例を示す図である。図５Ｂは、ＲＳインデックスとデルタＰＬ値の関連付けの例を示す図である。
図６は、ＵＬ高密度配置におけるオプション１の例を示す図である。
図７は、ＵＬ高密度配置におけるオプション２の例を示す図である。
図８は、非対称ＤＬｓＴＲＰ／ＵＬｍＴＲＰ配置シナリオの一例を示す概念図である。
図９は、ＳＲＳ送信の一例を示す概念図である。
図１０は、ＳＲＳ設定の一例を示す図である。
図１１Ａ及び図１１Ｂは、ＴＰＣコマンド（ＤＣＩ）フィールドの一例を示す図である。
図１２は、ＰＲＡＣＨ関連インディケーターフィールドのビットサイズの決定方法の一例を示す図である。
図１３Ａ及び図１３Ｂは、ＵＬＴＲＰからのＳＳＢ受信の一例を示す図である。
図１４は、一実施形態に係る無線通信システムの概略構成の一例を示す図である。
図１５は、一実施形態に係る基地局の構成の一例を示す図である。
図１６は、一実施形態に係るユーザ端末の構成の一例を示す図である。
図１７は、一実施形態に係る基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図１８は、一実施形態に係る車両の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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