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公開番号2025148129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024048739
出願日2024-03-25
発明の名称タンク配置構造
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類F17C 13/08 20060101AFI20250930BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】省スペース化と流体の貯蔵効率の向上を両立するとともに、ひいてはエネルギーの効率化に寄与することが可能なタンク配置構造を提供する。
【解決手段】タンク配置構造1において、2個以上の第一タンク10及び1個以上の第二タンク2は、口金部12,22が同側に揃えられた状態で、タンク軸が互いに並行となるように配置されており、第一タンク10は、タンク軸方向と交差する第一方向に配列されており、第二タンク20は、第一方向に配列された第一タンク10に対してタンク軸方向及び第一方向と交差する第二方向にオフセットして配置されており、第一タンク10の直径D1と、第二タンクの直径D2とは、異なっており、第一タンク10及び第二タンク20は、千鳥状に配置されており、第一方向から見て、第一タンク10及び第二タンク20は、互いに重なっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一端部に口金部を有しており、流体を貯蔵可能な3個以上のタンクと、
3個以上の前記タンクの前記口金部と流体流通可能に接続されるマニフォルドと、を備え、
3個以上の前記タンクは、前記口金部が同側に揃えられた状態で、前記タンク軸が互いに並行となるように配置されており、
2個以上の前記タンクは、前記タンク軸方向と交差する第一方向に配列された2個以上の第一タンクであり、
1個以上の前記タンクは、前記第一方向に配列された2個以上の前記タンクに対して前記タンク軸方向及び前記第一方向と交差する第二方向にオフセットして配置された1個以上の第二タンクであり、
前記第一タンクの直径と、前記第二タンクの直径とは、異なっており、
2個以上の前記第一タンク及び1個以上の前記第二タンクは、千鳥状に配置されており、
前記第一方向から見て、前記第一タンク及び前記第二タンクは、互いに重なっている
ことを特徴とするタンク配置構造。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記第二方向から見て、隣り合う前記第一タンク及び前記第二タンクは、互いに重なっている
ことを特徴とする請求項1に記載のタンク配置構造。
【請求項3】
前記マニフォルドは、前記タンク軸方向から見て、前記第一タンクの前記口金部と前記第二タンクの前記口金部とに交互に接続される屈曲形状を呈する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタンク配置構造。
【請求項4】
前記マニフォルドは、前記タンク軸方向から見て、前記第一タンクの前記口金部と前記第二タンクの前記口金部とを覆う幅で前記第一方向に延びる形状を呈する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタンク配置構造。
【請求項5】
前記マニフォルドは、前記流体が流通可能な流路として、
2個以上の前記第一タンクの前記口金部と連通する第一流路と、
1個以上の前記第二タンクの前記口金部と連通する第二流路と、
を備えることを特徴とする請求項4に記載のタンク配置構造。
【請求項6】
前記マニフォルドは、前記流体が流通可能な流路として、
前記第一流路と前記第二流路とを繋ぐ第三流路を備える
ことを特徴とする請求項5に記載のタンク配置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体を貯蔵可能なタンクを配置する構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する電動車に関する研究開発が行われている。特許文献1には、加圧流体を貯蔵する同一形状のタンクを複数段(3段)に並べて配列する構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-149156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、かかる構造では、タンクが積まれた段方向において大きなスペースを要するとともに、タンク同士の隙間が大きくなって流体の貯蔵効率が良くないという問題があった。
【0005】
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、省スペース化と流体の貯蔵効率の向上を両立するとともに、ひいてはエネルギーの効率化に寄与することが可能なタンク配置構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した課題を解決するために、本発明のタンク配置構造は、一端部に口金部を有しており、流体を貯蔵可能な3個以上のタンクと、3個以上の前記タンクの前記口金部と流体流通可能に接続されるマニフォルドと、を備え、3個以上の前記タンクは、前記口金部が同側に揃えられた状態で、前記タンク軸が互いに並行となるように配置されており、2個以上の前記タンクは、前記タンク軸方向と交差する第一方向に配列された2個以上の第一タンクであり、1個以上の前記タンクは、前記第一方向に配列された2個以上の前記タンクに対して前記タンク軸方向及び前記第一方向と交差する第二方向にオフセットして配置された1個以上の第二タンクであり、前記第一タンクの直径と、前記第二タンクの直径とは、異なっており、2個以上の前記第一タンク及び1個以上の前記第二タンクは、千鳥状に配置されており、前記第一方向から見て、前記第一タンク及び前記第二タンクは、互いに重なっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、2段のタンク配置構造において、省スペース化と流体の貯蔵効率の向上を両立することができるとともに、ひいてはエネルギーの効率化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の基本実施形態に係るタンク配置構造を第二方向から見た模式図(平面図)である。
本発明の基本実施形態に係るタンク配置構造を第一方向から見た模式図(側面図)である。
本発明の基本実施形態に係るタンク配置構造の第一タンク及び第二タンクをタンク軸方向から見た模式図(正面図)である。
本発明の第一実施形態に係るタンク配置構造の第一タンク、第二タンク及びマニフォルドをタンク軸方向から見た模式図(正面図)である。
本発明の第二実施形態に係るタンク配置構造の第一タンク、第二タンク及びマニフォルドをタンク軸方向から見た模式図(正面図)である。
本発明の第三実施形態に係るタンク配置構造の第一タンク、第二タンク及びマニフォルドをタンク軸方向から見た模式図(正面図)である。
本発明の第四実施形態に係るタンク配置構造の第一タンク、第二タンク及びマニフォルドをタンク軸方向から見た模式図(正面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、本発明の実施形態について、本発明のタンク配置構造を、電動車としての電気自動車の水素タンクの配置に適用した場合を例にとり、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明において、前後、左右、上下といった方向を示す表現は、車両としての電気自動車を基準とする。また、以下の各実施形態において、タンク軸方向は前後方向と一致し、第一方向は左右(車幅)方向と一致し、第二方向は上下方向と一致するが、タンク配置構造の各方向は、車両の前後、左右、上下と一致しなくてもよい。
【0010】
<基本実施形態>
図1及び図2に示すように、本発明の基本実施形態に係るタンク配置構造1は、2個以上の第一タンク10と、1個以上(本実施形態では、2個以上)の第二タンク20と、一対のブラケット30,30と、マニフォルド40と、バルブ50と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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